普賢岳の噴火によってできた溶岩ドームが、1996年の「平成新山」と名付けられた。 この1486mの新山を間近で眺めることができる南千本木の垂木台地に「平成新山ネイチャーセンター」がある。
この施設は、2003年に完成したもので、雲仙火山の歴史から平成新山の誕生、平成新山を観測するシステム、火山と共生する動植物などが紹介されており、また火砕流堆積物も見ることができる。
山頂から約2.5キロしかなく平成新山のダイナミックな風景を楽しむことができた。
このセンターが建つ垂木台地も1993年の大火砕流の直撃を受け、火山灰などで埋め尽くされたということである。
印象的だったのは、ほんとうに静かな場所で、あのような大災害が起きたことなど嘘のような場所であったことである。
From Face Book: Heisei-shinzan Nature Center