星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

2018年の総括

2018-12-31 22:54:08 | その他
2018年も残すことあと僅かです。そこで今年の総括をしたいと思います。
今年は、天文・宇宙・標石や柴田町に関するものが多くありました。

★管理人に関する主なものは、
・しばたっ子応援団(学校支援ボランティア)として町内の小・中学校の特別授業で
 「歴史講話」、「史跡めぐり」、「星空観察会」、「戦時中の生活の様子」等を
 行いました。
・しばた歴史観光ガイドの会関係では、市町村から依頼の研修対応の他、スプリング
 フラワーフェスティバル・さくらまつり・アジサイまつり・曼珠沙華まつりの歴史
 ツアー・全国フットパスの集い2018 in 柴田などで歴観光ガイドを行ないました。
・しばた100選活用関係では、バスツアーを3回自主実施、町生涯学習センターの
 「100選を巡る」のガイド、柴田の民話の紙しばいの制作にも取り組んでいて
 仙南地区の発表会に応募し奨励賞を受賞しました。
 紙しばいの貸し出しを行なっていて町内外の団体等で十数回上演して好評を得ています。
 また第2弾の制作を進めています。
 子ども版・しばた10選の選出が行なわれました。
 町内の小学校では5年生3クラスが各クラス6グループにわかれ柴田町の自慢の30秒
 ビデオ作成するにあたりしばた100選から選ぶこととし管理人が100選の講話や
 ガイドを行ないました。
 学校代表1グループが柴田町代表として宮城県大会に進出しました。
 来年1月2日テレビ放送されます。結果が気になるところです。
・柴田視覚障がい者福祉協会「四季さくら」関係では、3月みやぎ生協福祉活動助成金を
 得て、「増田太郎ヴァイオリンコンサート」を開催しました。
 又当事者・家族・支援者による交流会「四季さくらカフェ」を隔月で開催しています。
 タンデム自転車の体験搭乗や音響付信号の改良等、障がい者にやさしい柴田町の一助と
 なればと思っています。
・文化財保護関係では、「しばたの歴史ガイド」の解説会、町内自治会、大学同窓会総会
 や陸上自衛隊で「船岡海軍火薬廠」の講師を務めました。
・阿武隈天文同好会関係では、十数年前から毎月第一月曜日角田駅前広場にて星空観察会
 を開催しています。
 角田市で観ることが出来る1等星15個を観るキャンペーン「天体望遠鏡で1等星全部
 観よう!」を始めたところ、今まで10人の方が達成しました。
 来年から「天体望遠鏡で星雲・星団を観よう」を始める予定です。
・柴田町星を見る会関係では、定例の太陽の村星を見る会の他、主な天文イベント時観測会
 を太陽の村で開催しています。1月の皆既月食、7月の火星大接近など。
 アジサイまつり・曼珠沙華まつり・ファンタジーイルミネーションで夜間星空鑑賞会を
 船岡城址公園山頂で大型双眼鏡で実施していて多くのお客さんに月・惑星・星を見て
 いただきました。
・日本スペースガード協会関係では、1月・青森県八戸市、12月・山形県河北町で
 スペースガード探偵団・スペースガード倶楽部の開催に尽力しました。
・12月:昨年7月、角田市スペースタワー・コスモハウスの学習棟開所式にあたり、
 記念講演にJAXAはやぶさ2ミッションマネージャーの吉川真准教授の招聘に尽力しました。
 吉川さんが英科学誌「ネイチャー誌」の科学分野今年の10人に選ばれました。
 祝賀会を来年1月中旬に行なう予定です。

★今年は、天文分野の啓発・普及活動も忘れずに実施しました。
  天体観察会 :41回:約2,400人
  天文宇宙教室: 8回:  約350人
★定例星空観察会
  柴田町太陽の村:5回: 53人(5勝7敗)
   角田駅前広場:6回:107人(6勝6敗)
    丸森町役場:6回: 23人(6勝6敗)
  負けには、天候不良(雨、曇)と欠席を含みます。
柴田町駅前星空観察会:1回:20人(槻木駅・1回)
★歴史講話
 13回:約650人
★今年の標石関係は、
・三角点の探索には、自宅の柴田町船岡から近い大河原町、角田市、岩沼市は自転車で、
 蔵王町、亘理町、山元町、丸森町はバイクで、制覇しました。
・今年は、白石市の制覇が目標でしたが6座に終わりました、残り6座です。
 枯れ葉となった秋口に探索と思ったところ熊の目撃情報多数あり、
 名取市に目標を変え、1座探索し、残り19座です。
・遠方の七ヶ宿町を始めました。
 10座探索し、残り60座です。
 川崎町はその後となります。
・阿武隈川・白石川の河川測量に用いた標石探しにも力を入れたいと思っています。

