プリの各部の確認をしてみる。
まずは時定数。
終段管の内部抵抗は、オンオフ法で測定した出力インピーダンス258Ω。もう一つの算出法としてOPTの電圧比3.14より2.5kΩとなった。
(参考に、プレート電圧・プレート電流より、電流の1/3乗:2.6kΩにカソード抵抗620Ωを足して3.2kΩ。カソード抵抗を足さないと2.6kΩで良い感じ)
OPTのインピーダンス9.8kΩ。
OPTのインダクタンス110H。
以上より、時定数は 20.9
まあ、問題無いか。
CRによるカットオフ周波数
Cc:0.1μF、Rg:330kΩより、4.8Hz。
あれ?結構低いな。
参考に某HPより、グラフを作ってみた。
お、100Hzから下がってる!
Ccを0.22にしたらどうか?
50Hz位に下がった。
なら0.47にしたら?
2Hzにドカンと下がったけど、どうなの?
チト思ったんだけど、NFBって低域伸びるけど、時定数問題でCc小さくしたら低域は伸びなくなる。
この辺のせめぎ合い?
今回はアースの配線を全部アースポイントに持って行った。
ちょっと前に頂いたコメントを整理してみた。
次回本組の時は修正しよう。
そして増幅度を(初めて)計算してみた。
12AU7は、μ=17.5、RL51kΩ、Rp11.5kΩとする。
真の増幅度:μ×(RL÷(Rp+RL))より 14。
5687は、μ=16、RL9.8kΩ、Rp2.5kΩとすると 13。
入力0.1Vで出力18.2Vになるはず。45dB。
なんかでかいな。測定では40dB以下だった。
計算がなんか違うと思う。
20220211