クアラルンプールから30キロほど離れたところにプトラジャという都市がある。
ここは行政新首都として開発中の連邦直轄領で人口は約7万人である。 前首相マハティールの提唱により、1990年代半ばから開発が着手され、現在も斬新なデザインのビルが建設中である。
首相官邸、外務省、大蔵省、連邦裁判所などが軒を連ねる。
その一角にあるのがプトラモスク、通称ピンクモスクである。 このモスクは1997年より建設が開始され、1999年に完成した新しいモスクで、バラ色がかった花崗岩を使用されているため全体的にピンク色のドームが特徴である。
一度に15,000人の崇拝者を収容することができるという巨大なものである。
このモスクは、祈祷ホール、サーンと呼ばれる中庭、学習施設とファンクションルームの、三つのメインエリアからできている。
祈祷ホールは12本の柱により支えられており、ドーム内の最も高い場所は約76mの高さがある。
また、高さが116mの尖塔も特徴的である。 出口付近には、よくテレビ等で見かける礼拝の手順や作法が分かりやすく図示してあった。
イスラム教徒ではない我々も、こうやって自由にモスク内を見学できる点も、ある意味マレーシアの多様性や寛容性を反映しているような気がする。
From Face Book: We visited Putrajaya district that is called “the federal administrative center” and Putra Mosque that is called “pink-domed Mosque” because of being constructed with rose-tinted granite.