せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

梅雨明けて、夏空に龍が飛ぶ!?

2019年07月29日 | 季節感のある暮らし


写真は、梅雨明けの翌日、
山に降った雨の湿気が、太陽の熱で、
一気に蒸発する様子です。

熊本は、先週23日大暑(24節気)の次の日7月24日に梅雨明けしました。
ここのところ、一気に暑くなっています。

天気ニュースでも、「梅雨明けしました!」と報道がありました。
空を見れば一目瞭然でした。



早速、山の谷間遠くに、入道雲。
そして、すじ雲も発生。


二つの龍に見える!?

一瞬、飛行機雲!?と思いますが、
飛行機雲は、もっと細く、すぐに消えていきます。

こちらは、「巻雲」と呼ばれる高度の高いところに発生する
すじ雲ではないかと判断しています。

なぜなら、下の方にある雲の塊が、
どんどん動いていくのに対して
この雲は、割とゆっくりと動きが鈍いからです。

巷で言うところの、
「龍雲」とは、この「巻雲」(けんうん)ではないかなと思います。

「巻雲」は、春や秋によく見られるとのことですが、
私はこれまで晴れた暑い日の夏にもよく見かける印象です。

今週も、まさに、大きな龍のような雲を
何すじも見かけています。まさに、夏真っ盛り。

けれども、秋近しということかなぁと
空を見上げています。



写真の右が龍の頭もしくは、鳥の羽にも見えてきます。
龍雲は、縁起が良いそうです。
暑さに弱るな!と言われている気もしてきます。

この暑さに慣れていくためにも
ゆっくりと形を変えていく雲を眺めながら
気候に、身体を合わせていきたいですね。

街中のビル群の中に居ると、
空の面積、狭いですよね。

空が狭いと、心も狭くなりそうな。。。

時々は、広い空を眺めたいですね。

都市部でも、公園や、高台に行かれて、
時々空を眺めてくださいね。

今日は、夏の暑いに日、
清涼剤のように感じておらえたら良いなぁと
空を、記事にしてみました。

どうぞ、この暑さに、じわじわと慣れながら
体調を崩さないように、
皆さまと共に、元気に過ごしたいものです。


入居後の生活が豊かになる喜び

2019年07月22日 | A06設計監理_熊本県M邸古民家再生

雨に続く雨、、、の熊本です。

九州を始め、西日本で大雨の警報が出ていますね。
皆様十分にご注意くださいね。

先週は、帰宅時の大雨に、最強ワイパーでも
前が見えにくくて、ハラハラしました。

道路冠水しないことを祈りつつ
帰路につきました。
(日が長くて良かった。日没は、19時20分頃、関東より30分ほど遅い)


渋滞で停車中の写真です。

工事が完了し、引き渡した後は、
入居後の概ね一年後に、
施工者さんと点検を行うことにしています。

設計事務所に義務はないのですが、
一年の四季を通じて、概ねの不具合が出揃うからです。

特に無垢材は調湿して動きますので、
木製建具は、調整が必要になってくる場合も多いと
依頼主さんには、最初にお話ししてあります。

制作建具やさんも心得ておられて
ありがたいことに、同席してくださいます。

保守点検は、実際は人件費が発生しますから
有料で行いたいところなのですが、
快く引き受けてくださる施工者さんと
ものづくりが出来ていることに、こういう時は
本当に感謝します。

私の設計は、建具も、キッチンなどの家具も
木をふんだんに使いたいので、
デザインし、オーダーすることがほとんど。

使い勝手や、デザインや素材などは、
クライアントさんの生活に合わせて検討します。

ご要望通りに工務店さんに作ってもらっても、
人の手仕事、不具合もあります。

思いがけない使い方をされている場合もあります。

今回は、木製建具の反りや漆喰塗りと木の隙間ができるなど
やはり、木の周りに、補修箇所が発生しました。

無垢の木は呼吸するいきもの。想定内の部分もあります。

先週は、さらにその部分がきちんと修復できているか、
2度目の点検に伺いました。

その際に、いろいろなものを、クライアントさんから
いただいたのが、最初の写真です。

手作りジャムに、畑の果物に、手作りの手提げ袋です。



洋裁がご趣味の奥様のために
今回は、広縁に、ミシンコーナーを想定し
そこに、布専用の収納家具を造り付けたのです。

しっかりと使いこなされ、
どんどんと新しい作品が生み出されていました。
手提げカバンに、お洋服に。。。

その中から、「好きな柄を貰ってください。」と
渡されたのが、手提げ袋です。リーバーシブルになっています。
あまりにも可愛いので、子どものお弁当袋に活用しようかしら。。。

