4月7日(火)に新型コロナウィルス感染の緊急事態宣言が出てから20日間たった。
3月の初め頃から徐々に感染対策が身の回りに出て来て、この宣言以降一挙に
街の光景、生活の過ごし方、仕事の取り組み方が変わって来た。
将来にー市民の写真記録として一つでも多く残すべきだと思いアップしてみました。
今や日本、いや人類にとって未曾有の危機の中に我々は居るという気が日に日に
強くなってくる。今我々は意識、ビヘイビアの変革を求められていると思います。
なんと言っても街の光景を変えたのはこのマスクをかけた人々の姿である。
この写真は緊急事態宣言が発表される前日の4月6日(月)夕方の
浦和駅東口広場の光景と西口へのエスカレーターそして
浦和駅改札口のものである。これを見てもわかるようにマスクを
未着用の人は本当に少なくなった。こんな光景は今まで見た記憶がない程
街の雰囲気を変えた。(本当は渋谷のスクランブル交差点に行って
撮ってこようと思ったが、正に不要不急の行動になるので自粛をして
自分の街の写真とした。)
伊勢丹浦和店の勤務者1名が4月4日(土)コロナウィルスに感染したということで
翌日デパート地下を中心に館内消毒の作業をするとのお知らせ。
たった一人の感染者がでた為にあの広いデパ地下を消毒する。
しかも食料品ばかりのフロアーを。全く大変なことだ。
又、感染症予防対策として試食を中止するとか。
なる程!この貼り紙が出た数日後から三越伊勢丹の各店は休業に入った。
各百貨店は大変な打撃になるだろう。
伊勢丹地下一階(通称デパ地下)魚売場コーナー、肉売場コーナー、
特設催事コーナー、ケーキ売場コーナー。それぞれ見ても商品が
パラパラとしかなくこんな伊勢丹浦和店を見たのは初めてだ。
この新型コロナウィルスで史上初めてのことがどんどん出てくる。
何せ多少の人数が集まる会合は全て出来ないのだから思わぬことが起きるのは当然だ。
2020-3-21付ブログでアップしたフラワーネイキットには2月29日に行ったが
入場するにあたって消毒液にご協力をといっていた頃は
消毒液、マスクなどに世の中がようやく注意を割き始めたころと記憶している。
これを見ても新型コロナウィルスの展開はものすごく早く感じる。
3月26日付のブログで紹介したこの一枚の写真は3月2日に撮ったもので
この時点でこの店は「コロナウィルスをさけるため」しばらく店を
閉めるとの貼り紙。これを見た時は随分思い切った決断をしたナーと素直に
感じたことを覚えている。今や街中の飲食店がそうだが、私にとってコロナで
店を閉店したのを見たのは当店が初めてだ。
先日アップしたばかりのこのイタリア料理店は消毒について
メニューの紹介と同じ位の大きさで詳しくお客さんに消毒するように
一歩踏み込んで推奨していたのが印象的で撮った。
世の中はそんな空気に成っていた。(4月1日撮影)
今迄2回ブログ紹介している「日本料理よしみつ」さんの入口階段の所に
4月8日(水)より臨時休業のお知らせが出ていた。
そしてその最後に「明けない夜はない!!」のメッセージが。
私の父親もよく言っていた吉川英治の名言「朝の来ない夜はない」思い出してしまった。
コロナウィルスの件で今一番業務のダメージを受けている業種の一つがホテル業。
ロイヤルパインズホテル浦和もペストリーショップ「ラ・モーラ」の
テイクアウトを除いて全てのレストランが臨時休業となっている。
こんな事、開業以来初めてのことだ。1階エントランスロビーの正面の方は
照明が消えて暗くなっている。エレベーターに乗っても動かなかったのには驚いた。
浦和パルコB1Fに入居している「ココカラファイン」の入口に張り出されているご案内。
マスク・アルコール消毒各種の入荷、在庫はない旨のお知らせ。(3月14日撮影)
今もマスク、消毒液の深刻さは続いているが、八方手を尽くせば入手することもあるが
この当時はほぼ諦めの心境で開き直っていた状態の日々だった。
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それでは当社スミダワン1階入居のテナント「セイムス」はどんな状態なのか
確かめに行ってみた。内容は当然同じ。
ハンドソープの棚は空っぽ。ティッシュペーパーもご覧のような状態。
介護用オムツまで波及して1家族1点限りの限定販売。(3月19日撮影)
ダメ元で本社まで確認しても答えは「ダメ」と同じだった。
思わず約45年前のオイルショックでトイレットペーパーが消えたことを思い出してしまった。
最近もう一つ街の風景が変わったことがある。
この様に街の通りの昼時、軒並にテイクアウトコーナーが出ていたことである。
ここに紹介した4件は全て浦和エリア旨い店コーナーでアップした店ばかりだ。
グルメ通りで最近リニューアルオープン(4月1日)したばかりの「すみぼうず」さん。
ちょっと歩くとおでんの「お多幸」さん。その斜め前で当店施工したソサナビル3Fに入居している
高級和食料理店の「新」さん。そこから10M~20M歩くと家庭韓国料理で定評の「クウォンズ」さん。
この光景にはビックリした。緊急事態宣言で夜の営業に制約がでた為
その穴埋めにテイクアウトをやろうとしているのか?
この新型コロナウィルスとの闘いは砲弾が飛び交った第二次世界大戦以来の
大惨事だと個人的には捉えている。ある意味、目に見えないウィルス弾はもっとたちが悪い。
しかもこの病気は結果的に悲惨な人間関係をもたらす。
感染した方は、被害者なのにそれがわかると他の人々に加害者扱いを受ける。
こんな嫌な病気が今もって勢いに衰えを見せない。
まだまだこの闘いは続くような気がするが、今後も支障のない範囲で外に出て
あるいは内からコロナウィルスを追っていきたいと思っています。
それにしても外出自粛でブログネタが枯渇してきたことも読者の方にお伝えします。
ここで新型コロナウィルスに関する新しい言葉、事象が出てきたので
アットランダムに並べて将来の記録として残しておこうと思います。
パンデミックス、クラスター、ロックダウン、オーバーシュート
ソーシャルディスタンス、テレワーク、ステイホーム、緊急事態宣言、医療崩壊
不要不急、自粛、巣籠もり、3密(密閉、密集、密接)、コロナ解雇、休業要請と休業補償 等々。
まだまだ事態の展開によっては増えていくのでは!