2019年も出来る範囲で各種活動を行っていきます。

開設以来多くの方に当サイトを訪れていただき感謝いたします。
来年は、少し読みやすくするよう、また、できるだけ毎日更新するよう努力します。

来年もよろしくお願いします。
穏やかな新年をお迎えください。

天文年鑑2019年版

2018-12-30 23:23:06 | 
天文年鑑2019年版を購入した。



創刊71年となりました。

管理人が最初に購入した天文年鑑は1964年版です。
来年版で56冊となります。
この1年、天文書の購入はこの天文年鑑のみです。
月刊天文雑誌2誌は購入しています。
数年前までは毎月1万円程度の予算で天文書を購入していましたが、半分以上は読まず、
つんどく(積ん読)状態でした。
以前は、天文書を購入し、読んで勉強していましたが、最近はインターネットでも情報は
得られるし、町の図書館でも借りられるということもあり、購入は止めることにしました。
また、この歳になると知識を1個入れると、2個出ていく状態でもあり無理して詰め込む
ことはないと思ったところです。
天文年鑑も毎月の天文現象などはインターネットで情報が得られるのですが、これだけは
購入することにしています。

2019年 注目の天文現象
1月4日、しぶんぎ座流星群が極大(条件良)
1月6日、午前中に全国で部分日食(北の地域ほど太陽が大きく欠ける)
1月6日、金星が西方最大離角
1月17日、夕方の空でヒアデス星団の食
2月1日、夜明け前の空で細い月と金星が接近
2月13日、夕方の空で火星と天王星が大接近
3月中旬、夜明け前の空で金星、土星、木星、月が集合
3月17日、プレセペ星団の食
4月上旬、プレアデス星団とヒアデス星団の間を火星が通過
4月9日、宵の空でヒアデス星団の食
5月6日、好条件の「みずがめ座η流星群」が極大
7月3日、南米方面で皆既日食(現地2日)
7月4日、青空の中で火星食
7月17日、西日本で月没帯食
7月28日、明け方の空でヒアデス星団の食
8月1日、日の出前後の東の低空で金星食
8月13日、「ペルセウス座流星群」が極大(月明かりあり)
9月9日、月と土星が大接近
9月13日、中秋の名月(十五夜)
11月11~12日、アメリカ方面で水星の太陽面経過
12月15日、「ふたご座流星群」が極大(月明かりあり)
12月26日、全国で部分日食
12月29日、夕空で月と金星が大接近



環境省 星空観察「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」

2018-12-29 22:47:41 | 
環境省から12月21日次のメールが来ました。

星空観察「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」
継続観察地点登録にご応募いただきました皆様へ

日頃より光害・大気環境への高い関心をお寄せいただき、当省で実施しております星空観察
「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」への参加、地点登録にご登録いただきまして
誠にありがとうございます。
本メールは、「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」地点登録にご登録いただきました
皆様へ配信をしております。
本年度、8月2日(木)〜8月15日(水)に実施いたしました「デジタルカメラによる夜空の
明るさ調査」の解析結果についてこのたび取りまとめが完了し、本日当省サイト上に報道発表
させていただきましたので、皆様にご報告申し上げます。
発表内容につきましては、下記URLよりご確認できます。
http://www.env.go.jp/press/106269.html
環境省サイトより「報道発表一覧」をクリックすると、当該ページを選択できアクセスする
ことができます。
また観察結果のデータにつきましては、別添えにPDFファイルをご用意させていただきま
したので、併せてご査収願えればと存じます。
「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」は冬の観察につきましても実施を予定しております。
期間は、1月下旬〜2月上旬を予定。詳細につきましては、年明け1月上旬を目途に当省サイト
上に報道発表させていただく予定となっております。
観察時期が近づきましたら改めてご案内いたしたいと思いますが、引き続きご協力のほどを
お願い申し上げます。