などなど、いただくことは、もちろん、とても嬉しいです。

そんな中、設計監理者としての、一番の喜びは、
ご家族が、幸せそうなことです。

やりたかったこと、好きなことが
入居後も、スムースに実現する。

これが、私の設計者の醍醐味なのです。
暮らしを創っている実感が湧くからですね。

奥様が、暮らしの中でキラキラ輝いて、
そして、ご主人がそれを嬉しそうに眺めておられる
そんな構図を、訪問するたびに垣間見れると、

幸せのお裾分けをもらっているなぁと、しみじみします。

熊本地震で、いろいろな苦労や心労もお有りだったと思うのです。
それでも、それらを乗り越えて、今があるのです。

がまだされたなぁ。。。(熊本弁で頑張るの意味)

これからも、ぜひ、毎日の暮らしを、明るく前向きに
楽しんでいただけたら良いなぁと、ご自宅を後にしました。

この度は、まことに有難うございました!


生命誌と世界平和!?

2019年07月15日 | 子ども・環境


三連休、皆様は休日を楽しまれたでしょうか?
最終日、久しぶりの晴れ。なんとも嬉しいですね。

熊本では、週末、道路冠水が起きました。

帰宅時には、倒木や、排水溝の蓋が水で押し上げれ、片側を塞ぐなど
水が溢れ出す道路を、やっとの思いで、車を走らせて帰宅しました。
 (コンクリートで固める山道にも、帰って危ない点があり
実はこういう風景を見て、合点がいかないのですが。。このテーマは後日)

昨今の大雨に洪水、日本だけではなく
海外のニュースにも驚かされます。

気温が高温になりすぎて、死者が出たり
地震被害が起きたりと、災害国日本どころではなく
災害星、地球になってきてしまっています。

私も国産木材の活用に目覚めたのも、
災害や周囲の市場主義の経済破綻がきっかけです。

今日は、憂うだけではなく、
どう考え、行動していったらいいのか。。。
先代の知恵に学んだことを綴ります。

私のHPに掲げた2013年「森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト」の
概念図を見た叔父が、「生命誌を勉強しなさい」と教えてくれました。

生命誌!?

実は、お恥ずかしいことに、それまで知りませんでした。

女性科学者の、中村桂子さんの生み出した概念です。
http://www.brh.co.jp/about/concept.html

とても感銘を受け、
「生命の源は、植物から」という話を
させていただくときに「生命誌」を紹介させてもらうこともあります。

その中村氏の最新の書籍が
なんと、「保育通信」(=全国私立保育園連盟の機関誌)の
 書評に取り上げられていたのです。

「えっ?保育のことも書かれるの?」
ちょっと驚きでした。

こども環境アドバイザーの勉強として
時々拝読している保育通信。

そこに、科学者の登場ですからね。
本のタイトルは「ふつうのおんなのこの力」とあります。

早速、拝読しました。
内容の肝は、「おんなの子の戦争と平和」について、でした。

欲望と戦争の世界を変えていくには、
ふつうのおんなの子の力が大事なのだと。

ふつうの定義は難しいと、著書も冒頭に述べています。

ここで言う、その力とは、
「日常を大切にする力」でした。だから女の子だけとは限りません。

中村氏が、子ども時代感銘を受けた本の登場人物(主に女の子)をモチーフに
ご自身の戦争の疎開体験などと重ねながらに、
社会を、世界をより平和に導くのは

「つもりになる」想像力や、
「心から湧き出てくる言葉を大切にする力」と、説かれています。

私は、ここで自分の設計の仕事の方向性と、照らし合わせました。

暮らしをハッピーにし、
動植物の生き物の環境をハッピーにし、
それが地球環境をハッピーにする
と、信じていたことに、
太鼓判を押してもらえたような気がしたのです。

