日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

一年生。

2008年06月02日 22時40分09秒 | 司書日記
だめだなぁ。
やっぱり家に帰ってくると、なにもできないや。

あまりにも疲れ果てたので、残りは家でやろうと心に決めて、逃げるように学校を後にしてきました…が。
やっぱりなにもできないまま、時は過ぎ去っていくのでありました。

だめだ。
疲れすぎだ。


さて、今週のメインイベントは、一年生の図書館利用開始です。
今日から早速、一年生への利用指導が入りました。

3年目ともなると、言っておくべきことは大体分かるようになりましたし、これまで、2~6年生への利用指導で、散々言ってきたことを、一年生用に直して言うだけなので、昔に比べると、あまり慌てなくなったように思います。

しかし、やはり一年生相手は大変です。

うちの学校では、本を借りるためには、カードに必要事項を記入する必要があります。
コンピューターでピッと読み取るだけ…という訳には行きません。

そう、文字を書かねばならないのです。
これが、一年生の利用開始がこんな時期にまでずれ込む理由でもあり、そして、一年生の利用指導で一番気を使う部分なのです。

分類番号や、著者記号なんかの場所は、まあ、大分分かりやすく教えることができるようになったのではないかと思います。
もちろん、その意味なんかを教えることはできていませんが、書かねばならないものが、どこに書いてあるのか、そしてどこに書き込めいいのかぐらいは、教えることができるようになったと思います。

が…問題は題名です。
この時期の一年生は、まだひらがなしか習っていません。
漢字はもちろん、カタカナだって書けません。

ですので、カタカナや、漢字で書かれている題名は、すべてひらがなに直して記入することになります。

そして、当然ですが、「は」と「わ」、「へlと「え」なんかで引っかかります。
題名がひらがなでかかれている本でも、迷ってしまっているのに、漢字やカタカナをひらがなに直して、さらに「は」と「わ」を正確に使い分ける…なんてことは、もの凄く難しいことのようです。

カタカナならば、まだ自分で読んで、自分でひらがなに直すことができますが、感じの場合は、こちらが読みを教えて、そしてそれを子どもたちがひらがなに直していくことになります。
手順が多くなる分、難しさもアップするようです。


それでも、一年生は、凄く真面目に、頑張ってひらがなを書いてくれます。
限られたスペースをめいっぱい使って、本の題名を正確に書いてくれようとします。

ちょっと長いとガンガン省略しだす高学年とは大違いです。
なんで、たった4~5年たっただけで、こう変わっちゃうんだろうか。


とにかく、私は、精一杯分かりやすく、一年生に図書館の使い方を教えるだけです。


精一杯という割には、いろいろと資料が足りていないんですけどね…。



ああ、疲れた。

仕事との関わり方。

2008年06月02日 00時08分48秒 | 司書日記
あー。
なんか、いろいろウダウダ考えちゃうなぁ。


今の仕事は、私にとって夢のような仕事。

読書好きの、図書館好きが司書になって。
先生を将来の夢と書いた人間が、「先生」と呼ばれる立場になって。

学校司書。
実質的に「自分の図書館」と呼べるような図書館を持ち、「先生」として、教育の一端に関わることのできるこの仕事。


素晴らしい。
こんな夢のような職場、他にはない。


それでいいじゃないか。
考えるのはよそう。


仕事と趣味はもちろん違うけど、楽しんで仕事をすることができるなら、それは素晴らしいこと。

できないことも多いけれど、それでも頑張れる。
好きだから、頑張れる。


いいや、それ以上は。
それ以上を考え始めると、またキリがない。

とにかく、仕事をしよう。
この図書館で、仕事をしよう。