せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

図渡し終了

2010年10月25日 | a03監理_神奈川県M保育園分園工事

実施設計が、一応アップした。

といっても、まだまだ気は抜けないのだが。

今回は施設なので、A2サイズの図面用紙にギリギリ入る1/50のスケールで詳細図を仕上げる。

住まいだと、普段1/30のスケールで、展開図を描く。

細かい、家具や建具の引き残し、取っ手の位置一つとっても、表現したいからだ。

CADなので、当然細かいところは、どれだけでも描けてしまう。

施設にしても、「暮らしがある=大きな住まい」の捉え方で、設計しているので、いつもの勢いで、人もいろいろと図面に配置して表現。

図面を読み慣れていない方は、2次元のデータから3次元を想像するのは難しい作業。その補足になればとの思いである。

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パース(3D)で表現したらどうかですって!?

実は、パースはいくらでも広く見せたり、ごまかしが効くので、あまり使いたくない。特に詳細図には。

まだ模型の方が良いと考えている。

模型・・・作りたいですねぇ。

今、ちょっと手が避けません。作ってくれる方を(一緒に考えながらね)募集中です(笑)

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養護学校の施設見学

2010年10月20日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

先日、貴重な見学会に参加させてもらう。

小学校から高校までの肢体不自由者と知的障害者の学校である。

地域への開放の意味合いもある施設見学。

同じ県下ではあるが、やや遠方だと情報が入って来にくいのだが、建築士の仲間より誘ってもらう。

というのも、設計者向けに通常の施設なら、見学会やオープンハウスで、まだ使われていない状態での開催は多い。

使い手の様子、実際の活動の様子、特に今回はこどもの学習の様子がありのまま見られるとあって、このチャンスは有り難いと参加。

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写真では、と~っても広い廊下ですよね。

しかも、片廊下(出入り口が片方にしかない)で、この広さ。
通常の両側に出入り口がある廊下の倍の巾。

一瞬、奇妙に感じるスケールだが、ここを車いすと介助者、更に少しアクションを伴う子どもたちが、休み時間や移動時間に溢れると、ちょうど良い広さに。

お子さんの写真は個人情報の関係で撮影出来ないので、ブログで雰囲気は伝わりにくいかもしれませんが、実感として、空間の使われ方が、インプットされとても参考になった。

全体に奇抜ではなく、落ち着いたカラーリングと空間に、建築の面白みを感じないかなぁ?と、最初に施設に入った時の印象が、帰りにはとても優しさを感じる空間になっていた。

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体育館も小さめで横長のステージと細かい配慮。

建築の先にあるもの・・・

「人が使って生き生きとする空間づくり」を目指す身にとっては、意味の大きい見学会であった。

主催下さった関係者の方、誘ってくれた仲間、そして受け入れてくれた子どもたちに感謝して。

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模型展

2010年10月18日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

いよいよ模型展が始りました。

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昨日は、午前中、設営に行って来ました。

すまいcafe横濱(すまいセミナー)に参加しているメンバーを中心に12人の建築家の住まいの模型&パネル展示です。

個性がキラリと光って、なかなか面白いですよ~。

10月24日日曜日まで、INAX横浜ショールームにて開催です。見学は無料。

面白いと思った住まいのリーフレットももらえます。

ぜひ、お誘い合わせの上、ご覧下さいね。

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亡き人が結ぶ縁

2010年10月08日 | 事前相談・事前調査

先日のこと、初対面の方から出て来た図面を見て驚く。

私が以前、感動した建築のプランなのだ。設計者の方は既に亡き人である。

若くしてなくなられた方なので、この方を知る人は建築関係者でも少ない。

この空間を見学した時、そこでの生き生きとした子どもたちの表情を見て、いつか、この図面にあるテラスのような空間を、手がけてみたいと、ずっと心の中で温めて来た。

そして目の前にいる方が、この図面のテラスのような空間を創りたいと話される。

鳥肌物である。

そこで暮らす、そして使う人々のことを第一に考えて創られた、素晴らしい建築を遺して下さった建築家と、その空間の良さを感じ取られる能力の高さと想いの強さに感激を覚えながら、双方に感謝しつつ、このご縁を大事にしていけたらと思うのである。

お会いした場所に咲いていた小さな花達。
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しっかりと土に根を下ろしている植物のように私もきちんと根を張っていきたいものである。(以前は自称デラシネでしたが)

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打合せのハシゴ

2010年10月07日 | a03監理_神奈川県M保育園分園工事

いよいよ、設計中のプロジェクトが佳境を迎えている。

実施図面のアップに、もうひと頑張りである。

詳細図を描くのは楽しい!そして苦しい。いわゆる産みの苦しみだろうか・・・。実のところは、眠い(笑)

アレコレ考え過ぎても進まないし、かといってつまらないものは描きたくないしで、結構葛藤があるものだ。

また、意匠的なものだけでは、進められない。

先日は、設備や電気担当と配管のルートや、PSの位置、壁の更かしの位置等、細かな点を打ち合わせる。

納まりが分かっていないと見えてこない部分。

今回、建築をよく分かっている担当者で助かる。現場でも、もちろん取合いは出てくるが、設計の段階である程度決めておかないと、絵に描いた餅になってしまう。

そして、お楽しみの部分。

今回、サインをデザイナーさんに依頼してみる。

簡単に済ませることは出来るのだが、やっぱり遊びの部分も欲しい。

切り絵が得意で展覧会にも出したことがあるそう。なので、ちょっとした部分だがカッティングシートで作るサインのデザインを依頼。

皆さま、ご協力頂き、本当に感謝です!
コラボレーションがうまく行きますように!!

・・・・終わったら、お互いゆっくり睡眠取りましょう。

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