KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

薬の「登録販売者」

2013年11月24日 | その他あれこれ
56歳の妹が薬の登録販売者の試験に合格しました。
パートで、とあるドラッグストアに勤めており、一発合格のようです。
120問中104問の正解で、結構好成績だったようです。

大阪府の登録販売者試験情報

歳を取ってから勉強するのはしんどかったけど、勉強の楽しさを知ったようで、
「今から思うと、学生時代にもっと勉強しておけばよかった。」とのこと。

過去問など見ると付け焼刃ではかなわない内容で、仕事をしながらの勉強は大変だったと思います。
しかも、いい歳になってからですもんね。
ということで、ささやかなお祝いをしました。


登録販売者とは2009年から施行された改正薬事法の中で定められた医薬品販売の専門家のことで、
薬剤師にしか認めていなかった一般用医薬品の販売に、新しくその一部を販売できることが
登録販売者に認められています。

登録販売者になるには、まず都道府県で開催される試験に合格して、都道府県知事の登録を受けます。
この試験は国家資格ではなく、国に代わって都道府県が実施する公的な資格です。
2006年4月以前に大学の薬学部を卒業した人は実務経験不要で、それ以外は1年以上の実務経験が受験資格になります。


登録販売者試験の出題範囲
 下記の分野から、合計出題数 120問/試験時間240分
 合格ラインは全体の70%の正解率が目安。
 (ただし各項目のどれかひとつでも35~40%以下の正解率なら不合格)

1.医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
1.医薬品の本質
2.医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因
3.適切な医薬品選択と受診勧奨
4.薬害の歴史

2.人体の働きと医薬品(20問)
1.人体の構造と働き
2.薬の働く仕組み
3.症状からみた主な副作用

3.主な医薬品とその作用(40問)
1.精神神経に作用する薬
2.呼吸器官に作用する薬
3.胃腸に作用する薬
4.心臓などの器官や血液に作用する薬
5.排泄に関わる部位に作用する薬
6.婦人薬
7.アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)
8.鼻に用いる薬
9.眼科用薬
10.皮膚に用いる薬
11.歯や口中に用いる薬
12.禁煙補助剤
13.滋養強壮保健薬
14.漢方処方製剤・生薬製剤
15.公衆衛生用薬
16.一般用検査薬

4.薬事に関する法規と制度(20問)
1.医薬品の販売業の許可
2.医薬品の取扱い
3.医薬品販売に関する法令遵守

5.医薬品の適正使用と安全対策(20問)
1.医薬品の適正使用情報
2.医薬品の安全対策
3.医薬品の副作用等による健康被害の救済
4.一般用医薬品に関する主な安全対策
5.医薬品の適正使用のための啓発活動

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