スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ノルウェー(オスロ)の街(ノルウェーの旅)

2018-07-31 06:20:52 | 旅 ~海外

ノルウェー王国は立憲君主制をとっており現在の国王は

ハラルド5世国王。この建物がノルウェー王室の居城で

カール・ハンス通りを挟んで中央駅を見下ろしている。

国王陛下在宮時には、ロイヤルガードの演奏も行われ、

平日の13:30には、衛兵交代式も行われる。

ノーベル平和賞の授賞式が行われる市庁舎に近い古い鉄道駅を

利用して造られたノーベル平和センター。

歴代平和賞受賞者の資料などを展示している。

車中から撮ったので何の建物だか分からないが、あまりに立派だったのでパチリ。

北欧の都市は皆、複雑な海岸の所で発達したようで

オスロもバスで走っていると、突然この様な大型客船と出会う。

港にはColor Lineと書いてあり、海外航路の船だろう。

ヨットハーバーのある湾の小高い丘にはこの様なメルヘンチックな

住宅が並んでいる。雪国のせいか、全体的に

屋根勾配がきつい切妻の家が圧倒的に多い。

ガソリンスタンドの価格表示を見るとガソリンが16.39ノルウェークローネ(208円/ℓ)

ディーゼルが15.28ノルウェークローネ(194円/ℓ)と高い。

ノルウェーは北海油田がある為

欧州で第2位の産油国なのになぜこんなに高いのか?

もっともノルウェーは全ての物価が高く、ペットボトルの

水が500円とは本当にビックリした。

次の宿泊地に向かう途中に大きなショッピングモールでトイレ休憩。

ここのモールのシンボルなのか巨大な熊が立っていた。

どうやらこの辺りは熊が出没するらしい。

スーパーの中に入ってみると野菜、果物は豊富なこと

それに比べて魚介系は本当に少なかった。

欧州連合における自動車ナンバープレートは一定の形式を

共有している(ユーロプレートと呼ばれる)。

プレートの左端には青色の帯が入っており、この共有形式は

1998年に定められたものである。このナンバープレートは

国旗があるので分かり易くノルウェーのものだ。

以下、駐車場で見かけた各国のプレートを紹介します。

これはドイツで、一番多く見かけた。国の上に

ユーロのマークが付いている(ユーロ加盟国)。

DK・・・デンマーク この国もユーロ加盟国。

PL・・・ポーランド 昔の共産国も今やユーロ加盟国。

我々の乗ったバスもポーランドの会社、ドライバーもポーランド人だった。

LT・・・リトアニア バルト3国で以前ソ連だった所が今ユーロ加盟国だ。

EST・・・エストニア ここもバルト3国

LV・・・ラトビア ここもバルト3国

H・・・ハンガリー ユーロ加盟国

CZ・・・チェコ ユーロ加盟国

B・・・ベルギー EUの本部がある

NL・・・オランダ

I・・・イタリア

S・・・そしてこれから訪問するスウェーデン

この地域はキャンプのメッカなのか、ご覧の様に無数の

キャンピングカーが駐車していた。丁度バカンスのシーズンに入った為か

この様な所がここ以外にも数ヶ所あった。


ノルウェー国立美術館(ノルウェーの旅)

