analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

クラーフ結合 音出し

2022-04-19 00:03:30 | CfD‐5 (TAC‐1初期→CfD‐2 欠番)

それでは音出ししてみる。

ボーズの161を使うはずが、繋ぎ換えを忘れて電源を入れてしまった。

・・・幸い音は出なかった。

幸い?

少し考えた。

出力管プレートにチョークを繫がなかったからか?

そうか、デカップコンデンサーから信号がアースに落ちるんだ。

負荷抵抗になるチョークが無いから増幅できないのか。

少し調べると、チョークは電源ので良いらしい。CZ3045ならあったはず。

一個しか無かったので、電源に入れてた20H20mAのチョークを外して一個を代用した。

 

 

これで音が出た。

こなれてないかと思ってCD一枚鳴らし続けたが、どうもイマイチのようだ。

中高音でピークが有るのか、そこだけ音が飛んでくる。

それだけ。

低音が無く、全体になんか作り物っぽい。

抜けも良くなく、うっすらだが煙が漂ってる感じがする。

 

OPTのインダクタンスは確か110H。これとチョーク30Hがパラなので23H程になってしまう。

これが低音の出ない原因らしい。

音がおかしいのはB電源とOPTの間に付けた、直流カットのRIFA電解コンだよな。

今の手持ちの部品では問題ありだ。

チョークは100Hとしてもパラで50H程になってしまう。

 

 

ネットで探すとクラーフ結合はやってる方が結構いる。

上手く行ってるような方もいるが、大半は良さを感じてないようだ。

流行らないのも分かる気がする。

チョークが大変。

 

思ったより上手く行かなかったのは残念だが、何となく見えた。

直流カットするのがコンデンサー以外に何か面白いものが見つかったら試してみたい。

 

 

サブシステムで何か組むときは再度チャレンジしても良いかなと思う。

 

20220201

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