このところ国会ブログのような感じになっていましたが，その国会の会期も来週２２日までということで，法改正の問題も，実質的に今週中の決着が濃厚となってきました。
行政書士法の改正に関しては，改正法が公布の日から起算して６ヶ月経過後に施行されるということでして，今後は特定行政書士制度のスタートに向け，日本行政書士会連合会主催による研修制度が始まることになります（当然のことながら研修やその後の考査試験も，かなりハードなものになりそうです）。
法案が無事に成立しますと，近いうちに特定行政書士（第１期生）が誕生・・・
全国約４万４千人の行政書士のうちの，はたしてどれくらいの人数になりますか？・・・
全体の２０％程度で，約８千人～１万人ぐらいでしょうか？（かく言う私も評論家ではなく当事者のひとりなのですが）・・・
同じく参議院での審議待ち状態の宅建業法の改正に関しては，実務の世界では来年の４月から，試験は来年１０月から宅地建物取引士資格試験になりそうな感じですね。
もう今国会も最後ですので，今週の参議院の動向に注目したいと思います。