せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

左官壁の波動に触れて感動〜職人魂に感服〜

2022年01月31日 | 模型・実験・見学・講習・イベント


先週末、日本民家再生協会の仲間が
設計監理した住宅改修の現場にお邪魔しました。

<見事な左官の手仕事に感動>

「左官壁の見本市になっているからぜひ見に来て!」
ということでしたので、質感を確かめに行きました。

コロナ禍でも、杉にはウイルスを殺菌する効果も
研究で確かめられつつある昨今。

オープンな伝統家屋では
風通しも良く。見学会も問題ないと
判断してくださった依頼主さまには感謝!

写真も大きめで、ご紹介します。

今回の依頼は、住みてから直に大工さんに。
大工さんから、設計者に設計依頼が来たという流れのお仕事。

設計者本人曰く、
「図面に仕上を入れて見積もったら、とんでもない金額になる(笑)」
ほど、素晴らしい左官仕上げ。

左官も、住み手の直発注だからできる技。
仕上げの種類も、お任せに近いようでした。

生まれて初めて!?拝見したすごい仕上げが2つ。
「黒磨き」(炭入り漆喰)と、




「漆喰の研き仕上げ」
漆喰だけで、水を弾く仕上げになっています。


建築雑誌で、高級なホテルなどに
用いられている写真は見たことがあります。
民家でもできるんですね!

すごい技です。

泥だんごを丸めて磨くとピカピカになるのをご存知でしょうか。
イメージは、それに近いです。
とんでもなく手間と時間がかかりますね。

タダでさえ、フラットに仕上げるのは、凄技なのです。
さらに、磨いたり、つや消しの仕上げだったり。。。

「半田撫で斬り仕上げ」スサ入り
和紙のようなざらっとしたフラット仕上げ


白過ぎず、茶色過ぎず、美しい色でした。



私以外にも、再生協会の建築士の
お仲間が来ていましたが
皆、ため息が出るほど。

その美しさと、手間を想像して。
工事中にも見たかったなぁ。。。

石灰クリーム顔料入り仕上げ


土水捏ね仕上げ


二分抑え、光る壁(写真右にやや映る)


糊土(淡路土、海藻)


築50年というそのお宅には、
外壁の漆喰は当時のままだそう。
汚れを拭き取ったら綺麗に白い壁が蘇りました。



<若手職人を育てるのは、建て主?設計者?メディア?>

大工さんの技も其処彼処に。
あぁ、、、良い仕事をされています。

古梁を再利用して。丸ノコで、掘り出し美しい仕上げに。


こんな風に、若手が活躍できる場、住まい建築が
もっともっと、作られていかねば!と思うのでした。

伝統的なものづくりは、
設計者としては、理解あるクライアントさん探しと
手間を惜しまない職人さんとの出会いが必須です。

実は、もう一つ嬉しい出来事が!

設計事務所勤務時に、大変お世話になった
私の師匠との深い付き合いがある淡路の左官やさんの
息子さんにお会いできたのです。

メディアで取り上げられるほどの、日本の第一人者。
K氏。今回の左官が若手ホープのT氏の仕事とあって
仕上を見にこられたとか。

私が、今回一番感動した「黒磨き」をやったW氏は
K氏のもとで試行錯誤されたとか。

数少ない左官職人さんの見本市でもありました(笑)。



若手からベテランまで、職人さんが良い仕事を続けていくには

1.建て主の理解と懐と、
2.設計者のセンスとコミュニケーションと
3.メディアでの情報共有。

この3点が揃わないといけないなと
改めて思うのでした。

そして最も大事なこと、『時間を掛ける』非効率さ。

現代の時間の流れとは違う、ヒューマンな時の流れですね。

パタパタと組み上げるとか、
バタバタっと積み上げるとか
そういったものではなく、魂を込めて作り上げるもの。

それが、結果的には、長持ちして美しいものになるんだなぁ。。。

<まとめ、左官の良さ、凄さ>

実際に、見て、感じたことをまとめとして綴ります。

左官壁は、自然素材で出来ています。
土と、顔料(炭や鉱物)と、水と、糊も海糊。

1)環境面:何と言っても、自然素材!→ 地球に還る素材
2)継続性:部分補修ができる素材。
3)美的:色が優しい。目が疲れない。→ 落ち着く空間に。
4)機能面:呼吸するので、空気感が違う。→ 健康的に暮らせます。
5)目に見えない力がある:造り手の息吹が、魂が込められているので、波動が違う。

5)に関しては、柿本の実感です。

人間は無意識に、様々なものから波動を感じます。
敏感な方は、物や人の持つ波動を感じることができます。

最近体調を崩したので、よく分かります。

『人間の体は、物質としての身体よりも
先にエネルギー体(気の流れ)が病み、
振動(波動)が乱れると、病気になる』と、
ドイツの振動医学の本で読んだばかりでした。

なんとなく調子が悪い、が、
じわじわと、発熱やだるさを生みます。

波動の良い、人の身体に意地悪しない(笑)、
壁の仕上げの空間に住んでいたら、、、

精神も落ち着き、身体も和らぐだろう
ということが容易に想像できます。

波動などというと、量子力学の世界なので、
目には見えないのですが、「感じる」ことは
通常みなさんもされていることと思います。

私も、これから、
素敵な波動を出す、自然素材の左官壁、、、
もっともっと、使わせてももらいたいなぁと、実感しました。

学びの場、体幹の場を、ありがとうございました。
住み手の方、関わった方々に感謝です。


旧暦新年に向けて〜今年は「縄文」時代に見る平和な暮らしをテーマに

2022年01月24日 | アート・文化


いよいよ、来週、旧暦新年がやってきます。
(今年は2月1日)

やり残したことのブラッシュアップの時!
なのに、ダウンしてしまった先週です。

今日、やっと復活しました。

本日は、前置きを書いたのちに
新年に向けてのテーマを綴ります。

先週、風邪対策をアップしたばかりだったのに、
実は、自分自身が発熱してしまった一週間でした。

発端は、子どもの発熱。

日曜日、部活の試合で、寒い中、汗をかき、
風邪をひいても仕方ないかなと、思いつつ。

やはり、コロナが心配。。。

用心しながら、看病していたけれど
3日後には、私が発熱。
あ〜、まさかの感染!?

