夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

街中に咲くひなげしの花

2009年04月23日 | ガーデニング
今日も朝からパソコンサークル「おおくぼ通心」に
出かけ、お弁当食べて午後からHPの勉強3時まで
少し疲れた、です。帰りに膝の治療をしてもらい、
自転車で帰ってきました。

帰り道、あちこちで見かけるようになった
オレンジ色のひなげしの花。雑草と言われるくらい
色々な所で咲いています。

本当の名前はナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)ケシ科 
ケシ属と言って繁殖力の強い帰化植物との事。
日本では1960年頃にすでに東京近辺で
見られるようになったとか。地中海地方原産
との事で船の荷物に種がくっついてきたのでしょうか。
ケシといっても麻薬のアヘンを採るケシとは
違うようです。
我家の庭にもいつの間にかあちこちに咲いています。

かなり以前フランスロワール地方を車で旅したとき(6月頃)
赤いヒナゲシの花が畑いちめんに咲いていて
「これがコクリコなのか」と感激して車内から
写した写真。↓

日本で雑草化しているナガミノヒナゲシよりも
もっと赤かったように感じた。

睡蓮で有名なクロード・モネも「アルジャントゥイユのひなげし」
(Coquelicots à Argenteuil)↓という絵を描いています。


フランスではコクリコといい、スペインでは
アマポーラ(歌がある)
中国では虞美人草(悲劇の美人)と呼ばれ
与謝野晶子もコクリコの句を詠んでます。

ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す
   君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟
 
鉄幹を追いかけてフランスに渡った晶子。
5月のフランスはたくさんのヒナゲシが咲いて
いたのでしょう。いい詩です。

5月にもう一度ヒナゲシ畑を見に行ってみたいです。
こんなにたくさん畑に咲いているヒナゲシ。
フランスではどうするのでしょう。刈り取って
畑の肥料にするとか。



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