朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

他国と比較すれば

2010-12-15 09:03:00 | 21世紀
失業率5%は、上の上
2010/12/06
 ヨーロッパは資本主義の先進国でECは、最先端の組織ですべてOKと感じていましたが、失業率は平均で15%もあり、アイスランド・アイルランドなど20%の失業率だそうです。
 もし、日本の失業率が、15%となったら、政府への批判はどうなるでしょう?生活保護だ、社会保障だと言われることでしょう。
 ヨーロッパの失業状態を観察し、日本がそうなった時どんな政策をとるか計画して置く必要がありそうです。
 ヨーロッパやアメリカの映画では、乞食など出て来ません。ディケンズのオリバー・ツイストでは子供の乞食や泥棒はありますが、大人の貧民は悪人として描かれ、乞食など居ません。大人の貧民は淘汰され自殺に追い込まれたのかな?
 中国では行き倒れると人間から食べられてしまい、見当たらなくなります。
 日本では名古屋駅前・大阪の公園などのテントハウスで生活しますが、存在を許されて人間らしいのかも知れません。
 西洋では、キリスト教会の無料食事が映画で描かれますがあれがホームレスかも知れません。
 西洋の映画で、働いている場面とは、「アパートの鍵貸します」での保険会社の事務仕事の場面、建設工事で女性も溶接している場面などを思い出しますが、日本で一般的な事務所風景(植木等野出るサラリーマンもの)などありません。
 西洋では、働く事は本来奴隷の仕事であって、働く事は卑しい事として映画などでは出てこないのかなど思います。
 ヨーロッパでは失業率の高いのは、文明的で良い事と考えているのではないか? だから、失業率20%など堂々と発表するのではないかな?
 今年の大学新卒の内定率は12月でも60%程度と言われます。若者の失業率10%、15%は実現しそうです。
 人の嫌がる仕事、船乗りや農業・林業・介護など、お役所や年長者が良いよといっても若者は中々行きません。内定の貰えない人達は学歴など捨てて、自分で覚悟を決めて進みましょう。苦労して覚えた仕事こそが身に付きます。そしてその仕事が日の目を見ます。転職しても仕事の基準として使えることが多いです。
 楽してお金の貰える仕事などありません。そんな生活だと海老蔵のような人間になってしまいますよ。苦労することが、人間修業です。
 損だ得だと評論するのは民主党です。