身近なこと、家族のことや暮らしを後回しにしてはならない
目先の利益を得るいっときの経済活動だけで
世界平和には、繋がらないと思い続けてきたこと。

時に、世界で活躍する建築家の派手な作品や
重力や自然に逆らう造形を生み出して、賞を取る建築家の活動を
複雑な心境で観ているからです。

災害があったら、凶器になるような建築は創りたくないなぁ。。。
でも、これが評価されるのだよねぇ。。。と。

自分の仕事と建築社会の評価のギャップに、戸惑う。
あたりまえの、ふつうの、というのでは、
評価がされにくいというか、気にもとめられない。

評価が欲しくて仕事をしている訳ではないのです。
建築を評価する社会の方向性と、先の、平和でない世界への
憂いの根っこは同じと感じているからです。

中村氏が生命科学だけでは、世に平和は来ないと悟り
では、どうしたら良いのか?

と新しい知を創ろうと「生命誌」を始められたのが
実に、50歳の時だそうです。

現在で26年目の活動です。

私が、ものづくりの方向性に
創り出す時と地球に還す時のエネルギーを考えて、ものづくりすべしと
事務所の概念図に書いた「創還エネルギー」という概念や

「競争から共想の社会へ」という思想も、
もしかしたら、根っこに世界平和を願っている!?

「ふつうのおんなのこの力」かもしれないと思えてきたのです。

大げさなことをするのではなく、
宇宙で生かされている奇跡の地球人の一人として
限りある地上で、独りよがりになるのではなく、
ま〜るい地球を見据えながら、自分の目の前の課題を精一杯行う。

そうか、それで良かったのだ!

『思い悩まず、進みなさい。全然気負わなくて良いよ。』

とこの本から、言ってもらえた気がしてくるのです。

それが、きっと、保育の力でもあるのだろうなぁと。

書評が掲載されたのは、
子どもの目の前の命と、精一杯向き合っておられる
保育者の方々にも、もしかしたら、
そんな勇気を与えてくださる本だから、なのでないかしら?

と、最初の異分野の驚きから
納得に変わったのでした。

もちろん、保育に関わる方々が
平和の心を持った日常を大切にする
子どもたちと育んでもらえたら幸いですね。

専門馬鹿ではなく、視野を広げることを
常に意識していこうと、改めて思う読書でした。

これからも、日常生活、社会に対して、
疑問を放って置かない素直な心や
何かおかしいと思ったら、改善していこうと努力する姿勢、
ふつうのおんなのこのちから』を持ち続けていきたいですね。


小暑に復旧後の蔵を訪ねる。陽射しに漆喰壁が映えて美しく、、、 しかし、考えさせられる、デザインは誰のもの?

2019年07月08日 | ユニバーサルデザイン


昨日の日曜日は、小暑でした。

熊本も、梅雨明けを思わせるほどの暑さとなりました。
市内では、蝉の声も聞かれます。

まだ、夜などは、雷雨もあります。
大雨に関しては、油断できない状態です。

その合間の晴れの日に、

私の体調もほぼ戻り、両親も病院治療の合間で
連れ立って出かけることが出来ました。

晴れて出かけることが、こんなに嬉しいとは!