2018-07-29 06:11:43 | 旅 ~海外

1836年創設、182年の歴史を誇るノルウェー最大の美術館。

1800~1900年代のノルウェーの絵画の作品、

特にエドヴァルド・ムンクのコレクションが有名な美術館だ。

オスロ観光の目玉の1つで開館前から既に列が出来ていた。

開館前なので係員がしっかり入館をガード。アール天井の

エントランスが重厚で歴史を感じさせる。

エントランスから階段を登った中壇の踊り場に最初の作品、

ルノワールのブロンズ像があった。ルノワールの彫刻は

見た記憶があまり無く貴重なものだと思う。

さらに階段を登った所の壁に、クリスチャン・クローグ作(1893年)、

バイキングがアメリカ大陸を発見した絵が飾られている。

これがエドヴァルド・ムンク(1863-1944)のコレクションがある部屋だ。

ムンクは自分の健康問題、父親の死による耐え難い孤独感、

そして母親や姉の死が少年時代のムンクに

死を身近に感じさせムンクの鋭い感受性に大きな影響を

与えたと言われている。81才で亡くなるまで2万5000点に

及ぶ作品を残しその作品すべてをオスロ市に寄贈された。

これがあまりにも有名な作品「叫び」。実は「叫び」は4枚あり、

当美術館が所蔵しているのは背景がオレンジ色のもの。

この作品だけはガラスでガードされていた。

この美術館のすごいのはフラッシュを焚かなければ全館、

写真が撮れることだ。これはブロガーにとってなによりの開放感だ。

「思春期」ムンクの作品は死、孤独、不安、恐怖、をテーマにしたものが多い。

「マドンナ」。ムンクはヨーロッパ表現主義の生みの親といわれ、

外部の情勢や形態にとらわれず、自分の心の中にある

感情をストレートにキャンバス上に表現している。

この絵はハラルド・ソールベリ(1914年)作で当館の一番人気の

作品だそうだ。見てなるほどと感じると思うが、

日本画から影響を受けている作品だ。

この絵はハンスとアドルフの二人の合作作品(1848年)で、

ノルウェーのすべてが描かれていて、ノルウェー人の宝と言われている。

フィヨルドで船に乗り、結婚式を行なっている牧歌的風景画。

クロード・モネの作品(1886年)。他に3点あった。

ポール・セザンヌの人物画と静物画。他にもセザンヌ作の作品が数点あった。

ビンセント・ヴォン・ゴッホの自画像(1889年―1890年)

ルノアールの作品

パブロ・ピカソの青の時代の作品。この時代のものは

あまり見ていないので貴重だ。個人的には青の時代の作品は好きだ。

他にもモディリアーニ、ドガ、オーギュスト・ロダンなど

近世ヨーロッパの作品も所蔵している。

この美術館は、とてもこじんまりして、見やすく素晴らしと感じた。

スーベニアーショップも重厚な雰囲気でとてもお洒落なショップだった。

どことなく宮殿風のカフェ。ここでお茶すると瞬間貴族に成った気分に浸れるのでは。

 


オスロ フログネル公園(ノルウェーの旅)

2018-07-28 07:56:29 | 旅 ~海外

フログネル公園は首都オスロの都心部から3㎞北西にある

都市公園で面積32万㎡もある。公園の一部はヴィーゲラン彫刻公園に

なっており、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン(1869~1943)の

作品のみ212点が展示されている。メインゲートの正門は

1926年に完成し、やはりヴィーゲランの作品だ。

オスロの市街地にはトラム(現地名トリック)が走っており、

とても便利だ。乗り方は先頭の乗車口から乗って

ドライバーからチケットを購入する。北欧は路面電車が

どこの国も活躍している。

この公園には多くの外国人のグループが来ていて正門に入ると

ガイドさんからこの様に説明を受けていた。

ロシア語を話しているグループが多かった様な気がした。

正面を入った所には、彫刻家グスタフ・ヴィーゲランのブロンズ像があった。

ヴィーゲランは1900年代に公共彫刻を手懸け、

ノルウェーを代表する彫刻家となった。1910年代後半、オスロ市の

図書館建設でアトリエを立ち退きになり、フログネル公園のそばにある

邸宅を新しいアトリエとして提供され、その代り、以後の彫刻・

ドローイングなど全ての作品をオスロ市に寄贈するという契約を交わした。

以後の生涯を彫刻公園の設計のための作品製作に捧げ

公園の完成を見ないまま1943に没した。

これが公園の案内図。

縦の軸線に沿って6つのセクション(正門、橋、子供の遊び場、噴水、

モノリスの台地、生命の環)に分かれて彫刻が展示されている。

正門から橋に向かってのマロニエの並木道。

マロニエはセイヨウトチノキとも言われ、成長すると

30m以上の高さになる。花は通常白色で赤い斑点があり春に咲く。

果実は緑色で柔らかいとげがあるカプセル状で

トチの実と呼ばれるナッツのような種子を持つ。

どうやらノルウェーはメロニエの北限の様だ。

橋の両サイドの欄干には公園の彫刻のうち、58点が展示されている。

その彫刻はブロンズによる人物の群像だ。

その向こうには噴水、そしてその上には巨大な石柱(モノリッテン)が

そそり立っている。とても華やかで素敵な光景に感動した。

多くのブロンズ像により一際大きな石像。ヴィーゲランの

彫刻は人生の様々な状態というのが全体のテーマだ。

 

 

多くのブロンズ像の中で目に付いた像を紹介します。

先程も書きましたが「人生の諸相」がすべてテーマに成っている。

そんな視点で見てもらえれば・・・。

読者の皆さん、ご覧になって如何ですか?

