魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

奇祭「雪中花水祝」

2012-02-18 | インポート

新婿15人に冷水

Img_4928魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、15人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも紹介されている「雪中花水祝」は、その年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。明治7年には県から公序良俗に反する旧習だとの達しがあり廃止されたが、昭和63年に旧堀之内町の商工会や観光協会などによって115年ぶりに復活された。
Img_4852日中降っていた雪も夕方には止んだこの日、和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
 猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
 百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情に会場の声援が送られていた。境内ではこの後、祝餅撒与や花火の打上げも行われ奇祭を楽しむ人たちで賑わっていた。


小出小PTAにコメリ緑資金

2012-02-18 | インポート

豪雨で流された花壇など整備

Img_5209小出小学校PTA(齋木富美子会長)に2月13日、株式会社コメリの緑資金が贈られた。
 同校PTAでは環境整備委員会により毎年学校の花壇を整備しているが、平成22年度からは校舎の耐震化工事により花壇が使えなくなったことから学校前の佐梨川の河川敷を借りている。昨年は保護者、先生、児童の有志が石拾いから初めて花壇と畑を整備、ヒマワリやサツマイモを育ててきたが、昨年の新潟・福島豪雨により児童が丹精こめた花などがほとんど流されてしまった。
 このことからPTAでは、再度花壇と畑を整備するためにコメリ緑資金に土、堆肥、花の種などの費用を申請したところ、同資金の助成が受けられることになった。
 この日はコメリホームセンター小出店の落合要店長が同校を訪れ、環境整備委員会の井上裕子委員長に助成金12万円の目録が手渡された。
 同校PTAでは、贈呈された助成金を活用して今年に花壇と畑を整備することにしている。
 コメリ緑資金は、かけがえのない故郷に美しい花々や緑が映え、いつまでも豊かで平和であって欲しいとの願いから1990年に設立された。同社の利益の1%を同社の出店地域の緑化を進める活動に助成しており、今年の贈呈先は全国で675件となっている。


熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2012-02-18 | インポート

県内外から178チーム参戦

Img_5036小出雪まつり第24回「国際雪合戦大会」が2月12日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 今大会には大人の部、子供の部合わせて178チームが出場。大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は終日雪模様の天候となったが、会場では4つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみや、メイドなどの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
 また、大すべり台、雪国の味覚を提供する鳥追洞ゾーンなどが設けられたほか、スノーモービル体験試乗、ダイナミックな雪上バイクショー、餅つき大会、福餅まきなど楽しいイベントも行われた。
 大会の結果は、大人の部では「Priceless」(魚沼市)が優勝、「新潟アルビレックスBC」(新潟市)が準優勝、「ハイテンションプリーズ」(東京都世田谷区)が3位となり、子どもの部では「ホワイトボーイズC」(魚沼市)が優勝、「石川ビクトリーズA」(加茂市)が準優勝、「青葉U」(魚沼市)が3位となった。
 コスチューム写真コンテストでは宮城県仙台市からパンダの被りものとメイクで参加した「SZPランディ」が優勝。神奈川県藤沢市の「湘南台誠意冬将軍」と魚沼市の「(株)おかめツアーズ」(東京都)が準優勝を分け合った。
Img_5074また、新企画の「雪合戦PR大使グランプリ」では福岡県の吉田健一さんと栃木県の木村茜さんがPR大使グランプリとなった。


3月10日 雪明り雪中行群

2012-02-18 | インポート

キャンドルロード歩こう

100_8033ロウソクが灯された雪明かりの道を楽しく歩く「雪明り雪中行群」が、3月10日、魚沼市の入広瀬地区で行われる。
 「雪明り雪中行群」は、道の両側にローソクの火を灯して幻想的に演出されたコースを、家族や友人たちと楽しみながら歩くイベントで、同地区の有志による実行委員会が毎年実施している。
 コースは大栃山のスポーツセンター脇の雪原をスタート会場に、穴沢、平野又と歩き、横根の「みずほ会館」をゴールとする約3キロ。「みずほ会館」前の交流広場では、飲み物や食べ物のサービスなどが行われる。また、実施中の「結・雪灯りキャンドルリレー」の最終イベントであることから出発式会場では最終セレモニー(17時45分頃)、横根交流広場では結の灯り「火納め式」(19時30分頃)が行なわれる。
 雪中行群は17時から18時までスポーツセンター脇で受付、出発は18時。参加費は大人500円、高校生以下無料。申し込み締め切りは2月29日。申し込み、問い合わせは魚沼市観光協会《電》025-792-7300へ。


