トンサンの別荘

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東電・政府・マスコミは真実を言え!!

2011年03月18日 03時41分04秒 | 日記

東電・政府・マスコミは真実を言え!!
3月17日(木)
今朝の読売新聞を見て驚いた。
なんとこの写真は!!


冷却設備が津波でさらわれてしまっていた。
最初の東電の記者会見の時、若い技術者が「どこまで言っていいのか・・・」とぽろっと漏らした。
それはこのことだったのか。


津波で冷却ポンプがさらわれて、すっかり無くなっている。
(Google画像をあるサイトから借用)



津波前の衛星写真
(Google画像をあるサイトから借用)


衝撃の写真だ。

トンサンは1号機の爆発の時、ニュースを聞いて「冷却水のパイプが地震で外れたのかな」と思っていた。
ところが配管を直すなら修復されるだろうが、3号機爆発、2号機と次々異常が起きて「これはおかしい?」どうして次々に異常になるのだと疑問を感じていた。

今日の新聞を見て驚く。
なんと冷却設備が無くなっているではないか!!
これでは核燃料はコントロールできるわけがない。
どんどん加熱してメルトダウンが起きる。
チェルノブイリと同じような事故になる。大変な事態だ。

しかも問題は圧力容器にも格納容器にも入っていない使用済み燃料プールにある燃料棒だ。
これを覆っている建屋が吹っ飛んだ今となっては、大気の中に置かれているのだ。
燃料棒が過熱してジルコニウムの筒が溶ければ、放射能は大気中に大量にばらまかれる。
これはチェルノブイリと同じレベル7だ。
今はそれの紙一重、綱渡りの状態なのである。
しかも読売新聞によると1号機から6号機まで水浸しになったと書いてあるので、写真には写っていないが、5・6号機のポンプ設備も無くなっている可能性が高い。
4・5・6号機の燃料棒は使用済み燃料プールにある。

大変危険な状態。アメリカは半径80km以上退避しろと言っているそうだ。
でも知れば知るほど、もっと危険を感じる。付近住民は数カ月先まで、家に戻れないだろう。

福島第一原発は全体をコンクリートで固めて、原発の墓標となるのではないか。

こんな写真が読売朝刊に出ていたのに、1日経っても話題騒然とならないのはおかしい?
日本国民は自分の頭で考える力があるのか?


3月18日午前4時追記
こちらに使用済み核燃料の危険性について載せているサイトがありました。
プールの使用済み核燃料もメルトダウンの可能性