今日は、先日の家庭科&図工授業支援の後半。
子ども達の「快適な住まい」が立体として出来た様子を見に行く。
各グループに建築士が一人入って、それぞれの住まいの工夫した点など述べてもらい、こちらから評価も加えるというもの。
今回は図工の時間も含めて、また持ち帰って自由にやっても良いという中での製作なので、完成度の高いものから図面までしかないものまで様々。
授業のポイントは3点
1)日当りや明るさを考慮したか
2)風通しはどのように工夫したか
3)それ以外に工夫したところ+アルファの部分
さて、6年生には方位を意識するのは難しかったのか、南や東側に窓のない子も多く見られ、少し残念。
一方で、南側にどーんと大きな開口部をもうけた子も居て、日当り=南側の窓という認識のばらつきがあったようだ。
また、屋根の窓も多く開いていたが、夏は熱く無いか?と聞くと答えに窮したり。ブラインドを付けたり、開けたり出来ればいいよね。というとそうする!と素直に答えてくれたり。
風通しは、吹抜けを考えた子が一人。階段室を利用した子が一人。各部屋の窓という子がちらほら。外部の開口部を引戸にと工夫した子も。
各自が工夫したことを、ヒアリングしながら関われたことはとても良かった。
子どもの感想の中に、「楽しくて夢中になった」「時間を忘れてしまう。2,3時間があっという間に経っていた」など「ものづくりの楽しさ」の経験にもつながってようで嬉しかった。
通常の授業では枠がありここまでは出来ない。熱心に取り組む先生の賜物でもある。
実際の子ども達の笑顔や楽しそうにしている様子に、私たちも準備、当日、反省会と時間を割く苦労が吹き飛んでしまうのだった。