「手づくり郷土賞」を受賞

2012-02-18 | インポート

三国街道塩沢宿「牧之通り」

Img_4802南魚沼市の三国街道塩沢宿「牧之通り」が国土交通省の平成23年度「手づくり郷土(ふるさと)賞」(一般部門)を受賞した。
 「手づくり郷土賞」は、全国各地において、その地域固有の自然や歴史、伝統、文化や地場産業等を貴重な地域資源として再認識し、積極的に利活用した魅力ある地域づくりに成功している地域活動を発掘し紹介することによって、各地で個性的で魅力ある郷土づくり、まちづくりに向けた取り組みが推進されることを目指し昭和61年度に創設された国土交通大臣表彰。
 牧之通りは、かつて雪国の町屋様式で雁木を備えていたが、近年の改装などによりその魅力と街としての賑わいを失いつつあった。そこで通りの街路事業(道路改良)を機に、伝統的な雪国建築を活かした町並み形成を目指し、独自の建築協定とデザインルールを設け、さらに沿道2メートルのセットバック空間に雁木を設置することなどで、雪国特有の町並みと魅力を復元している。
 平成18年からは地元の女性が中心となり、各家庭のひな人形を公開する「ひな雪見かざり」を毎年開催しており、当初6軒で始まった公開も平成23年には約60軒にまで増え、来客数も1000人から30000人に増加している。また、地元中学生が観光ガイドとして参加するなど次世代に新たな企画や活動が引き継がれている。
 牧之通りは今回の受賞のほかにも平成18年度に第1回地域住宅計画賞奨励賞(まちづくり部門)、21年度にまちづくり月間国土交通大臣表彰、23年度には都市景観大賞「都市空間部門」大賞、全国街路事業コンクール優秀賞を受賞している。


災害時あなたならどうする!

2012-02-18 | インポート

19日 まちづくり市民会議

魚沼市まちづくり委員会では、防災をテーマとした今年度3回目の「魚沼市まちづくり市民会議」を2月19日、魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開催する。
 「地域力と自主防災」をテーマとした会議で、第1部の防災講演会では、三条市総務部行政課防災対策室主査の石塚衛さんが「三条市の水害体験から学んだこと」と題して講演した後、魚沼市の中川太一副市長が昨年の7・29水害の検証結果を報告する。
 第2部は「災害時あなたならどうする!」をテーマとしたテーブル意見交換会が開かれる。意見交換会は少人数のテーブルに分かれて気楽に話し合う「ワールドカフェ」スタイルで行われる。
 防災講演会は13時30分から、意見交換は15時から。


25、26日 須原スノーカーニバル

2012-02-18 | インポート
雪国の冬を楽しもう
Img_5215_2魚沼市の須原スキー場恒例の「須原スノーカーニバル」が2月25、26の両日に開催される。
 スキーやスノーボードを中心に雪遊びや花火、音楽で雪国の冬を楽しむこのイベント。スキーヤー、スノーボーダーのパフォーマンスをはじめ須原小学校5年生の運営によるキッズレクリエーション、花火、たいまつ滑降など多彩なイベント計画されている。イベント内容(予定)は次のとおり。
【25日】▼チューブコース(10時~16時)エンジョイパークジャムセッション(10時~14時・参加費500円)▼須原スキー学校特別講習(10時~12時)▼美味しさいっぱいテント村(10時~20時・グリーン焼そば、クレープなど)▼守門中学校ブラスバンド・コンサート(11時~11時45分・センターレスト)▼キッズ・レクリエーション(14時~15時)▼もちつきとおしるこサービス(15時~)▼抽選会(14時~19時)▼無料ナイター営業(17時~19時)▼結ローソク点火・振舞酒(19時5分~)▼ファイヤーパフォーマンス(縄と炎のステージ・19時10分~)▼たいまつ滑降(19時35分~)▼花火(19時50分~)▼福餅撒き(20時~)▼プロボーダー交流会&ステージライブ(20時~21時45分)
【26日】▼テント村(10時~14時)▼キッズ・レクリエーション(10時~11時)▼チューブコース(10時~)▼抽選会(10時~12時)▼フォトセッション(10時~11時)▼福餅撒き(13時30分~)