橋の左右にはとても手入れの行き届いた庭園が広がっている。

ベンチの横にも小さな彫刻が飾られている。

多くの彫刻がある中で来訪者に一番人気があるのが

この「怒った少年」像。顔をしかめて泣き、地団太を踏む幼児の姿が

多くの人に伝わるみたいだ。両手が金色に変色しているのは

皆手に触れるからだとか。あまりの人気に一時壊されたこともあって

遠くにこの像だけ監視カメラが設置されている。

池をまたぐように長さ100m幅15mの石でできた橋が架かり、

欄干の向こうにある「怒った少年」像を多くの来訪者が取り囲んでいた。

橋を渡って子供の遊び場にはこの様な彫刻が。

バラの花が植えられた子供の遊び場広場から、次の噴水エリアへ。

近づけば近づくほど巨大な噴水だ。この噴水は1947年に完成。

やはり噴水には人を魅了する何かがある。暫し見入ってしまった。

逆に噴水から正門ゲートに向かって撮った一枚。

公園前には瀟洒な大邸宅が並んでいる。

一体どこの国の女性だろう。サングラスがよく似合う

モデルみたいな女性をパチリ。

噴水の周りグルリと人の一生の苦悩と喜びを表しているような

ちょっと異様な彫刻が並んでいる。

一段と高くなったモノリスの丘の中腹から正門ゲートに向かって。

巨大な石柱(モノリッテン)に入る前にあるレリース状のゲート。

そしてこれが無数の人が彫られている巨大な石柱(モノリッテン)だ。

遠くで見るとちょっと変わった塔に見えたが近づくにつけ

「一体これは何だ?」と無言になっていく。

又かわいい石像を発見。小さな女の子が男の子をみらみつけている。

その表情が何とも言えない程、訴える力がある。

以上これらの彫刻を構成する老若男女の人物合計600以上にもなる。

ヴィーゲランはその1つ1つの作品の原型を粘土で

原寸大で作成し、それらを職人たちがブロンズ像や

石像に仕上げ庭園内に配置していった。

1930年製作の日時計と1933~1934年製作の生命の環。

1950年までにほとんどの作品が設置され、庭園には

ヴィーゲラン以外の作品を置かれておらず、

24時間無休で開放されている。


オスロ近郊の田園風景(ノルウェーの旅)

2018-07-27 06:22:15 | 旅 ~海外

 

