analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

プリのハム ③ チョーク

2022-04-08 00:02:27 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

チョークついても考えてみる。

ハムプルーフベルトの効能は、漏れ出た磁束を吸収し、巻線の磁束で打ち消すのだそう。

これは期待が出来るな。

磁束が相手なので磁性体が良いらしい。

銅のテープだぞ?

銅は磁性体では無いのでは?

反磁性体・常磁性体・強磁性体の三つが有るのですべての物体が磁性体と言える。

普通は強磁性体を磁性体と呼ぶ。

一番身近なのは鉄か。ブリキの薄い板が有ったはず。

コアが磁性体なのでベルトも磁性体でやって見るか。

インダクタンス変わったりして。

 

それから取付位置だ。チョークは二個あり、サブシャーシーを挟んで取付足を共締めしている。

よって磁力線の向きは最悪だ。

これを直そう。

 

今回のチョークは4H60mAだ。

これに25mA程流している。

半分よりは多いが、余裕は有ると思うので磁力の発生はあまり大きくないと思われる。

確か流す電流によって磁束は変わってくるはずだ。

インダクタンス=磁束鎖交数÷電流

っとすると、インダクタンスも小さく交流を絞る力も小さい:リップルの取り方が甘いのか?

インピーダンスZ=2πfL

これによると低周波(100Hz)はインピーダンスがあまり高くない=整流効果が低い?

ならインダクタンスを上げる。

タムラのA‐4006は10H Z=6,280Ω

ノグチの1006も10H 同

今回の460Zは4H Z=2,512Ω

そんなに変わらないかと思ったが、結構違うね。

 

20220127

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