夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

黒田 清子さまの思い出

2010年04月05日 | いろいろな事
春休みになると思い出すこと。
今からかれこれ7,8年くらいになるでしょうか
学童保育の指導員をしていた私は、春休みに
子供達を佐倉にある川村記念美術館
連れて行きました。
美術館では丁度「睡蓮」で有名なモネ展をやっていたのです。
私達、指導員も観てみたいし、これほど有名な
画家の絵を子供達にじかに見せてあげられる
絶好の機会とばかりに春休みの一日美術館に行きました。

美術館に着くと前庭に大勢の人だかり、
「何事?」と係員に聞くと
「紀宮さまがモネ展に来ていてこれから
 お帰りになる」との事。これは皆とお顔を拝見して
お見送りしていかなければ、といったら係員が
「子供達は前の方にいらっしゃい」と一番良い場所に
案内してくれた。
紀宮様はお忍びでモネ展にお出でになったようです。
お車はシルバーのセダン。後続に黒いSPのお車
 
子供達は「誰が来るの」に
「天皇陛下のお嬢さん。偉い人だから静かにして
 いなきゃダメ」と皆に言って座らせていた。
出ていらした紀宮様は遠まわりに見ていた人たちに手を振る

子供たちも静かに待っているとこちらを見た紀宮様は
子供達のそばに歩いてきて、腰をかがめ
「何処からいらしたの」と優しく声をかけてくれました。
声をかけられたツトム君、あんぐりと口を開け呆然として
答えられず、代わりに私が
「習志野の学童保育の子供達です。今日はモネの絵を
 見に来ました」と答えると子供達に向かって
「そう、奇麗よ、楽しんでいらしてね」とお声をかけてくれた宮様でした。

目の前でカメラを向けるわけにもいかず、
お去りになる紀宮様を写す。
 
モネ展は晩年の作も多くありなかなか見ごたえがありました。

子供達は絵を見てどのように感じたか分かりませんがか
小さい時から本物を見せるということは大切な事だと
思います。楽しい春休みの一日でした。

黒田 清子さま:今上天皇と皇后美智子の第一皇女。
旧名、紀宮清子内親王(のりのみや さやこないしんのう)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鋸山登山 | トップ | 我家の猫たち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

いろいろな事」カテゴリの最新記事