宮城県は4箇所(9月のみやぎ近郊星仲間のつどいで管理人が発表したところ他の3箇所が判明)
管理人が登録し、撮影・結果報告した集計が環境省HPにのっていました。
宮城県柴田町
撮影日時:8月14日21時50分
夜空の明るさ:21.8等級
ばらつき:0.1
備考:薄雲あり
継続観察登録地点:〇
周辺状況:自然公園等

※薄雲がなければ、国内有数の空の暗さ。
8月14日は、撮影場所の太陽の村から年に数回天の川が見られる夜空でした。
薄雲が通過するのが。
惜しまれます

ボイジャー2号太陽圏脱出

2018-12-28 23:55:02 | 宇宙

朝日新聞12月12日の第1面
さらば太陽圏 ボイジャー2号、旅立ち41年
41年前に打ち上げられた米国の探査機ボイジャー2号が太陽圏を脱出し、太陽風が
届かない「星間空間」に到達した。人工物として到達したのは、2012年の
ボイジャー1号以来。米航空宇宙局(NASA)が10日発表した。
 ボイジャー2号は1977年に打ち上げ後、木星や土星などを観測してきた。
太陽圏は、太陽から噴き出した粒子(太陽風)に覆われた空間で、惑星や小惑星など
を包む。11月5日、検出器で捉えていた太陽風の粒子速度が急激に低下した後、
まったく観測できなくなり、太陽圏を脱したと結論づけた。
ボイジャー2号は現在、太陽系の端にある、無数の小さな天体が集まる「オールトの
雲」をめざして、地球から約180億キロかなたを飛行している。
オールトの雲の内側に到達するには300年、太陽系の外に出るには3万年かかるとされる。
地球にデータを送信している原子力電池は2025~30年ごろに尽きると予想されている。
(石倉徹也)







ボイジャー1号・2号の軌道

ボイジャー探査機の主要装備

飛鳥新社刊「宇宙探査機」・川口淳一郎監修によると
ボイジャー1号が29万6000年後に着く予定のきりん座AC+793888に向かっている。
ボイジャー2号は今からおよそ4万年後におおいぬ座シリウスに到着している。
という。

角田市スペースタワー・コスモハウスにボイジャー探査機の実物大模型がある。
触ることができ大きさが実感できる。
国内にもう1箇所、東京都西東京市の多摩六都科学館にも実物大模型があるが天井から
吊り下げられた形なので触ることができない。



2018SENDAI光のページェントin泉パークタウン

2018-12-27 23:44:20 | 仙南地区
しばたファンタジーイルミネーション2018が12月1日から30日まで開催されています。
イルミネーションの先進地に実行委員会のメンバーが視察研修を行なっています。
12月11日、仙台市泉区寺岡にある仙台ロイヤルパークホテルの中庭に行きました。

今年の「SENDAI 光のページェントin泉パークタウン」は、光のページェントと“ランタンの
灯り”との素敵なコラボレーションが実現。やわらかい光と煌めくイルミネーションに包まれた森で、
大切な方と「ここにしかない冬時間」をお過ごしください。

ホテルガーデンへの入り口
ランタンが灯るホテルのガーデンイルミネーションはどなたでもご自由にご鑑賞いただけます。
メイン通りとつながる小径からお入りください。

ガーデンイルミネーション2018 ~ランタンが灯る、ひかりの森~
街をちょっと離れて冬のひかりに逢いに行く
今冬のホテルガーデンは、ランタンとイルミネーションが温かく灯ります。
池の水面に映るランタンや、頭上に輝く優しい色のイルミネーションが冬をあたたかく演出。
やわらかい光に包まれた森で、大切な方と「ここにしかない冬時間」をお過ごしください。



煌めくイルミネーション特等席でリゾートディナー「ガーデンイグルー」
ガーデンにイルミネーションが灯る11月。
森と光を感じるガーデンイグルーが登場します。
まだ見たことのない光景は、そこにある自分たちだけのもの。
光満ちるイグルーには、心にきらめきを灯すようなメニューが届きます。
記念日に、女子会に、素敵なショートトリップを。
仙台ロイヤルパークホテルHPから引用

船岡城址公園に、今年竹ドームの設置を考えていましたが、
富上地区や海老穴地区にあった竹ドームが壊れていたため、撤去されていました。
来年のしばたファンタジーイルミネーション2019に設置を予定しています。
1年かけて構想や運営等々について考えていきたいと思っています。