星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

2013年の総括

2013-12-31 23:44:48 | その他
2013年もあと僅かです。そこで今年の総括をしたいと思います。
今年は、多くの天文イベント等がありました。
管理人に関する主なものは、

・2月:インフルエンザに罹患、1週間寝込む
・2月:地球近傍小天体(2012DA14)が地球をかすめて通過
・その前日、ロシアに隕石落下、負傷者多数
・3月:パンスターズ彗星が夕方の西空に見える
・4月:広報かくだに「星空夢物語」を連載、3月までの12回の予定
・5月:ロシア隕石落下の講演を行う(大崎市、名取市)隕石を東北地方で初公開
・5月:角田市子ども会育成会から感謝状を受賞
・11月:アイソン彗星の消滅

今年は、多くの天文現象があり、公私ともに多くの啓発・普及活動を実施しました
  天体観察会:11回・約1,600名
  天文教室 :12回・  約380名
  宇宙教室 :12回・  約829名
  校外学習等: 3回・    14名
  報道取材等: 5回(青森放送テレビ、りんごラジオ、なとり災害FM、FM仙台、河北新報こども新聞)

定例星空観察会
    柴田町太陽の村: 8回:81名(8勝4敗)
       角田駅前: 6回:50名(6勝6敗)
丸森まちづくりセンター: 7回:23名(7勝5敗)
負けには、天候不良(雨、曇)と欠席を含みます。

柴田町駅前星空観察会:10回:158名

2014年も出来る範囲で各種活動を行っていきます

今年は、標石探しは少ししかできませんでした。
来年は、丸森町、名取市の三角点の制覇を目指したいと思っています。
また、阿武隈川の河川測量に用いた標石探しにも力を入れたいと思っています。

三角点の探索には、自宅の柴田町船岡から近い大河原町、角田市、岩沼市は自転車。
蔵王町、亘理町、山元町はバイク。
現在進行中:
名取市、丸森町を現在探索中ですが、バイクには限界があり、交通手段を検討中です。
遠方の白石市、七ヶ宿町、川崎町が手つかずで残っています。

開設以来多くの方に当サイトを訪れていただき感謝いたします。
来年は、少し読みやすくするよう、また、毎日更新するよう努力します。

来年もよろしくお願いします。
穏やかな新年をお迎えください。

日本スペースガード協会機関誌

2013-12-30 22:34:39 | 
NPO法人日本スペースガード協会の機関誌「ASTEROID」12月25日発行の第22巻第3号
(通巻83号)が送られてきました。

1年間4回発行されています。

目次を見ると

・チェリャビンスク隕石落下の現実:高橋典嗣、吉川真
  ロシア・チェリャビンスクの現地調査より と副題がついているように3月下旬から4月上旬に現地で調査してきた
  著者お二人の爆発地点の計測、落下速度、衝撃波による被害状況が詳細に述べられています。
・チェリャビンスク隕石の展示
  現地にて収集した隕石は、全国各地で展示公開されました。
  5月25日:宮城県・大崎生涯学習センター(東北地方初公開)
  12月22日:岩手県・奥州宇宙遊学館
  この2施設については、管理人が関与しています。
・古伊能忠敬の大図上の緯度測定点と緯度測定値
・「キッズはやぶさ教室」の報告
 6月9日、当協会主催「小惑星探査機はやぶさの打ち上げ10周年記念講演会」の一環として神奈川県相模原市で
 開催されたのもです。幼児教育にも興味があり、聴講を予定していましたが、別会場での講演会の司会の担当で
 あったため、断念せざるを得ませんでした。
・古い隕石を訪ねて
 今年仙台市天文台の小石川正弘さんにお会いしたいとの要望のあった「加藤公子さん」の投稿です。
 岐阜県高山市の「光ミュージアム」に展示されていた隕石の紹介です。
・総会の報告
 総会の議長は管理人が10年程務めています。そろそろ勇退したいと思っています。
・事務局からのお知らせ
 新会員13名の名前がありました。宮城県から1名ありました。管理人が紹介したものです。

