堀之内の小中学生が集会
魚沼市堀之内地区の小学校児童会と中学校生徒会の代表が「いじめゼロ運動」の取り組みを紹介し合う「いじめ根絶スクール集会」が6月19日、堀之内中学校体育館で開かれた。
この集会は、同地区の宇賀地小学校と堀之内小学校の児童会と堀之内中学校の生徒会が、お互いの「いじめゼロ運動」の取り組みを紹介することで「いじめを無くそう」「いじめをしない」という意識を高揚させようと開かれた。
集会には中学校の全校生徒と小学校の5、6年生が参加。「互いの学校の活動を理解し、自分の学校に取り入れて堀之内地区からいじめをなくしましょう」という中学校生徒会長のあいさつに続いて、各校の取り組みが紹介された。宇賀地小学校では、いじめについてのアンケートの実施や標語・ポスターづくり、いじめをテーマにした劇・人形劇の上演、あいさつ運動など、堀之内小学校では1年生と仲良くする取り組みなどが発表され、集会の最後には生徒、児童の代表がステージに上がって「私たちは人を思いやり、いじめをなくすことを誓います」という「いじめ根絶こども宣言」を参加した児童、生徒全員で朗読した。
また、集会に続いては県警本部ハイテク犯罪対策室の大嶋隆義課長補佐が「ネットトラブルへの対応について」と題して講演。「携帯電話やパソコンは使い方を間違うと犯罪の被害に遭う。知らない人からのメールに返信したり、知らないサイトに接続することはとても危険です」と児童、生徒に注意を呼びかけた。