朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ゼロ磁場

2014-12-01 22:48:16 | 21世紀
ゼロ磁場
2014/12/02
 セドナのパワー・スポットを先月紹介しましたら、日本のパワー・スポットを紹介してくれる人がありました。
 驚異の気場 パワースポット「分杭峠」 
分杭峠は、長野県伊那市にある、南アルプスの西側を走る伊那山脈の峠の一つで、標高1424mの地点にあります。
この分杭峠の周辺が「ゼロ磁場」という特異な空間であり、世界でも有数といわれる強力なパワースポットが発見されたのです。
平成7年に、元極学という中国政府が公認する気の研究団体の創始者で、著名な気功師の張志祥氏を日本の研究団体が招いて調査したとき、張氏が発見したのが、この「分杭峠」です。
張氏は、中国で奇跡を起こす場所として有名な湖北省の「蓮花山」を発見していますが、氏は調査で訪れたこの分杭峠が、蓮花山にまさるとも劣らない良好な「気」が出ている場所だと明言したのです。
パワースポット「分杭峠」は、日本最古で最大、最長の巨大断層地帯「中央構造線」の真上にあります。
この中央構造線は、九州中央部から四国北部、紀伊半島を通り、愛知県東部から北上して、諏訪湖付近でもう一つの巨大断層のフォッサマグナに分断され、さらに関東地方に続く、陸上部分だけで全長1000kmにも及ぶ大断層ですが、両側の地質の全く異なる地層がぶつかり合っていて、言わば「地球のエネルギーが凝縮されている所」です。
 私(渡邉)は、土木の学生時代、飛騨川バス転落事故のあと、国道41号線拡幅工事の測量を実習として3か月従事しました。
 一等水準点から、次の一等水準点まで辿って水準測量をしましたが、その数値は50cmも違っていました。間違いかと再度測量してもやはり50cmの差があるのです。国土地理院に問い合わせしてもらうと、地盤が隆起し、片方で1m、もう一方は1m50cm上昇していて私達の測量は正しかったのです。
その地盤の隆起はさすが中央構造線の一部なのだなあと驚嘆しました。
そんな場所だからパワー・スポットなのだろうと納得しました。
 不思議なことに、中央構造線上には諏訪大社、伊勢神宮、石鎚山、阿蘇山など重要な聖地やパワースポットが多く、国譲り神話に関わる神々もこの線上に祀られているとのことです。
こうした中央構造線との関係については、地球観測衛星ランドサットからの画像をご覧いただくと、よくわかります。

獅子身中の虫

2014-12-01 01:19:49 | 21世紀
獅子身中の虫
2014/12/01
 小淵優子大臣が辞職せねばならなくなりました。秘書・後援会などの組織管理している人物は、先代より引き継いだ人であり、ベテランで、優子さんのチェックの効かない体制だったようです。
 個人として優子さんの意図したことではなくても、責任はまぬがれません。
 自民党の幹部は「脇が甘い」と表現しますが、2代目代議士としては、先代子分の裏切りと、腹立たしい事でしょう。
 2代目の社長は、他山の石として、自分の組織がどう動いているのか、しっかり把握し、不具合を修正しなければなりません。
 以前のことですが、M製作所の創業社長が亡くなられ、奥さんが2代目社長になりました。工場長は創業社長の薫陶を受け、優秀な工場長でしたが、お客さん会社の専務と仲良く、新製品加工を受注し、多額の設備投資をし、業績も大きく向上しました。奥さん社長は技術のことは分からず、一任でしたが、3年すると客先の製品も変わり、加工単価も下がり、営業成績も下がります。
 結局、倒産することになりました。
 工場長だった男は、会社が倒産し、再建は自分が社長になってやる。それが方針だと、客先専務と合意が出来ているとして、倒産の責任を奥さん社長に押し付け、金を引き出していました。まさに、獅子身中の虫に食われたのです。
 実務の出来ぬ2代目は、実務者に裏切られることを肝に銘じて置くべきです。
 会計係が不正経理で、使い込む事件もよくあります。権限を与えても、印鑑など任せることは絶対してはいけません。白紙の払い出し用紙などに、捺印などするのは、不正を招くもとです。
 小さな組織では、実印・銀行印は、社長が常に保持し、捺印は自分で行わなければなりません。信頼するからと、それらを係員に任せることは、不正があれば、責任は社長に回って来ます。
 獅子身中の虫は、普段には、害をなしません。景気が良くなって、食べるものに栄養が増えれば、それを自分のものとして、大増殖し、本体の獅子を内側から殺す事になります。
 一般組織も、貧困時代、心を合わせて精進していたメンバーも、裕福な組織になると、メンバー個人の利益を得る可能性を探るようになります。
企業の発展に、売上3億円の危機、売上10億円の危機など言われ、それを乗り切る苦労をいいますが、発展している時こそ、内部の管理を厳正に考えなくてはなりません。
小淵優子さんの事件は、どこにでも起こります。注意しましょう。