一泊目の宿泊ホテルはオスロ・ガーデモーエン空港の

隣のSCANDIC OSLO AIRPORT。

この近くには空港を意識した似た様なホテルが幾つもあった。

道路標識には英語とノルウェー語が書かれている。

ノルウェーは立憲君主制の国で国土は日本とほぼ同じ。

人口は約520万人。主な宗教は福音ルーテル派が大多数を占めている。

ホテルをチェックインしてから近くを散策。

すぐ近くは麦畑で牧歌的な風景が続く。

辺りを見回してみると、一番目に付いたのが薄紅紫色をした花、

ヤナギランだ。分布はヨーロッパ、アジア、北アメリカで、群落して咲いている。

実はこのヤナギランが今後の旅でとても話題になった。

次にこの旅で目に付いたのが、この鳥だ。

遠くから見るとカラスに似ていて、同じ様にゴミ箱でエサをあさっていた。

大きさはややカラスより小振りで姿は真黒ではなく

首の回りがグレー色だ。鳥に詳しい方是非コメント下さい。

日本ではまだあまり見かけないロータリー交差点(円形交差点)の道路標識。

北欧では随分見かけた。自分で運転したことが無いので

分からないが、バスから見てもちょっと頭が混乱してしまう。

きっと良さがあるのだろう。

海抜が高いわけではないが、高山系の白樺の木が沢山茂っていた。

きっと北緯が高い為だろう。

地震が無いということは建築に関しては基本的に変わってくる。

この家を見ても柱の下に俗にいうピンコロ石(束石)が

置いてあるだけの様に見える。これでは日本では物置か犬小屋レベルだ。

早朝散歩で田園地帯を歩いていくと、お洒落なモーテルみたいなホテルに遭遇。

眩しい程の朝日が建物にあたり、とってもロマンチックな気分になった。

広々として麦畑にも朝日があたり、麦畑が黄金色に変わる。

とても高貴な風景で心が洗われる。やはり早起きは三文以上の得だ。

起伏がある麦畑と雑木林に朝日が注がれてた所と

まだな所に分かれこれが刻一刻と変化していく。

ポエムな時が流れる。

夕陽の影はよく見るが、こうしたはっきりした朝日の影、しかも

こんもりした植木がスクリーンになって、もうアートだ。

思わず気持ちがよくなって片手でバンザイ。

田舎のバス停といった感じ。ちょっと前まで美しいキャビンアテンダントさんが

制服で立っていた時は、一幅の絵を見ているようだった。

AM4:45頃の道路。ようやく眠りからさめて、

町が動き出すといった感じの道の状況だった。

全体的なホテルの雰囲気からして、朝食はあまり期待していなかったが

良い意味で裏切られてとても美味しいものであった。

ホテルの食事は当ホテルからスタートだが、

どこでも出てきたのが、特産のじゃがいも丸ごと(小さ目なもの)

サーモン(やはり本場旨い)そして北欧すべてが

そうだったがサラダにドレッシングがない。ゆで卵がボイル器の

中に入っているのは初めて見た。

朝食レストランで思わず目を釘付けにさせられた女の子のアカチャン。

なんともいえない首振りが続き、一生懸命おしゃべりしていた。

愛くるしさそのもの。

 


フィンエア 「北欧の旅」

2018-07-26 07:21:56 | 旅 ~海外

北欧3ヶ国(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド)へ

行って来ました。今回は8日間でなんと1,400枚の写真を

撮りまくりました。それを国別でこれから紹介していきたいと思います。

今回利用したのはフィンエア(フィンランド航空)。遠距離の旅は

最近どうしても足、膝にきてしまうので、ビジネスクラスを使いました。

成田からヘルシンキまでは行きで約9時間、ロシアを通過する

ルートです。座席は右側だった為、国内通過は

東北地方を眼下に見てのルート。座席が左側だったら、

ひょっとして埼玉浦和方面が見えたかも。

滑走路は発着待ちの飛行機が長蛇の列、前はANAで

数分おきにフライトしていく。到着便もあり

管制官は神経が休まる時がないだろう。

フィンエアのモニターには飛行機の下の部分もフライト中ずっと映していた。

飛行機が誘導路を走っているとポツンポツンと

外国人からみたら異様な風景と思われるエリアを通る。

空港内の未買収用地の1つで6棟ある団結小屋の1つ。

下の写真では分からないがこの中に住宅らしき建物が見えた。

もしそうだとしたら、どういう生活をしているのだろう?

