先日、米下院が「沖縄への感謝決議』を採択したらしい。
併せて『菅直人』総理は参院選直前に沖縄入りし、「感謝を表明」と言う、息の合ったタッグマッチぶりは、見せられている方が気分が悪くなった。
あれだけ『沖縄県民』が反対をし続けてきたのに、平然と「感謝を表明し<更なる>協力を求める」と言う神経は、日米両政府ともに、沖縄の人々を<人として>扱っていない、明らかな証左である。
▶知事、日米「感謝」に不快感 県議会代表質問「認識足りない」(沖縄タイムス見出し)
>仲井真弘多知事は、菅直人首相が沖縄全戦没者追悼式で基地負担への感謝や、米下院が「日本、特に沖縄の人々に感謝を表明する」との決議を採択したことについて、「沖縄の基地負担の現状に対する理解や、今回の日米共同発表が招いた県民の失望に対する認識不足ではないかと考えている」と不快感を示した。
誰が考えても、その通りである。
現状認識無く、一方的な『感謝』の表明は、「一切妥協しないぞ」との表明に他ならない。
>仲井真知事は菅首相の「感謝」発言に、「県民としてストンと胸に落ちない。沖縄が日米両政府に長い間、要請してきた事件・事故や地位協定の改定、基地の整理縮小など、基地の過重負担をそのままにしたままで、『感謝』と言われてもいかがなものか」と不満を表明。「そういうことにきちっと取り組んでいただければ、むしろ私どもから感謝申し上げたい心境ですらある」と皮肉った。
米議会の<KY>な一方的決議は、彼らの<相変わらず>の鈍感さと傲慢さとの現れであって、まだ<せせら笑って>済ませられる。
しかし、日本国政府総理大臣の、このような<一方通行>的進め方は、当事者に取ってみれば、怒りの持って行き場もない程<悔しい>筈の仕打ちであり、旧自民党時代ならばいざ知らず、『沖縄の基地軽減』と『日米関係の見直し』を謳って政権交代を果たした側の首相の取る態度とは、到底信じられない<暴挙>とすら言っても良い位の悪行である。
>岡田克也外相が普天間問題を「地元だけで決まるわけではない」と言及した今月9日の再任会見について、「岡田外相は『沖縄が受け入れ難いという時は、前に進めなくなり現状が固定化される』との趣旨の発言をしている」との認識を示した。
>その上で「政府は頭越しでなく地元の理解、協力を得るのは当然のこと。現状のまま固定化されることは断じて容認できないと強く訴え続けたい」と述べた。
『辺野古』への強引な滑走路建設が、まかり通る社会情勢の時代では無くなっている。
そして、『普天間』現状維持での固定化など、国民の平和と財産とを守るのが至上課題である筈の『首相』たる立場の政治家にとって、決して考えてはならない発想としか言えない。
>又吉進知事公室長は前原誠司沖縄担当相が8日の再任会見で「基地負担の軽減を念頭に、沖縄の自立と発展を支援する」と述べたことに、「基本的に沖縄県の振興策と基地問題は別と考えている。米軍基地問題と沖縄の自立支援を議論する以前に、政府は辺野古への移設案に至った経緯など合理的に説明するべきだ」との見解を示した
【沖縄タイムス/2010年6月26日 09時51分】
お先真っ暗な菅直人政権の政治姿勢である。
▶米決議に県民反発 感謝いらない/基地引き取って(沖縄タイムス見出し)
これこそが、全県民の願いであり、国民の願うところである。
これ以上でもなく、これ以下でもないのです。
>米下院が、在日米軍の駐留に対して「日本、特に沖縄の人びとに感謝を表明する」とする決議をしたことに対し、県内からは「沖縄の現状をまったく理解していない」などと批判が相次いだ。一方、識者からは「多くの決議のひとつで、深い議論はされていない」とする見方もあった。
>「感謝もお詫びもいらない。すぐ引き取って」
>普天間飛行場の周辺に住む女性たちを中心につくっている「カマドゥー小たちの集い」は25日、同飛行場のゲート付近で、沖縄に基地を押し付け続ける日米に抗議する集会を開催。参加した国政美恵さん(55)は「感謝もおわびもいらない。すぐ引き取って」と、怒りを通り越してあきれた。
このような住人の声が、政府にもし聞こえていないのであれば、政治家としては失格であると同時に、人として既に終わっていると言っても過言ではあるまい。
>普天間爆音訴訟団の島田善次原告団長は「これからも基地をよろしくということ。許せない」と厳しく批判。ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は、23日の沖縄全戦没者追悼式での菅直人首相の発言に言及し
「菅さんもアメリカのやり方と符合する。『感謝』をしながら刃を突きつけている。基地を押し付ける為の方便だ」
と述べた。
【沖縄タイムス/2010年6月26日 09時51分】
▼「普天間基地は東京湾に造れ」「戦争はただの人殺し。正義の戦争はない」
(映画「キャタピラー」舞台あいさつで若松孝二監督)
本当に、その通りだ。
羽田を米軍基地に提供すれば良い。
参院選が始まっている。
焦点は『消費税』であるかの如き風潮が、巷を支配してしまっている。
とんでもない。
『普天間移設問題』はどこに行ったのだ!
