スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その90-Ⅱ~

2022-03-28 06:36:06 | 食~ラーメン・中華

中国菜館 司飯店

さいたま市南区南浦和2-31-8

TEL 048-885-7070

定休日 日曜日

当店は9年前にアップした知る人ぞ知る街中華の名店。

(2013-5-15付ブログ参照)

南浦和駅東口からちょっと行った住宅街の中にある。

入口玄関は裏手にあり大通り側はメインっぽい雰囲気はあるが

あくまでこちらは裏サイドだ。

当店は行きつけのガソリンスタンドが近くにあるため、給油時にたまに来る店だ。

昭和チックな街中華には薄汚れたショーケースはワンセットで付き物だ。

特に司飯店のは、それを参考に見て決めようという気にはならない、

ある意味、昭和の中華屋さんの鏡みたいなもので、その時代の風情を感じてしまう。

店内に入ると9年経っても全く変わらない空気が流れている。

全体的に時代の年季を感じるが、掃除はしっかりしているのでしょう。

汚さは感じない。

店内はカウンター席が4席、4人掛けのテーブル席が3卓あり、

一番端の席には常連客とみられる年配の女性2人と男性1人が楽しそうに談笑していた。

その会話が静かな店内で響き、全て聞こえてしまう。

「誰かプーチンの知り合いはいないの?

サダムフセインの首の懸賞金は10億だったらしいが、プーチンは1億ですって。

そんな価値しかないのよ、プーチンは。

プーチンはやりすぎて腰が痛いらしいよ。」

街の年配者の話題もウクライナらしいが、話の内容が思わず笑ってしまう。

ご覧のように中華メニューは一通り網羅しているラインアップだ。

定食は5種あって全て800円。

炒飯が600円、タン麺も600円でCPはかなり素晴らしい。

メニューをよく見るとラーメンが無いのは何かわけがあるのだろうか?

司飯店に来て女性店員はこの日に初めて見た。

それまではシェフというよりは腕の達者なオヤジと言った方が

ピッタリくるオヤジが1人で切り盛りしていた。

いつもジャージのズボンにTシャツ姿が定番。

その姿だけでは料理人には見えない。

当店を知ったのは知人の紹介で「司飯店の五目タン麺は旨いよ!」の

言葉をそのまま受け取り、今日まで当店では五目タン麺しか食べたことがなかった。

今回パートⅡをアップするにあたり、他のメニューを頼もうと思い、

メニューを熟読した結果、セロリ麺700円に決定。

大変惜しまれながら閉店した「侠竹林」さんのセロリ麺を思い出して決めました。

具材はセロリは当然で、いか、エビ、竹の子、ネギと具沢山。

スープは予想通りの優しい味。

麺はストレートの細麺。

確かに司飯店のイメージ範囲内の逸品だが、やはり五目タン麺の方がお勧めだ。

次はご飯ものに挑戦してみよう。

卓上の調味料も整然と並んでいた。

「オッ、ちょっと待てヨ。」

消毒液の隣りのナプキン入れの器。

昼間から色っぽい春画ではないか。

大将はこういう趣味があるのかと変に勘ぐってしまった。

当店のサービス精神の表現として「あめ」のビンも置いてあった。


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