天候しかり、健康しかり。

先週は、避難勧告が続いていた熊本です。
出かけるだけで、ハラハラした大雨。
体調も病気がぶり返さないか、ドキドキ。

そんな時に、両親の健康に負担のないよう
ご近所へのドライブ。
プチ、タイムスリップを満喫しました。



前回、熊本入りした際に、
建築家隈研吾が、熊本の醤油蔵の改修を手がけ
その復旧が間もなく終わるというお店の紹介チラシを目にし、
訪ねてみたいと思っていました。

先月には、Caféもオープンしたとのこと。
熊本の登録有形文化財と知り、両親も興味を持ってくれたので
自分の趣味に付き合わせた次第です。

実際に訪ねてみると、改修したのは10年前、
今回の熊本地震後も被害を受け手直しを行い
Café併設と新しくなったそうです。



外観は、左官の漆喰壁が、眩しいくらいに白く美しい。
まだ、一部完成していない部分もありました。



内装はというと、以前のレンガなどを一部採用したりしているものの
醤油工場の方の壁はベニヤ、見学通路の天井の竹は
コロンビアからわざわざ持ってきたとか。




「建築関係の方が、遠方から見にいらっしゃることも多い」のだそうです。
案内役の方が話してくれました。

最近は、国産木材にも目覚めてくださっている
ご様子の隈さんなので

新しいCaféの方は、さすがに地域材活用かな〜と
杉に見受けられましたが、

黒塗装で木目がわかりにくいので、
はっきりとは言えませんね。



想像するに、以前改修した部分が、外材だったのではないでしょうか。
10年前だと、建築家は国産材を積極的には用いてはなかったですしね。

私が、ひときわ面白いなぁ〜と思ったのは
曲がり材を活用した醤油樽のある空間です。



組み方が、面白いし、迫力があります。

生き生きとして、やはりどんなにクールに改修しても
この迫力にはかなわないと、古材の持つ魅力に感服した次第です。

そういう点では、新規材部分を敢えて黒くすることで、
この部材が引き立っているとも言えます。

古いものと新しいもの対比することで
美しくなるという実感はありました。

残念だったのは、
Caféへの移動が高齢者には困難だったことです。

新caféでお茶をする予定で訪ねたのですが

場所が2階で、階段も真っ黒、壁も黒色で
踏み板がわかりにくい。足元の段差が見えにくく
さらに、手すりがなかったので、
父は登り下りに、難色を示しました。

せっかく退院して、歩くのも平気になったのに
ここで転んでしまってはと、思ったのでしょう。

母と二人でお茶をしておいで、車で待っているから、と。

そんな訳にはいきません。
暑い中、車で高齢者を待たせるなんて。

空間は本当に、クールでかっこいいのですよ。



でも、デザインは、若い人の為だけにあり!?
と疑問を持たないわけにはいきませんでした。

自分自身も年を重ねて、目も見えにくくなってきている昨今。
確かに、登り下り、怖かったです。

せめて、壁際に、竹の手すりでもあればねぇ。
でも、それがきっとダサいのでしょうね。

格好よさと、利用の快適さの両立。
ここは、目指したいなぁ。。。

と、ささやかなことですが、父のおかげで、
自分のものづくりの立ち位置を再確認した次第です。

母は、お茶ができなかった分、
ちゃっかり、お買い物をしてましたけどね。

伝統的建物の多くも解体された熊本で
地震被害を受けても、修復し、
この建物を残そうとご尽力いただいた
当主に、建築家、職人さん方には感謝しました。

これからも、ご商売頑張ってくださいね!

「夏越の祓(なごしのはらえ)」今年後半の健康を祈って 季節感のある暮らしも「時中」の一つ!?〜易経に学ぶ〜

2019年07月01日 | 季節感のある暮らし



昨日、6月最後の日は、暦では、
夏越の祓(なごしのはらえ)の日でした。

お近くの神社にて、みなさま
お祓いを無事に済ませられたでしょうか。

ここのところ、梅雨前線と台風の大雨の影響で
避難勧告が出されるほど荒れ模様。

地域によっては、
とてもそれどころではない場所もあったことと思います。
お悔やみ申し上げます。

私の方は、熊本に移動する前に、退院後のお礼参りにて
立ち寄った近隣の神社に、すでに茅の輪くぐりが用意されており
一足先に済ませる事ができました。

夏越の祓えは、まさに半年分の穢れを落とし、
後半の健康を願うというもの。

その時に、ピッタリのことができて
感謝した次第です。

この「タイミングに合うことを行う」ことを、
時中(じちゅう)」と、『易経』では、言うそうです。

この6月、私は『易経』の教えに救われました。

どなたか、悩み苦しみの最中におられるとすれば、
少しでも役に立つ情報となるかもしれません。

本日はそのことを綴りたいと思います。

最初の『易経』との私の出会いは、昨年です。

人間学、陽転思考で知られる小田全宏先生が、その著書で、
『易経を知り活かすことは、優秀なコンサルタントを雇ったことに等しい』と書かれていたのです。

へぇ〜、と思いました。だって、占いでしょう?

