マイスター氏が大平市長を訪問
ドイツ・マンハイム州立音楽大学学長で、毎年小出郷文化会館で開かれている「ピアノ音楽合宿」の講師を務めるルドルフ・マイスター氏が3月19日、魚沼市の大平悦子市長を表敬訪問した。
マイスター氏は、ハンブルグ、ウイーン、ニューヨークに学び、26歳で同大のピアノ科教授に抜擢、34歳で学長に就任。96年から毎年小出郷文化会館で行われているレッスンには、熱意ある指導を慕って全国からピアノを専門に学ぶ学生が集まっており、今回で14回目となった。
訪問には小出郷文化会館のレッスンに参加してマイスター氏と出会い、マンハイム音楽大学に留学した経験を持つピアニスト・稲岡千架さんと斉藤純子さんの2人が同行し通訳を務めた。
「ここに来る意味のひとつに音楽に没頭できることがある。それはここでしか出来ない。私にとってここは居心地の良いところ。山々は美しく景色が素晴らしい。音楽は自然の中で生まれたもので、自然から得るものは大きい」とマイスター氏は魚沼市でのレッスンの意義について語り、大平市長は「小出郷文化会館でレッスンをしていただき喜んでいます。学長にお話を聞いて魚沼の良さを再確認しました」と話していた。