須原ジャイアントスラローム大会

2012-02-18 | インポート
3月4日、出場者を募集
第41回「須原ジャイアントスラローム大会」の出場者が募集されている。
 大会は3月4日、魚沼市の須原スキー場で開催されるもので、種目はジャイアントスラローム(2本トータルタイム)。組み分けは男子が小学1~4年生、小学5・6年生、中学生、青年組(高校生~29歳)、成年A組(30~39歳)、成年B組(40~49歳)、成年C組(50歳以上)、女子が小学1~4年生、小学5・6年生、中学生、一般。
 参加登録費は男女とも小2000円(小中学生1500円)。10時から競技開始。
 申し込み締め切りは2月24日。申し込みは所定の申込用紙に必要事項を記入の上、参加料を同封し現金書留または直接事務局(〒946-0216魚沼市須原1846-13第41回須原ジャイアントスラローム大会事務局《電》025-797-2059)へ。





新年合同役員会を開催

2012-02-18 | インポート

東京小出会と魚沼市

Clip_image002東京小出会(波形邦夫会長)は、年初恒例の魚沼市との新年合同役員会を2月4日、東京・上野精養軒で開催した。
 魚沼市側からは大平悦子市長をはじめ佐藤守市議会議長、坂大貞次北魚沼農業協同組合経営管理委員会長、岡部清太郎小出商工会長、三友泰彦魚沼市観光協会長ら5人が出席、東京小出会からは波形会長をはじめ14人の役員が出席した。
 最初に挨拶に立った波形会長は「昨年の第50回の記念総会を成功裏に終えることができたが、これも市当局や関係方面の強力なご支援・ご協力が有ったればこそ」と地元の強力なバックアップに対し謝意を述べ、「今後東京小出会も組織などの改革を進めることになるが、地元小出からも当会の組織に加わっていただき、お知恵を拝借するなど、更なる協力をお願いしたい」と要請した。
 これに対し大平市長は、現時点の魚沼地方の積雪状況などを紹介、「魚沼の素晴らしい自然や文化・伝統を次の世代に伝えて行きたい」と述べた後、同会に対し「都会に行った若者をこのような会に引き付けるべく、今後も協力を惜しまない」と話した。
 東京小出会は今後も魚沼市と連携しながら運営してゆくことを確認し、次の100周年へ向けてのスタート台に立つことになった。
 なお、今年の第51回総会・懇親会は平成24年6月17日午前11時~午後3時を予定しており「より多くの皆様のご参加をお待ちしております」と呼びかけている。


記者日記

2012-02-18 | 小出郷新聞コラム

降っては休み、また降ってと、なかなか終りの見えない今冬の大雪であるが、寒波が一息ついた今週の初めは青空も広がり久しぶりに気持ちがよかった。このところ連日、雪道の運転を強いられていたが、数日好天が続いたため魚沼市内の道路は除雪が進み、道路の雪は無くなった。道幅も広くなってきた▼久々の雪のない道路は運転していて快適。スリップの心配もなく、轍に気を使うことも無い。気分良く県道を走っていた筆者であったが、突然、脇道から車が出てきてドキッとした。雪の無い道路だったので、力いっぱいブレーキを踏むと何とか衝突しないで止まることができた。筆者が走っていた県道のこの場所は下り坂、坂を下ったところがカーブになっていてそこに交差点がある。脇道から出てくる車はただでさえ県道を走る車が見え辛いが、この大雪による雪の壁でさらに見え辛くなっている。突然出てきた車に筆者もびっくりしたが、脇道から出てきた車のドライバーも驚いた表情を見せていた▼1月に自動車学校で行われた雪道安全運転講習を取材した際、指導員は「雪の壁がある見通しの悪い交差点では少しずつ、ゆっくりと出て行く」と指導していた。車を少しずつ出していけば他の車から存在を知ってもらうことができ、出会い頭の衝突を防ぐことができるということ▼一般的に雪国では大雪の時、車はスピードダウンすることから人身事故は少なくなるが、雪によるスリップや見通しが悪くなるため物損事故が増えるといわれている。逆に、雪も落ち着き車が走りやすくなるこれからの時期は人身事故など大きな事故が起こりやすいということで、引き続き注意が求められている▼今冬もまた道路脇には高い雪の壁ができている。道路が走りやすくなったと気を緩めないで、見通しの悪い交差点などでは、危険を予測してスピードを落とす、脇道から出るときは少しずつゆっくりという運転が事故を未然に防ぐことになる。ヒャッとした筆者も気をつけたい。


