星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

H-ⅡAロケット23号機打ち上げ成功

2014-02-28 23:08:04 | 宇宙
当初、2月28日午前3時07分打ち上げ予定であったが、最新の解析(ロケットの打ち上げ後に、
ロケットおよびロケットからの分離物と、軌道上の国際宇宙ステーション等が衝突しないように配慮)
結果により3時37分打ち上げ時刻に決定されました。衝突の可能性があり30分ずらしたのです。

平成26年2月28日

三菱重工業株式会社
宇宙航空研究開発機構

三菱重工業株式会社および宇宙航空研究開発機構は、種子島宇宙センターから平成26年2月28日
3時37分(日本標準時)に、全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)を搭載したH-IIAロケット
23号機 (H-IIA・F23) を打ち上げました。
ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約15分57秒にGPM主衛星を正常に分離した事を確認しました。

今回のH-IIAロケット23号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北西の風(3.1m/s)、気温14.1℃ でした。


ロケットには、全球降水観測計画主衛星(GPM主衛星)が搭載され、正常に分離されました。



この打ち上げでは、副衛星7個が搭載されています。

■打ち上げられる各大学の人工衛星■

大学    衛星名         主な目的
香川大   STARS-2     宇宙ごみ除去に必要な基礎技術開発
帝京大   TeikyoSat-3 宇宙放射線が粘菌に与える影響を観察
信州大   ShindaiSat  地上、衛星間双方向の可視光通信技術開発
鹿児島大  KSAT2       超低高度軌道での衛星運用実験
多摩美術大 INVADER     衛星からのデータを活用したアート作品の制作
大阪府立大 OPUSAT      新しい蓄電機器の実証実験
筑波大   ITF-1       超小型アンテナの動作実証実験

●信州大学の衛星は「ぎんれい」と愛称が付けられています。
担当の中島厚教授や技術協力を行った上田市の渡辺文雄さんが頑張っています。
ミッションが成功するよう願っています。

しばた100選の制作

2014-02-27 23:16:16 | 之波太:柴田
管理人の意見提案が採択され、「しばた100選の制作」のキックオフが1月25日にありました。
本日は第2回です。場所はイオンタウン内(ゆる.ぷら)です。
前回、メンバーの皆さんの都合を伺ったところ、平日の夜の開催なら参加しやすいとのことであった
ので18:30スタートです。
先ず、前回出た意見等を事務局がまとめたので、その確認が行われました。
これを土台に意見交換が行われました。
「しばた100選」のコンセプト、何のために?、スタッフの考え方の統一、基本的な骨格を検討等
についてスタッフから様々な意見・提案等が寄せられました。
続いて「しばた100選」のイメージについて、意見交換が行われました。
また、制作チームにリーダーを置いたらとの意見がでて、この100選の言いだしっぺである管理人が
務めることとなりました。
次回は1ヶ月後、チームの構成等について意見交換を行うこととして、終了予定時刻の20時となり、
おひらきとなりました。
月1回程度の開催であり、いまのところ、あまり負担となっていませんが・・・。




尚絅学院大学市民大学講座

2014-02-26 22:36:54 | 
宮城県名取市にある尚絅学院大学の市民大学講座「星の話し」を2012年度、2013年度
と2年続けて実施しています。年間で隔月の5回の講座です。
名取駅前の生涯学習センターを会場に座学でしたが、担当の先生や受講生の方から星を見たい
との要望もあり、取りあえず仙台市天文台でプラネタリウムの上映を見ようということで、
本日の開催となりました。
通常無料の講座ですが、入場料+バス代の参加費です。
仙台市長町方面からの参加者もいて12時30分に名取会場からの最終の参加者が乗り込み
バスの乗客を見たところ、30数名の参加者でした。
仙台市天文台へ行くのは8割以上が初めての方でした。
1時間弱の行程であり、車中で行うこともないので、天文クイズ10問を出しました。
分からないところは、天文台の常設展で説明を行うという形式で実施しました。
仙台市天文台のある錦が丘は山間部のため、まだ雪がたくさん残っていました。
約1時間、常設展示室の見学です。問題の答えとなるところをメインに説明を行いました。
月の満ち欠け、生まれ星座、冬の大三角、太陽系の惑星等。
14時30分からプラネタリウムを見ました。テーマは「今夜の星空散歩」です。
担当の松下真人さんの優しい語り口に思わず睡魔に襲われましたが何とか最後まで
45分の鑑賞ができました。

プラネタリウム館内

プラネタリウム上映後、バスの発車時間までロビーで問題の答えを書いている参加者

尚絅学院のバスに乗車する参加者、駐車場に雪がたくさん残っている

帰りの車中、問題の答え合わせです。10問全問正解者は数名でした。
天文・宇宙検定の3~4級程度の内容です。次回行う際は、多少考慮する必要があると感じました。

また、本日の夕方、18時10分から15分頃、北西~南西~南東の空高く、国際宇宙ステーション
の通過が見られるのでアナウンスしました。若田宇宙飛行士が搭乗しています。
はたして、何人の方が見られたのか気になるところです。
柴田町から見ましたが最高高度60度のため大変見やすかった。