眼下に広がる鹿島灘。海岸に寄せる白波がとても印象的だ。

左遠くに薄ら見えるのが銚子と犬吠崎だろう。

真ん中に写っているのが中央競馬の東日本地区における

調教拠点である美浦トレーニングセンター。いつも思うのだが

日本列島の緑は外国に比べてとても濃く感じる。

まだまだ日本には緑が残っている。

この機種はエアバスA350-900。これを運航するのは

フィンエアが初めてで、まだ真新しい機内だ。

フィンランド航空は1963年の事故以降一度も事故を起こしていない

世界的にも最も安全な航空会社と言われている。

ビジネスシートは全体的に白が基調で清潔感があり明るい。

この飛行機には充電用のコンセントもあった。これはとも便利だ。

シートベルトとノースモーキングの表示もよりリアルで

分かり易い。今まで見なかったパソコンの表示が新たに加わっていた。

行きの昼食カラスガレイ唐揚げ旨出汁餡生姜俵御飯。

前沢リカ監修。最近の機内食はかなり拘りが進んで

有名シェフなりがタッチしているケースが増えている。

帰りの便はたぶんフィンランド人が監修した和食があったが

やはり和食が分かっていないような料理だった。

このパネル表示は顧客の気持ちをよくつかんでいて

とても良い。出発から到着までの時間、食事スケジュール、

今どの辺りに居るのかとても分かり易く、表にしてある。

フライトしてほぼ5時間。眼下には無数の湖が見えた。

どうやらロシアからフィンランドの国境付近か。

エアバスA-350-900の翼とエンジン。翼の形がボーイング社のより

鋭角で先端がせり上がっているのが印象的でカッコイイ。

翼の先にはフィンエアーのマークが。

あまり良く撮れなかったが、フィンエアのキャビンアテンダントの

ユニフォームのデザインは、とてもシンプルでクラシカル。

修道女の服か、セーラー服とイメージが重なってしまった。

上空からヘルシンキの街を撮る。

フィンランド、ヘルシンキ、ヴァンター空港。日本から

北欧への直行便があるのは、ヘルシンキとコペンハーゲンのみ。

北欧旅行はこの2空港をゲードウェイとして飛行機、

船舶、列車等を使って、地域内の移動を行う。

これが外から見たフィンエアのA350-900

ヘルシンキ・ヴァンター空港ターミナル内の光景。

日本と欧州を結ぶ最短飛行距離の空港である上に

乗り継ぎ所要時間も短いため、毎年多くの日本人観光客が利用している。

フィンランドといったらムーミン。空港ショップの中にも

ムーミンショップがあった。ムーミンの登場人物は

フィンランドだけでなく北欧に広がり色々な所でそのキャラクターグッズを見た。

フィンエアのグランドホステスのユニフォームもキャビンアテンダントの

ものと同じ。一生懸命仕事をしている姿はより美しい。

ノルウェー、オスロ・ガーデモーエン空港に到着。

ヘルシンキからオスロまでの所要時間は約1時間30分と近い。

ノルウェーは木材が豊かなのか、空港内もウッディな造りが

随所にあり、温かみを感じる。

ノルウェーの国旗は赤字に白の縁取りがなされた

インディゴブルーのスカンディナヴィア十字が描かれていた旗。

外国に行くとそれぞれ国旗の取り扱い方が違うので

そこからその国の何かを垣間見るのも海外旅行の1つの楽しみ方だ。


浦和エリア旨い店シリーズ~その395~

2018-07-25 05:27:26 | 食~その他

仙台牛たん 青葉苑浦和パルコ店5F

さいたま市浦和区東高砂町11-1

TEL 048-813-1129

2018-2-28付ブログにアップした新宿立吉の後に

2018年6月26日(火)OPENしたのが当店だ。

いったい串揚げ屋さんの後にはどんなジャンルの店がオープンするのだろうと

注目していたが、それは牛たん焼き屋さんだった。

「熟成牛たんを職人が丁寧に焼き上げる」

このキャッチコピーのもと、牛たんと和牛焼き青葉は池袋東武店、

玉川高島屋店SC店など9店。

仙台牛たん青葉が2店、しゃぶしゃぶすき焼き店が1店、焼肉牛兵衛21店に

寿司、ビアガーデンなどを展開している。

 

