はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「宙わたる教室」

2024-02-16 16:13:00 | 本・映画・ドラマ
伊与原新さんの「宙わたる教室」を読みました。


とても感動し、人は何歳になってからでも、挑戦することができるってこと、
たくさんの勇気をいただきました。

東京・新宿にある都立高校の定時制。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

負のスパイラルから抜け出せない21歳の岳人。
子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
中学を出てすぐ東京で集団就職した70代の長嶺。

「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
学会で発表することを目標に、
「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。


あとがきで、この物語が、事実を元に作られたことを知り、
鳥肌が立つくらい感動しました。

JAXAが開発したものの中に、共同開発(だったかな?)者として、
名前を連ねている、、という事実があるそうです。

人生、、様々なことがあり、思うように生きてこれなかった方々が、、
再び夢を持ち、力を合わせて頑張っていく物語。

やる気にさせるスイッチを押してしまったら、、人は何者にでもなれるのかもしれない。
と思う気持ちになれるほど、感動しました。

私も、まだまだ頑張れるかも(^-^)(なぁんて)

この作家さんの本は、これで2冊目でしたが、どちらもいい物語だったので、
他のも、もっと読んでみたいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本「黒い絵」 | トップ | 人生最後のスキーに行きたい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本・映画・ドラマ」カテゴリの最新記事