機関誌と一緒にチラシが入っていました。

ペルー地球物理研究所とカランカス隕石穴(孔の間違い)視察 参加者募集

ペルー地球物理研究所とカランカス隕石穴をペルー地球物理研究所のイシツカ先生と当協会元事務局で会員の
根本しおみさんが案内します。

視察場所
・ペルー地球物理研究所
 プラネタリウム見学、ランチパーティー、講演(イシツカ先生)
・カランカス隕石穴
 イシツカ先生、根本しおみさんが案内
・ナスカの地上絵(遊覧飛行)
・マチュピチュ観光

現地集合・現地解散:視察料金25万円(国際線航空券は各自購入)
3月上旬出発・8日間の行程

日本スペースガード協会では、世界各地の隕石クレーター調査を協会主催の事業として行っています。
管理人もアメリカ・アリゾナクレーター、オーストラリア・ゴッシズブラウクレーターに参加しております。

国際線航空券の値段が気になるところです。
行く気満々ですが・・・・・・。

管理人は協会設立当初から事務局担当していましたが、NPO法人化のため、専従の職員を置かねばならず、
後任の事務局が根本しおみさんでした。
引き継ぎ等で大変お世話になった方です。
現在、JAICAシニアボランティアでペルーに滞在し、プラネタリウム解説等に尽力しています。
8月に3~4週間、日本に帰国しました。天文教育普及研究会や日本天文学会で研究発表しました。
8月下旬に昔の仲間(管理人を含む)数名が東京に集まり、激励・懇親会を開いたところでした。



 

加藤松軒先生の書の交代

2013-12-29 21:44:14 | 
我が家の玄関の飾り付けが変わった。
昨夜、加藤松軒さん夫妻が我が家を訪れました。
以前からお願いしていた、松軒先生の書を所望していたのが漸く実現したのです。
昨年5月の連休中、仙台市メディアテークにて初めての個展を開催し、多くの人に来ていただいたもの。
個展終了後、記念に書1点欲しいと所望していました。
その活動が評価され、平成24年度宮城県芸術選奨に選ばれ、宮城県知事から賞状をいただいたもの。
12月上旬、仙台市のホテルで祝賀会が開催され、招待を受けて参加してきました。
その際、奥様に「個展で展示した書を欲しいと、お願いしていた」と話しました。
それが漸く実現したのです。

20年近く前に松軒先生の書をいただいていて玄関に飾っていました。
「彗星の 尾を曳く空の 朧なる」日下文(くさか・あや)句
ハレー彗星が現れた頃、白石市在住(?)の日下・文さんが詠んだ句です。
これを書いたものを額(63×43cm)に入れたもの。


管理人は、星が好きなので、「彗星」という言葉が気に入っています。
我が家を訪れた方もこの書を見て、管理人が書いたものですかと聞いてきます。
が、書については全くだめで、もっぱらパソコンの印字に頼っています。

さて、昨夜持参いただいた作品は3点ありました。
いずれも星関連の文字が入ったものです。さすが松軒さん、管理人の趣味というか、心を見透かされています。
その中から選んだものです。

よく解らないので松軒さんから聞きました。
源順(みなもと の したごう)。 生:延喜11年(911年)- 没:永観元年(983年)

源順(狩野安信「三十六歌仙額」)
平安時代中期の学者・歌人。三十六歌仙の一人に数えられる。「梨壺の五人」の中の一人として、「後撰集」の撰者。
大変な才人として知られており、源順の和歌を集めた私家集「源順集」には、数々の言葉遊びの技巧をこらした和歌が
収められている。

11世紀の初頭、平安朝の後期に編まれた『和漢朗詠集』の末尾近くに次のような一首がある。
銀河澄朗素秋天 又見林園白露円 順


額の大きさ:66×52cm

銀河(ぎんが)澄朗(ちょうろう)たり素秋(そしゅう)乃天(そら)
又林園(りんえん)に白露(はくろ)の円(まどか)なるを見る 源順詩

と、読むそうです。
「銀河」という言葉が先頭にあり、星好きとしてはたまりません。
また、しばらく飾っておくことになりそうです。
松軒先生が将来プロになって、作品が売れるようになったら、この書にいくらの値がつくでしょうか?
掛け軸や小作品等、数点の松軒先生の書があります。
20年前の書を見て、昔は下手だったと言っていました。
昔の作品を見るにつけ、恥ずかしいと言っていますが・・・・。

