daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

明日対局

2008-09-08 09:25:34 | 日記・雑談
王座戦は先週末、羽生王座先勝で始まったばかりですが早くも来期の予選が開幕しています。周回遅れはなるべく避けたいところですが、今期は1回戦から強敵との対戦になりました。

相手の佐藤紳哉さんとはデビュー戦以来すでに3回当たっていて、その残り時間が両者1分(負け)、1分ー2分(勝ち)、両者1分(負け)となっていて、こういうのはたぶん珍しいんじゃないかと思います。熱戦必至の相手ってことですね。

大きな対局を立て続けに負け、そしてその連敗がこないだようやくストップしたところということで、なるべくリラックスして臨みたいところですが(笑)たぶんそうも言ってられない戦いになりそうです。頑張ります。


昨日は教室を終えて帰宅、最初に見たのが小学生女流名人戦の棋譜。これがあまりの強さに驚かされました。別にお世辞じゃないですよ。
中でも(シャレじゃないですよ)準決勝の中ー山根戦は相当な名局と思います。小学生はともかく、女子はともかく、「小学生女子」でこれだけの将棋は過去に見た記憶がありません。
強い子ども・女性が増えていることを実感させられるできごとでした。彼女たちにはこれからも切磋琢磨しながら、将棋を続けていってほしいものです。


昨日は三段リーグと女流育成会の最終日が行われました。
初の現役親子棋士誕生ということでニュースにもなったようですね。西川君おめでとう。
もう一人の佐藤慎一君は僕のひとつ下の26歳。苦労したぶん、これからはいままでのぶんまで活躍してほしいと思います。自分の世代にとっては、彼が(特例を除けば)最後の同世代の新四段になります。
育成会のほうは香川さんが新しい女流棋士に。15歳というから若いです。これから楽しみですね。

当たり前のことですが、全員が幸せになれることはありません。それはたとえ実力や才能が人並み以上にあったとしてもです。それだけに、勝負の尊さが身に沁みる季節でもあります。

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1 コメント

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たしかに (じょっちゃん)
2008-09-08 21:13:31
なかなか強いですね。
4筋にアヤをつけてから8八角成とじっとなる、などと大人顔負けの落ち着き。
賞品のマイ丼がいいですね。(^^)
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