大学の先生から来年度も「天文講座」を開催したいとの申し出がありました。
了解の返事をしました。


太陽の村・星を見る会

2014-02-25 22:42:14 | 
毎月第4火曜日は、柴田町太陽の村で星を見る会の開催日です。
2月に入ってから2週間続けて雪降りがありました。標高200mにある太陽の村への
道も道路脇に除雪した雪が残っています。
山頂部にある旧館・太陽の家の屋上に天体望遠鏡の格納小屋があります。我々のメンバー
誰も除雪をしていません。念のために確認に行ったところ、豪雪状態でした。
屋上の望遠鏡が使えないかもと思い、セレストロン望遠鏡を持参しました。
雲が多く条件はよくありません。お客さんが来るか心配でしたが、間もなくお客さんが来ました。
車から小型の望遠鏡を持って父親と子ども2人が来ました。
先月来た家族でした。先月来た時、自宅に望遠鏡があり見かたがわからないと話していたので、
調整をして見えるようにして上げますと話したことを思い出しました。

三脚が短いので、適当な箱がないので近くにあったゴミ箱の上で望遠鏡の調整を行い。
天頂の木星は三脚が当たり見ることができないので、シリウスを視野に導入したところ、
大きな声が上がりました。自分の望遠鏡に明るく輝く星が入っていたからです。
使い方、注意事項等をお話しました。
その後、セレストロンにて、木星、オリオン大星雲、シリウス、スバル、ベテルギウスを導入し、
見ていただきました。


19時2分頃、南西から南の空をISSが通過して行きました。若田宇宙飛行士が滞在しています。
若田さんは、3月9日からコマンダーに就任するとJAXAが発表しました。日本人初です。

●2月22日(土)献血に行ったところ、断られたことを書きました。
昨日、柴田町健康推進課に電話したところ、担当者が休みでした。
本日、確認の電話があり、宮城県赤十字血液センターに問い合わせるということでした。
間もなく、センターの責任者から電話があり、200cc献血も受け付けている。22日も
数名の方から200cc献血を実施しているので、なぜ管理人だけ断ったのか不明である。
センターとして申し訳ない担当者に事実関係を聞き再発防止したいというので了解しました。
責任者の話では、200cc献血の血液については、病院から申し込みが少ないので400cc
献血を主にしているという。
病院で患者に輸血する際、200ccと400ccを比べるとリスク(感染症等)が2倍と
なるのでなるべく400cc献血の血液を使うという。
その話については、おっしゃるとおりなので、今後は400cc献血や成分献血をすることに
しようと思っている。200cc献血の血液が賞味期限(?)切れで廃棄されてはせっかくの
善意が無になる。



阿武隈天文同好会・月例会

2014-02-24 23:15:38 | 
毎月第3月曜日は阿武隈天文同好会の月例会です。今日は第4月曜日です。
実は、1週間延期しました。17日に丸森町が豪雪に見舞われ孤立世帯が1000戸以上もあり、
会員の自宅付近も停電等があったことや除雪作業が大変とのことで延期したものでした。
会議が始まる前は、雪害の様子の報告です。
丸森町の中心部は30cm程度あったといいます。
羽出庭地区は、15日、何度も道路の除雪しても降雪ですぐ積って、結局90cmの積雪であったと
いいます。
管理人の柴田町船岡は15日は水分を含んだ雪のため、14日新車の納車があったばかりで、
カーポートの屋根が積雪でつぶれて新車が押しつぶされては一大事と思い、屋根に積った雪を
脚立を使い何度も払い除きました。おかげで被害がなくほっとしたことろです。
30年以上も前のクリスマス豪雪と今回の豪雪を比べると、前回の方が多かったように思います。
柴田町は停電となり、ろうそくの灯りでまさにホワイトクリスマス状態でした。
雪が高圧電線に積り重みで鉄塔があちこちで倒れるという被害が出ました。
その後、電線に雪が積もらない工夫が施されています。

さて、月例会は先月の報告では、2月2日:角田駅前観察会はSさんはオーロラ観察旅行、
管理人は角田市議会メンバーとの懇親会に参加でOさん一人です。広報かくだを見て来られた
方もいたという。広報誌の星図は見やすいとの評価でした。広報誌担当のMさんと管理人の
苦心の作品が認められてよかったと思ったところでした。お客さん4名。
10日の丸森町観察会は管理人は星カフェみやぎ座に出席のため欠席です。
Sさん、Oさんで対応、寒く歩く人もいなくお客さんO名。
その他、1月25~26日の天文教育普及研究会東北支部会が福島県郡山市で開催され、
Sさん、Iさん、管理人が出席です。
Sさんが1月30日から1週間フィンランドにオーロラ観測旅行に出かけています。
その報告がありました。4日間の観測中、2日間晴れたといいます。
前年のアラスカのオーロラと異なった形が見られたといいます。
羨ましいと思う管理人です。
(一昨年アラスカで4日間滞在して30分程度微かな姿しか見ていません)

今月の行事予定は、
3月3日:角田市、10日:丸森町の観察会
3月1~8日まで旅行する会員がいます。

3月は年4回発行する会誌「大熊」の発行月です。第114号のテーマを決めました。
5月5日、かくだ宇宙っ子まつりで実施する催事を確認しました。
角田高校地学部のボランティアの皆さんの協力を得て、昨年と同様の内容の
「エアードームでプラネタリウム上映」、「真昼の天体観察会」を予定しています。

実働会員は僅かですがそれなりの活動をしている同好会です。
今後ともよろしくお願いいたします。