店内のガラス越しに撮ってみた2枚。

前店立吉の内装インテリアと比較するとかなりカジュアルでずっと見劣りがする。

改めて立吉さんの閉店が惜しまれてならない。

店内は2つのコーナー、ブロックに別れ、どうやらカウンター席は無いようだ。

まだオープンして日が経っていない為か、ウェイティング客が4~5名いた。

皆、新規店に興味があるのだろう。

OPEN記念キャンペーンとしては2つのメニューが値引きになっていた。

特上牛たん焼き通常価格1980円を100円引き(税別)、

ロースかつランチ(宮城豚)1580円を100円引き(税別)。

それにしてもちょっと高めなCP。やはりデパート入居店はこうなってしまうのか。

一般のランチメニューは牛たんと牛ハラミ、豚ロースとかつと種類が少ない。

麦めし、しじみ汁、キャベツがおかわり無料なのは若い人には受けるだろう。

まずは名刺代わりに定番のB牛たんランチ1580円+税を注文(肉1.5倍は2220円+税)。

これには麦めし、とろろ、テールスープが付いている。

麦めしは国産米と押し麦をふっくら炊き上げていてとろろとの相性は抜群。

とろろに使用しているのは群馬県太田市のやまとふぁーむにいじまから仕入れるやまと芋。

粘りが強く、コクが有り、クセのないまろやかな味が特徴。

牛の尻尾を使用し、牛の旨味たっぷりのあっさりとしたテールスープ。

これは他のスープとはひと味もふた味も違う傑作で、とても好きなスープだ。

メインの牛たん、そのお肉は興味津々で味わってみたが、首をひねってしまった。

本場仙台で食べた牛たんと比べるとコク、深みが弱い。

参考までに、セットメニュー、グリルメニュー。

牛たんの語源は漢音の「ギュウ」と英語で舌を意味する「タン」との合成語。

仙台牛たんの発祥は戦後間もない頃、焼き鳥屋の主人である佐野啓四郎が

その料理人人生から得た知識・技術を用い、当時の日本人の味覚に合う

牛の舌部を使った牛たん焼きとテールスープを開発し、当時の日本人の食生活に

合わせた定食屋の一汁三菜型に倣い「牛たん定食」を完成させたらしい。

ご家庭でも本格牛たんを、ということでフライパンで焼くだけのものを

販売している。

また、持ち帰り用の4種のお弁当も扱っている。


パーソナリティ 大野勢太郎

2018-07-24 09:07:04 | レポ

今年の当社安全大会の記念講演はFMナックファイブ等の

ラジオパーソナリティーとして活躍している大野勢太郎氏に

来ていただいた。氏は昭和22年4月生まれの東京都出身。

早稲田大学政治経済学部卒業後、文化放送アナウンサーとして

放送キャリアをスタート。昭和63年文化放送を退職し、

代表を務める「サンズトラスト」、現在レディオパワープロジェクトを創立。

NACK5を中心に、古巣の文化放送にも多く出演している。

現在はNACK5で土曜日、8:00~「大野勢太郎の楽園ラジオ~

パワー全開!!」のパーソナリティを務めている。

又彩の国さいたま魅力づくり推進協議会委員、

さいたま市サッカーのまちづくり推進協議会委員としても活躍している。

この日の講演テーマは会場の雰囲気、特に年配者と目が合って

大野勢太郎氏の放送人人生の中で古い時代の

話をすることに決めたと言っていた。(本当は人生後半のサッカー

浦和レッズの話を聞きたかったのだが。)

氏の夢は深夜放送をやりたかった。しかし文化放送には

先輩のみのもんた氏が居た。元来、スポーツは全く興味が無かったが、

スポーツアナが足りないのでやらないかと言われて

その道に入った。スポーツは一年中何かがある。

そして休みが無い。スポーツ現場で何か楽しいことがないか。

2月に入るとプロ野球のキャンプが始まる。

長嶋茂雄と直接話せたり、荒川コーチから王貞治の一本足打法の

決めた方などが聞け、その雰囲気の中に居るのが楽しかった。

ヤクルトスワローズのキャンプはヤクルトが飲み放題だった。

入社5年過ぎてデスクから中継アナをやらないかと言われ

どんなスポーツかと聞いたら競馬だった。親からは競馬、競輪には

手を出すなと言われてきたが、仕事とあきらめた。

この世界はすごいブラック、このままではへたなアナウンサーで

終わってしまうと思っていたら、運が良く、明け4歳の

ハイセーコーと出会った。弥生賞から菊花賞まで大野でいくと決まり

目標ができハイセーコーとともに過ごした。

次に文化放送で考えられない新しい編成プロジェクトが生まれた。

それは絶対的なNHKに対抗した大相撲放送だった。

実は相撲は好きだった。相撲界はとても閉鎖的な所で

いわゆる囲みはベテラン記者の独占。そこでどうしようか考え、

その当時まだ脚光を浴び出す前の北の湖につき、

顔を覚えてもらうまで繰り返し通った。北の湖はまだ20歳の小結。

優しく受けれてくれた。そんな時ヤクルトファンの北の湖から

ヤクルトの若松選手と会いたいと言われたのでセットをした。

その日北の湖は現なま100万を持参して銀座クラブに行った。

手取り27~28万のサラリーマンアナウンサーから見れば

一晩で使え切れない金額で銀座のクラブへ。

そこで3万円レミーマルタンのボトルをオーダー。

その午前4時まで叙々苑で付き人と焼肉をもうたくさんと言うほど食べた。

そこで大野氏一生悔まれるスクープを取ってしまった。

悪魔のささやき、功名心で日刊スポーツの向こうを張って

テープを流してしまった。これで一切取材お断り。

とうとう北の湖理事長が死ぬまでディレクターのせいになってしまった。

もし北の湖親方が生きていれば日馬富士の事件は

違う展開になっていたかもしれない。

一流の人は人の倍練習努力している。

次は長嶋茂雄のエピソード。

一時の長嶋は極度のスランプに成った。

それを見ていたニッポン放送の深澤弘氏が

好調の時よりバットのグリップがちょっと下がっているとアドバイス。

その日は快音が鳴った。

すると長嶋は深澤を呼んで試合後、田園調布の自宅に来るように要請。

深夜の0時から午前1時まで庭のケージでバッティング練習。

「わかった」と一言。「深チャンボールは片づけておいて」と

言って寝室に行ってしまった。

それ以降長嶋と深澤は永遠のつながりとなった。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その394~