また、自慢が一つ増えました。


祝・訪問者8万人突破

2013-12-28 22:53:13 | その他
12月27日(金)トータル訪問者80,099人を数えました。
この間、トータル閲覧数224,547。
平成24年1月20日のブログ開設以来708日となります。

1日あたり約113人の方が当ブログを訪問していただいたことになります。
7万人から8万人の間では、1日あたり約167人となります。

平成24年 5月23日、開設以来129日、1万人突破
平成24年 8月27日、開設以来218日、2万人突破
平成24年11月21日、開設以来307日、3万人突破
平成25年 2月18日、開設以来396日、4万人突破
平成25年 5月12日、開設以来478日、5万人突破
平成25年 8月10日、開設以来569日、6万人突破
平成25年10月28日、開設以来648日、7万人突破

今後ともよろしくお願いいたします。

2013年科学10大ニュース

2013-12-28 22:04:39 | 
12月23日(月)の朝日新聞の科学欄に2013年10大ニュースが掲載されていました。
収束の見通しが立たない東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題や高血圧薬をめぐる論文不正など、
2013年は科学が社会に与える影響の大きさを改めて認識させる出来事が目立った。
科学医療部の記者が10大ニュースを選びました。

1.汚染水漏れ 先行き見えず
2.論文不正 信頼揺らぐ
3.隕石が爆発 ロシアで被害
4.新しい出生前診断、始まる
5.ヒッグス粒子でノーベル賞
6.iPS細胞、初の臨床
7.探査機が太陽系脱出
8.「最大4.8度上昇」報告
9.イプシロン打ち上げ
10.伊豆大島で土石流

天文・宇宙関係が4個(3、5、7、9)がランクインされています。

また、科学ニュースについての検索数ランキングでは、(新聞記事の左下にあり)
ネットではどのような科学ニュースが詠まれたのか。朝日新聞が選んだ主な科学ニュース63件の
検索数を、「ヤフージャパン」に調べてもらった結果は、

1.PM2.5中国で問題化
2.風疹大流行
3.ロシアに隕石
4.マダニの感染症
5.アイソン彗星消滅
6.イプシロンロケット打ち上げ
7.ダイオウイカブーム
8.伊豆大島で土石流
9.レイテ島台風で大被害
10.ネット選挙解禁

こちらにも天文・宇宙関係が3個(3、5、6)がランクインされています。

管理人もこの話題を講演会、記事等で取り上げさせていただいています。
また、この手の記事を当ブログに書くと検索数が急激にアップしました。
特に、ロシアに隕石落下、アイソン彗星は管理人もびっくりするほどでした。

参考まで、「平成25年角田市10大ニュース」(広報かくだ平成26年1月号より)
1.テレビ番組「角田の花嫁・お見合い大作戦」が全国に放映され、17組のカップルが誕生、
  市主催の婚活支援事業でもカップル誕生が相次ぐ
2.女子プロサッカーなでしこリーグ・ベガルタ仙台レディースのホームゲーム公式戦が
  角田市陸上競技場で2試合開催され、4500人あまりの観客・サポーターがスタンドを埋める
3.伝統行事「金津の七夕行事」が、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択される
4.姉妹都市北海道栗山町(8月)、福島県石川町(11月)と大規模災害時における相互応援に
  関する協定を締結
5.FMラジオ番組「GO!かくだ!」が4月から半年間放送され、角田の里から“笑顔と元気”を発信
6.8月23日、市内の「交通死亡事故ゼロ」500日を達成し、県知事と県警本部長から褒状が伝達、
  市町村交通事故防止コンクールでも人口2万人以上5万人以下の部で1位となる
7.仙台大学との連携協力に関する覚書を締結、市民の健康増進と教育の振興を図る
8.50回目となる伝統の一戦、白石高校との定期戦で、角田高校が平成5年以来20年ぶりの総合優勝を果たす
9.仙南東部広域農道「金ヶ瀬さくら大橋」と「大谷跨線橋」が開通し、東北自動車道村田ICと
  常磐自動車道山元ICを結ぶ角田市の東西交通網が整備される
10.角田市のシンボル、H-Ⅱロケット実物大模型が設置後初のお色直しで、23年ぶりに輝きを取り戻す

角田市関係の記事も時折(1、5、10)書きました。
柴田町の10大ニュースはありませんでした。