6月に入り、博多の街はいよいよ山笠の季節になってきた。 この山笠に関わるようになって30年以上になるが、私にとっては人生の重要なイベントになっている。 もちろん、櫛田神社の祇園例大祭であるが、実は、近くにある承天寺も関係が深い。
歴史的には、山笠の起源もこの承天寺にある。 記録では仁治2年(1241年)博多に疫病が流行した時に、承天寺を開山した聖一国師が施餓鬼棚(せがきだな)に乗り、町民らに棒で担がせて水をまきながら町中を祈祷して廻って病魔を退散させた事に由来する。
この場所に清道が設けられる。
ご存知ない方もおられるが、今も、この承天寺前にも「清道」が設けられ、清道旗の周りを山笠が廻る。
From Face Book: Jotenji temple is said to be the origin of Yamakasa based on Kushida shrine.