2018-07-21 06:02:25 | 食~洋食

肉の万世 北浦和店

さいたま市浦和区常盤10-41-1

TEL 048-822-5029

定休日 年中無休 駐車場47台

北浦和駅西口、埼大通りに面して、ロードサイド店としては一等地にある。

駐車場も立駐化してなんと47台とたっぷりある。

昔、この近くに住んでいたのでその頃はよく来た店だ。

店内に入るとレジの横に、万世のもう一つの売りの

万かつサンド、ハンバーグサンド、ヒレかつサンドなどが売られている。

肉の万世は昭和24年9月創業で、本店は千代田区神田須田町にあり、

秋葉原本店をはじめ28店舗(埼玉県内8店舗)、

売店3店舗を展開している。

店の造りはご覧の様に全てボックス席になっていて

とても落ち着く造りだ。又奥には別室としてご覧の様な

板の間の部屋もある。天井は吹き抜け的に高く

開放感があってとても良い感じの店舗造りだ。

厨房の風景。壁に張られた牛のマークは童画家林義雄氏の

モーちゃん、もう1つプーちゃんがあり、楽しいデザインを永年使っている。

肉の万世は大人の客にも充分満足させるものを提供しているが

子供連れのファミリーも多く、子供の遊び場の

チャイルドコーナーも設けられている。大型店ならではの施設だ。

平日も土日もお得なランチメニュー。適応時間はオープンから16時まで。

早昼サービス(11時45分までに注文したお客さま)で

目玉焼き1個がサービスになる。おすすめトッピングとして

追加を払えば8種類が用意されているのもグーだ。

こちらはサービスランチ(オープンから16時まで)+300円で

ナポリタンが付く。基本はとんかつ、生姜焼き、ハンバーグ

ビーフカレー、ハヤシビーフ、アイディアナポリタンなどだ。

こちらは平日、土、日もお得なステーキ系ランチメニュー。

黒毛和牛スライス肉と野菜の万世伝統メニュー、黒毛和牛鉄板焼き

S(80g)1,930円、トン汁付。たれはからし醤油(中辛・辛口)

カルビ(甘口)から選べる。昔から万世に来たら

これを食べていたので、頭の中にこの味がインプットされていて

久し振りの万世ということで迷わず、鉄板焼きをオーダー。

懐かしい味が蘇ってきた。早目のオーダーをしたので

目玉焼きも付いてきて、満足、満足。

 

相方は生姜焼き834円をオーダー。味の感想を聞くのは忘れてしまった。

この日はちょっとしたラッキーなハプニングがあった。

隣のボックスに座った年齢不詳のパワフルオバサン軍団?

(ゲートボールの仲間らしい)の1人から「あなた達、イイ男だから

このチケットをあげるわ」と10%割引+ソフトドリンク無料サービス券を

もらってしまった。世の中どこに良い出来事が

待っているのか分からないナーと幸せな気分になった。

万世さんの歴史は戦後の混乱の収まらない頃、電気部品商から

統制の外された食肉業へ転業し、当時斬新なガラス張りの

精肉と惣菜店ののれんを出したことから始まった。

店名は秋葉原の万世橋の名前を取って付けられたとの事。


REDS WAVE

2018-07-20 06:46:11 | 地元企業

浦和ワシントンホテルの一階にあるコミュティ放送の

City FMさいたま(愛称:REDS WAVE)さんへ

放送の収録に行ってきました。

レッズウェーブ公式サイト

http://redwave.com/

REDS WAVEは2005年12月1日に開局、周波数87.3FM。

現在はレッズ応援放送局をコンセプトにさいたま市全域に

浦和レッズ戦を実況中継しているラジオ放送局です。

収録スタジオは2つあるようで、今回は上の狭いスタジオで

収録が行われました。炎天下

この場所は通行人が通るところでガラス張りになっており、誰でも

生放送の収録風景が見れるようになっています。

今まではその前を横目で見ながら通っていましたが、今回初めて

そのガラスの内側に座る立場になってしまいました。

室内もレッズ関係のポスターが張りめぐらされており、まさにレッズの

情報発信基地という感じです。

再び日本の暑い夏がやってきましたが、外の通路には

「ご自由にお持ち下さい」と特製うちわが置いてありました。

ここが事前打ち合わせの部屋。

今回は一定の放送権を持っている某保険会社の協力により

Stand By Youの番組の中で私が会長を務めている岸中学校同窓会が

企画している浦和レッズ関連のイベントPRを2日間流してくれるとの事で

20~30分間の収録を行いました。

これが「PRIDE of URAWA」と称したイベントポスター。

 平成30年9月15日(土)さいたま市民会館うらわ 13:00受付開始 13:30開会

 第一部 パネルディスカッション「勝利へのメンタリティ」

  パネラー:田口禎則(浦和レッズOB)

