うなぎ スッポン料理 すなが
さいたま市南区南浦和3-44-1
TEL 048-881-2709
駐車場 有
2015-2-9付でアップした「浦和のうなぎ」で紹介された12軒のうなぎ屋さんの内
当店が最後の店と成りました。当店の記憶と言ったら、
今は亡き当社営業社員がよく接待伝票をあげてきた印象が残っている。
そんな彼の事を女将に話したら、えらく懐かしがり、思わず涙ぐんでいた。
当店は昭和42年創業ということで店に入ると年季が入った雰囲気が流れていた。
この日は見ることが出来なかったが2階に座敷もあるとの事。
創業者の女将はとても愛想がよく、鰻重が出来上がるまで
世間話に花が咲いて豊かな時間を過ごすことができた。
創業者は既に亡くなり、息子さん(?)が鰻を焼いている様だ。
当店は鰻料理以外にどじょう料理、鯉料理、すっぽん料理などをやっている。
すっぽんコースは1尾2人前用で26,000円~もする。
今や鰻も貴重になってきたがすっぽんはそれ以上だ。
壁には酒肴にぴったりの私の大好物が並んでいた。
仙台牛のたたき1,800円、松茸とうにの茶碗蒸し1,200円
阿波尾鶏の塩焼き900円、蟹みそ700円、筍の子の旨煮700円、
子持ち鮎の煮びたし950円、根三菜おひたし500円、
ながす鯨尾肉3,900円。この品書きを書いていて思わず唾液が出てしまう。
今回注文した鰻重(中)3,800円。肝吸、新香に自家製の豆腐が付いている。
当店の蒲焼きは見て分かる通りタレが濃く甘味があるのが特徴。
うなぎは鰻問屋の鯉平さんからの仕入れ若干細目の3Pを
使用しているらしい。最初の一口がわずからに臭みを感じ
まだ泥抜きが足らないのかもしれない。
肝吸いがセットになっているのが良かった。
女将自ら「当店の自家製豆腐でございます。」豆腐にこしがあり
木綿とも絹とも違う食感がしてとても旨い。
これが当店の山椒。ミル入りのもの珍しい。
うなぎ屋さんでよく見かける泥抜きをしている籠。
中にうなぎが入っている。それを見せてくれたが良く撮れなかった。
昔は水は井戸水を使っていたが、こちらはどうなのかな?
外には鰻の蒲焼きのポスターが。「この国には旨いうなぎがある。」
本当にそうだ!