併せて『菅直人』総理は参院選直前に沖縄入りし、「感謝を表明」と言う、息の合ったタッグマッチぶりは、見せられている方が気分が悪くなった。
あれだけ『沖縄県民』が反対をし続けてきたのに、平然と「感謝を表明し<更なる>協力を求める」と言う神経は、日米両政府ともに、沖縄の人々を<人として>扱っていない、明らかな証左である。
▶知事、日米「感謝」に不快感 県議会代表質問「認識足りない」(沖縄タイムス見出し)
>仲井真弘多知事は、菅直人首相が沖縄全戦没者追悼式で基地負担への感謝や、米下院が「日本、特に沖縄の人々に感謝を表明する」との決議を採択したことについて、「沖縄の基地負担の現状に対する理解や、今回の日米共同発表が招いた県民の失望に対する認識不足ではないかと考えている」と不快感を示した。
誰が考えても、その通りである。
現状認識無く、一方的な『感謝』の表明は、「一切妥協しないぞ」との表明に他ならない。
>仲井真知事は菅首相の「感謝」発言に、「県民としてストンと胸に落ちない。沖縄が日米両政府に長い間、要請してきた事件・事故や地位協定の改定、基地の整理縮小など、基地の過重負担をそのままにしたままで、『感謝』と言われてもいかがなものか」と不満を表明。「そういうことにきちっと取り組んでいただければ、むしろ私どもから感謝申し上げたい心境ですらある」と皮肉った。
米議会の<KY>な一方的決議は、彼らの<相変わらず>の鈍感さと傲慢さとの現れであって、まだ<せせら笑って>済ませられる。
しかし、日本国政府総理大臣の、このような<一方通行>的進め方は、当事者に取ってみれば、怒りの持って行き場もない程<悔しい>筈の仕打ちであり、旧自民党時代ならばいざ知らず、『沖縄の基地軽減』と『日米関係の見直し』を謳って政権交代を果たした側の首相の取る態度とは、到底信じられない<暴挙>とすら言っても良い位の悪行である。
>岡田克也外相が普天間問題を「地元だけで決まるわけではない」と言及した今月9日の再任会見について、「岡田外相は『沖縄が受け入れ難いという時は、前に進めなくなり現状が固定化される』との趣旨の発言をしている」との認識を示した。
>その上で「政府は頭越しでなく地元の理解、協力を得るのは当然のこと。現状のまま固定化されることは断じて容認できないと強く訴え続けたい」と述べた。
『辺野古』への強引な滑走路建設が、まかり通る社会情勢の時代では無くなっている。
そして、『普天間』現状維持での固定化など、国民の平和と財産とを守るのが至上課題である筈の『首相』たる立場の政治家にとって、決して考えてはならない発想としか言えない。
>又吉進知事公室長は前原誠司沖縄担当相が8日の再任会見で「基地負担の軽減を念頭に、沖縄の自立と発展を支援する」と述べたことに、「基本的に沖縄県の振興策と基地問題は別と考えている。米軍基地問題と沖縄の自立支援を議論する以前に、政府は辺野古への移設案に至った経緯など合理的に説明するべきだ」との見解を示した
【沖縄タイムス/2010年6月26日 09時51分】
お先真っ暗な菅直人政権の政治姿勢である。
▶米決議に県民反発 感謝いらない/基地引き取って(沖縄タイムス見出し)
これこそが、全県民の願いであり、国民の願うところである。
これ以上でもなく、これ以下でもないのです。
>米下院が、在日米軍の駐留に対して「日本、特に沖縄の人びとに感謝を表明する」とする決議をしたことに対し、県内からは「沖縄の現状をまったく理解していない」などと批判が相次いだ。一方、識者からは「多くの決議のひとつで、深い議論はされていない」とする見方もあった。
>「感謝もお詫びもいらない。すぐ引き取って」
>普天間飛行場の周辺に住む女性たちを中心につくっている「カマドゥー小たちの集い」は25日、同飛行場のゲート付近で、沖縄に基地を押し付け続ける日米に抗議する集会を開催。参加した国政美恵さん(55)は「感謝もおわびもいらない。すぐ引き取って」と、怒りを通り越してあきれた。
このような住人の声が、政府にもし聞こえていないのであれば、政治家としては失格であると同時に、人として既に終わっていると言っても過言ではあるまい。
>普天間爆音訴訟団の島田善次原告団長は「これからも基地をよろしくということ。許せない」と厳しく批判。ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は、23日の沖縄全戦没者追悼式での菅直人首相の発言に言及し
「菅さんもアメリカのやり方と符合する。『感謝』をしながら刃を突きつけている。基地を押し付ける為の方便だ」
と述べた。
【沖縄タイムス/2010年6月26日 09時51分】
▼「普天間基地は東京湾に造れ」「戦争はただの人殺し。正義の戦争はない」
(映画「キャタピラー」舞台あいさつで若松孝二監督)
本当に、その通りだ。
羽田を米軍基地に提供すれば良い。
参院選が始まっている。
焦点は『消費税』であるかの如き風潮が、巷を支配してしまっている。
とんでもない。
『普天間移設問題』はどこに行ったのだ!
今回の選挙で民主党に
(鳩山も<ぶら下がり>を止める様指示しても、秘書官に受け付けられなかったと言ってますが)
菅直人が自分の意志でやってるのなら、<総理の椅子>がそこまで甘美なのか。
(三半規管が狂う程酔ってしまう?)
それとも、ひとたび座れば、千人力。
思うがまま日本を(好き勝手に)して良い、と勘違いしてしまう程、菅直人本人がアホなのか。
判断がつきかねる程の、酷さです。