令和3年7月6日 環境省から報道発表があった。
令和3年度 夏の星空観察について
環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性に
ついて関心を深めていただくことに加え、良好な大気環境や美しい星空を地域資源
(観光や教育)として活用していただくことを目指し、平成30年度から夏と冬の星空
観察を推進しています。
今回、夏の観察期間を御案内いたしますので、この機会に、是非、星空の観察に
取り組んでみてください。
1.趣旨
環境省では、屋外照明による光害を防止することが重要になってきていること等を
踏まえ、平成30年度から星空公団との共同で夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタル
カメラによる夜空の明るさ調査を呼びかけています。
星空観察は、環境保全の重要性について関心を深めていただく良い機会となるだけ
でなく、星空を地域資源として宿泊客の誘致に活用するなど、地域づくりにも貢献する
ことが期待されています。
2.観察方法
(2) デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
ア 継続観察登録地点の調査
イ 継続観察登録地点以外の調査
3.観察期間
(2)デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
令和3年8月28日(土)~ 同年9月10日(金)
(データ報告期間は、令和3年8月28日(土)~ 同年9月30日(木))
4.観察時間
(2)デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
日没1時間半後~3時間半後の2時間
5.観察内容
(2)デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、星空の見やすさを客観的に
評価する調査を行います。評価の対象は、デジタルカメラの撮影データから算出
される「夜空の明るさ」とします。
ア 継続観察登録地点の調査
撮影データを、(株)アストロアーツが運営しているウェブサイト
(https://hoshizora-kansatsu.astroarts.co.jp(以下「報告サイト」という。))
を通じて環境省に御提出いただき、詳細に解析を行い夜空の明るさを数値として
算出します。解析結果は、後日、観察場所ごとに環境省ホームページに公表します。
イ 継続観察登録地点以外の調査
昨年度までの調査において正しく分析されたカメラ機種に限り、報告サイトに
御投稿いただく撮影データを自動解析し、速報値を算出し投稿後に即時表示します。
6.参加方法
事前の参加申込みは必要ありませんが、「(2)デジタルカメラによる夜空の
明るさ調査」における「ア.継続観察登録地点の調査」については、星空の地域資源
としての活用に資するため継続的なデータの蓄積を進めております。今後の継続観察
(毎年度、夏と冬の2回)は、登録数が少ない都道府県(山形県、石川県、静岡県、
奈良県、和歌山県、山口県、徳島県、愛媛県、佐賀県、長崎県)に限り受け付けます。
参加を希望される団体又は個人の方は、環境省(hikari@env.go.jp)まで事前登録をお願いします。
※ 平成30年度~令和2年度冬までに御登録いただいた方は、改めて登録する必要はありません。
昨日から観察期間となったが、昨夜は雲が多いので見合わせる。
本日29日、日中から快晴が夜まで続く、日没(18:12)の1時間30分後観察開始。
20時過ぎ、数コマ撮影。
今夜は天の川がうっすらと見えるが、9月10日までの期間で今夜よりの好条件があれば
再度、撮影を考えている。
撮影風景