ところが、実際には「君子占わず」とあるように、
易経は「時と兆しの専門書」であり、

しっかり学べば、洞察力と、直観力を身につける事が出来る書なのです。
(ということを、今度は、易経研究家に学びました)

経営者は、常に判断と選択に迫られます。
誰と付き合うか、どの情報を信じるか、どのように仕事を進めるか、、、

小さい事務所ながら、私も毎日が迷いだらけです、笑。
そこで、この先生の易経に関する本を購入。

「どうしても自分の力が及ばない出来事が発生した時に、活用しなさい」と、
あるように、答えが出せない時、方向性を探る時に
この本を、何度か、活用しました。

今では、迷った時の、マイコンサルタントとして、本棚に置いてあります。

そして、今年の6月。

森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト」をどう進めていくのか、
「モヤモヤするよねぇ〜」と、志を同じくする友人と話したのです。

本質のところで、環境問題を解決したいのに、
日本の木を活用することが、流行のスタイルや、
イベントの人寄せに、使われていないか?

一過性では、物事は変わらないのに、
そういう活動が世の中には、多すぎないか、

そして、私たちの知恵やアイデァがピンポイントで
「いいね!」と簡単に利用されていないか!?

などなど、です。

そんな時に、私は偶然、NHKカルチャーラジオの再放送で
易経研究家 竹村亜希子氏による「易経に学ぶ帝王学」を耳にしました。

「易経」に関しては昨年から少し関心があったので
試しに聴いてみたのです。

そこに出てくる龍のたとえ話が、
まさに私たちが、「モヤモヤしている」ことを物語ってくれていたのです。

易経の「乾為天(かんいてん)」にあるのは、
「潜龍」時代は、徳を養い、力をつける時。ジタバタしない。
確固不抜の志を打ち立てよ」というものでした。

つまり、私と友人は、まだ潜龍。専門分野ではないのだから
実力もなければ、経験も少ない。いわゆる想いだけが強い状態。
(友人にも紹介し、お互い納得)

本質的な活動はこれからよ!」と思わせてくれると同時に、
まだ、「志が、甘い」とも反省させてくれるのでした。

易経は、自然に学ぶことに重点を置いている書物である
という点にも魅かれます。

森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクトも
まさに、そこを目指しているからです。

そんな中の、私の入院でした。
この易経の中には、病気など困難な事に出会った時の対処も出てきます。

前回のブログに書いた「坎為水」の卦です。

自然の水に学べと、困難な時は、「水に浮かんだように、流される」
「しかし、前向きにできることを、少しずつ行うと、いつかは脱する」
というものでした。(水もいつかは海に出る)

私も焦らず、絶食し、炎症が治まってからは
少しづつ、食事をとることが回復につながったので、
まさに、そこを実感。

食べれないことを嘆いてクヨクヨするのではなく
じっと受け入れて耐えることができたのも、
この受け入れる教えの賜物ですね。

実は、易経は、世界最古の書物だそうです。

原文は難解で、読んでもすぐには理解できず、
いい大人が、本を投げつけたくなる!?くらい難しいそうです。

50歳を過ぎたら、易経を読めとは、孔子が勧めたそう。

ちょうど、50で出会ったのも、何かのご縁でしょうか。

素直に、従い、原本は難しそうなので、
まずは、この講師の、子ども向けと大人向けの
書籍を購入。

前者は、子どもに与え、
後者は、私の毎日の楽しみともなりました。

もし、興味のある方は、竹村氏のHPをチェックするか
話を聴かれるのが良いと思います。

文章よりも、まずは、この方のわかりやすい説明と素敵な声に
触れて欲しいと思います。

私のブログには珍しく!?リンクを貼らせていただきます。
購入書籍のお知らせもおまけします。

皆様も、2019年後半を
どうぞ、心身ともに健やかに過ごせ、
想いや志ある活動がスムースに行きますように
。。。

NHKラジオのストリーミングは、期間限定ですが、こちらにあります。
https://www4.nhk.or.jp/P1929/29/

(病み上がりにとっては、寝ていても聴けるところがまた味噌でした、笑)

竹村亜希子氏の公式HP
http://www.aki-ta.com/index_pc.html

オススメの本