スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

国産のスーパーカー レクサスLFA

2009年12月20日 | 文化/歴史/技術
とうとう本物の国産スーパーカーが販売されることになりました。実物はなんと名古屋駅前に展示してあります。実は見学をしたくて出かけたのではなく、歩いていたら見つけました。名古屋駅前にはミッドランドスクエアと呼んでいる高層ビルが建っていて、トヨタ自動車の本社ビルでもあります。そこにトヨタ自動車のショールームがあり、先ほど予約を開始した「レクサスLFA」が道行く人にその姿を公開していました。僕は子供の頃、スーパーカーブームを経験しているのでスポーツカーは極自然に受け入れてきた世代です。ですから「レクサスLFA」がフェラーリ、ランボ、アストンなどと肩を並べてもよい本物のスーパーカーだと理解できるのです。子供の頃のことを思うと、国産メーカーが夢のスポーツカーを開発し市販するなんてとんでもないことだ。ということもよく理解できます。しかし、今や経済危機の世の中、まして環境問題が叫ばれる時代になり、エコカーが飛ぶように売れているのですから、スーパーカーの話題は経済新聞に載るプロ野球の試合結果のようにあっさりしています。確かにエネルギー問題や成長に頼らない経済活動を考えるなら今はスポーツカーを作る時ではないことぐらい判ります。それでも僕はこの「レクサスLFA」を温かい気持ちで迎えることにしました。3750万円という高価な販売価格。500馬力以上のパワーユニットはV10。FR駆動のツーシーター。それ以上語ることさえ不要なくらいモンスターなスペックと時速320kmのスピードを出すためのフォルムは時代錯誤なのかも知れません。今の子供達はこの車を見ても欲しいなんて思わないのでしょう。僕だって買いたいとまで思いません。でも車好きな僕にとっては、こんな高性能な車を作り上げる技術を大事にして欲しいとも思います。限界に挑む姿勢がないと技術は育たないものだと思うからです。僕達は、交通や電気、水道、ガスなどテクノロジーの上に成り立つ生活を享受してしまったのだから敬意を持つべきだと。哀愁を感じる国産スーパーカーは、実物を見ると格好いいと思いました。


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2 コメント

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家が買えますね (猫ママ)
2009-12-21 00:14:18
というと、夢がなくりそう。車には私たちは若い頃は結構こだわりがありましたよね。
我が家の主人は、新車情報の番組は相変わらずみていたり。買えるはずもありませんが。
レクサスは、久しぶりにときめいた車ですよ。かっこいいです。
スーパーカーが出たとはしらなかったです。
車のステータス (signofthetimes)
2009-12-22 00:21:57
今の若い人は車に興味ない人が多いようです。身近な人に聞いても年間走行距離が何百とか何十という人もいます。時代は変わったのですね。僕は老人になったらオープンカーが欲しいと思っています。

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