       鈴木啓太(浦和レッズOB)

  特別ゲスト:清水秀彦(フジテレビ解説、元横浜マリノス監督、ベガルタ仙台監督)

 第二部 チャリティーオークション

  現役選手の使用ユニフォーム、備品等出品

  コメンテーター:鈴木啓太、都築龍太(浦和レッズOB)

  なお、このチャリティーの収益は全額、身体障害者向けの

  社会福祉協議会に寄付いたします。

 第三部 大懇親会(浦和レッズOBとの懇親会)

  各指定の部屋に移動の上、お食事・アルコール・ソフトドリンクを準備してあります。

  ※応募者多数の場合は抽選で450名まで

   参加費用:一人4000円

   申込みは FAX: 048-799-3233

        mail: kishiob@yahoo.co.jp

 後援:さいたま市 協力:浦和レッドダイヤモンズ

 なお、岸中OBには元浦和レッズ社長で

第11代日本サッカー協会会長を務めた犬養基昭氏、

 今回のイベントに友情出演してくれる清水秀彦氏、田口禎則氏などがいます。

ご覧のように事務所の棚にはCDが本棚のように置かれ、私のリクエスト曲

中島みゆきの「時代」を、相方はサザンの曲をインタビュー中かけて頂きました。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その393~

2018-07-19 06:13:26 | 食~その他

焼肉 平城苑 寛雅亭浦和店

さいたま市緑区原山4-30-14

TEL 050-5593-6029

定休日 無休 駐車場たっぷりあり

県道1号線を花月方面に向かって走っていたところに、

ヨーロッパのお城のような一軒家のレストランがある。

一見すると焼肉屋さんではない様な建物で以前は喫茶専門店だった。

入店してみると外観のイメージ以上のお洒落なインテリア。

モダンでスタイリッシュな空間と立派なシャンデリアが

お客を迎えてくれる。この日は8人位のウェイティング客が居て、

人気店のようだ。駐車場もロードサイド店のたっぷりしたスペースがある。

2人用、4人用、6人用、8人用と多彩な個室が多く用意され

宴会や接待はもちろんご家族の晴れの日など

様々な用途で利用できる。各席もガラスブースで仕切られていて

他の客と視線が合いずらい造りに成っている。

席数は全部で88席ある。

本日のオススメは3種類。CPはかなり高級レベルか?

読者の参考になるかとメニューをパチパチ撮ってアップしてみた。

和牛を厳選した拘りはもちろんのこと、〆のスープやご飯

麺類までも自慢の逸品揃いだ。「お客の喜びと世界をもてなす

美味しさの創造」が平城苑のキャッチフレーズだとか。

黒毛和牛とUSブランドのオーロラ牛を合わせた二刀流の

盛合せ「にとう盛」2名様用4,800円。

平城苑カルビ、平城苑ロース、オーロラ牛ロース、

オーロラ牛カルビ、牛タンカルビの5種。

ロースターは今や当たり前の強制排煙式。

煙がモクモクの焼肉はもう昔話になってしまった。

店のモダンな雰囲気。使っている食器は素晴らしいのだが

肝心の肉の味はイマイチだったかな。CPが高い為、

抑え目のメニューをオーダーしたのが失敗だったかも。

石焼ビビンバ950円。混ぜている最中と完了後の石焼ビビンバ。

混ぜるのはウェイトレスさんがサービスでやってくれた。

オイキムチ 490円。

2種のタレとタンシオ用のレモン汁ソース。

焼肉平城苑は1972年設立で本社は足立区綾瀬にある

高級焼肉チェーン店。東京、埼玉、千葉、神奈川、茨城に

24店舗あり、他に熟成肉専門のステーキ店1店、

回転寿司店1店、しゃぶしゃぶ専門店1店を営業している。