理事長に荒川正昭氏内定

2012-02-18 | インポート

基幹病院運営の財団法人

南魚沼市浦佐に平成27年7月の開院を予定している魚沼基幹病院(仮称)を運営する財団法人「一般財団法人新潟県地域医療推進機構」の理事長に県福祉保健部・病院局参与の荒川正昭氏(75)が内定した。県が2月14日に発表したもの。
 荒川氏は魚沼市(旧広神村)出身。昭和35年に新潟大学医学部を卒業し、55年に同大医学部第2内科教授、平成6年に同大医学部長、10年に同大学長。14年から県福祉保健部・病院局参与、県健康づくり・スポーツ医科学センター長を務めている。
 なお、財団法人の理事長は、3月末に予定している設立総会で正式決定する予定。また、魚沼基幹病院(仮称)の病院長については、新潟大学の幹部職員に就任の内諾を得ている。


豪雪見舞金贈る

2012-02-18 | インポート

大光銀行が魚沼市に

Img_4815今冬の豪雪により2月9日、大光銀行から魚沼市に見舞金が贈られた。
 この日は大光銀行小出支店の倉科貞良支店長が市役所を訪れ、豪雪見舞金を中川太一副市長に手渡した。
 中川副市長は「昨年もいただいており感謝しています。市内では高齢化が進んでおり、要援護世帯などへの除雪手配など、高齢者への対応に使わせていただきます」とお礼を述べていた。


音訳ボランティア講習会

2012-02-18 | お知らせ

3月10、17日

魚沼市の録音ボランティアの会では「音訳ボランティア講習会」を3月10日と17日に小出ボランティアセンターで開催する。
 同会では、視覚障がい者に広報紙や地域の新聞等を音声のたよりとして届ける活動を行っている。
 音訳の講習会は、日盲社協認定音訳指導員で長岡音声訳の会会長の遠藤直子さんを講師に迎えて開かれるもので、時間はいずれも9時30分から11時30分。参加無料。申し込み締め切りは2月29日。申し込み、問い合わせは魚沼市社会福祉協議会《電》792-8181へ。


小出雪まつり

2012-02-18 | インポート

カーニバルや雪灯籠

Img_1877小出町の冬を楽しむ「小出雪まつり」スキーカーニバルが2月11日、小出スキー場で開催され、会場を訪れた人たちが雪上花火や幻想的なたいまつ滑降などを楽しんだ。
 カーニバルでは日中、雪上ゲーム等を楽しむ「スノートライ」が行われ、ゲレンデが夕闇に包まれる頃には「小出」の火文字、かまくらキャンドルが点灯された。
 冬の花火やたいまつ滑降が来場者の目を楽しませ、福餅まきも行われ、会場には模擬店、売店が出されて冬の味覚を提供していた。
Img_4967Img_4994また、この夜は「雪灯籠」やロウソクの灯りによる雪のアートが各町内やグループなどで作られ、午後5時から点灯、やわらかなロウソクの灯りで各地をきれいに演出していた。


「第47回たぶろう展」

2012-02-18 | お知らせ

全国公募 たぶろう美術協会

全国公募「第47回たぶろう展」(主催=たぶろう美術協会)が6月13日から25日まで国立新美術館(東京都港区)で開催される。
 たぶろう美術協会は毎年魚沼市で「魚沼山紫水明展」を開催している美術文化団体。
 出品種目は油絵、日本画、水彩、版画、写真、CG、その他平面芸術全般で、サイズは30号以上200号以下、写真は全紙以上。出品点数は1人3点以内(絵画は3点合計300号以内)。公募出品料は一般1人8000円、学生(義務教育終了以上)は1人5000円。搬入は6月1、2の両日、11時から16時までに同館へ。
 問い合わせは同会本部事務局募集係《電》042-721-3969まで。