頭痛に喉の痛みに熱。
息苦しさは、ひどくはなかったものの、
やや胸が苦しいような。。。。

発熱後3日して、病院へ。

PCR検査は、完全に院外で行われました。

予約制で、病院の窓から、
先生が手を出して行うというもの。

はたから見たら、かなり、滑稽かもしれません。
寒かったです。
とにかく、風の冷たい日でした。

結果は、「陰性」。
ほっ。それが分かると、中に入れてもらえました。

それまでは、車中か外、
コンビニ等で検査結果を待つように指示されました。

まぁ、陽性でなくてホッとしたものの。
症状がオミクロン株に似ていたので、本当にビビりました。

「ウィルス性の風邪は、
他にもいくらでもあるからね。」
と解熱剤を出す主治医。

夜の最後の診療で、ギリギリで
診てくださったのには、感謝です。
かかりつけ医のいる有り難さ。

まぁ、そんなことで、二十四節気「大寒」
「陰を極めた」この冬です。

ここからは、もう「陽に転じる」しかないと
信じたいですね。

本題です。
春節時には毎年、個人的な目標やテーマを綴ってきました。

令和元年、神社デビュー、神道を学び、
令和二年、お寺デビュー、仏教を学び、
令和三年、陰陽道、五行説を意識し、

令和四年、は、「縄文の世界観」です。

暮らしや生活をデザインする立場から、
令和になって、日本的なものをもう一度見直そう
学び直そうと、心がけてきました。

図らずも、コロナ禍で、日本の良さ、
日本人の暮らしのあり方に社会の関心も高まる中、

実に、昨年から「縄文時代の凄さ」
に触れる機会が増えています。

以前から、関心はありました。
土器の文様の美しさなど、デザイン面では。
(写真集も持っています)

しかし、暮らしの実態などは、竪穴式住居や
狩猟生活だった。くらいしか、
義務教育で学んだことは覚えていませんでした。

国産木材の活用を手探る中、知ったのが、
古代からの杉の植林です。
杉と共に暮らしていたことが分かっているのです。

これまでも、日本人は、自然と共生してきた歴史と、
循環型の生活、、、それがどうも、縄文時代にあるらしい
というのは、漠然と情報が入ってきてはいたのですが。。。

具体的に、どうなのか?
それを現代の暮らしにどう活かせるのか?

と、興味が今、どんどん膨らんでいます。

妊娠すると急に街中で妊婦に出会う
(意識しているものは、目に入るの意味)
というように、

「縄文」が立て続けに
西暦新春に目に入ってきたので、現在、勉強中です。

女性誌の巻頭に載るエッセイの一コマ。
「私たちに生きる縄文の遺伝子、縄文論理空間」とあります。

新聞での特集。小林達雄氏のお名前が、
立て続けに、、、目に入ってきました。

1月4日の読売新聞


そこで、「縄文ランドスケープ」
(1990年代に提唱されていたとは!)
を、拝読してます。(topの写真)

建築系の人は著者にはいませんが、
方位学的な、考古学者の分析が面白いのです。

こうしてみますと、「季節感のある暮らし」を、
縄文人も、積極的に行っていたことが分かります。

環状列石の方角から、
夏至、冬至、春分、秋分の「二至二分」を
とても大切にしてきたこと。

住まいだけではなく、モニュメント的なものを建造し、
お腹を満たすだけではなく、
心を潤す暮らしを、集団でしていたに違いないなど。

一番、私が知りたいのは、
平和な暮らしをどう運営していたのか?
ということです。

三内丸山遺跡の6本巨木柱も何の目的で作られたのか
今でも、はっきりとは分かっていません。
ただ、格差もなく共同で作業したであろうと推察されています。

建造物と、暮らしと、ランドスケープデザインと、、
長く続いた定住の地。

徳川の世が400年も続いて、その長さが
世界の歴史的にも稀であることは
よく言われます。循環型の暮らしがあったことも。

比べて、縄文はさらに非常に時空のスケールが大きく
1500~1700年の定住ということが
青森であったとは、昨年学んだこと。

あぁ、縄文人がいかに、豊かで知恵があり、
共同的生活を平和に営んできたのか!
感覚としては、なんとなく分かります。

遺跡発掘から、考古学的な様々な情報が
これからも明らかになってくるでしょう。

イギリスのストーンサークルに、憧れていましたが
環状列石が、日本全国で、広範囲で発見されているとは!

吉野ヶ里遺跡は、月の観測地だったとの新説。
天体の動き、暮らしに取り入れながら
どのような暮らしが展開していたのか、想像するとワクワクします。

これからも、素敵な縄文時代に
今の暮らしに必要な循環させて、自然と生き物と共に生きる
暮らしのあり方、住まいのあり方を模索したい令和四年です。

最後に、知人の現代の縄文人、雨宮棟梁(元々大工さん)の
丸木舟旅のクラウドファウンティングはこちら。

彼も、平和と自然共生を考えるに従って、
縄文的な暮らしにたどり着いたのだとか、極端ですけど。
思想の根っこは、似ているので、応援しています。

ちなみに、NHKで、当時のやり方で
対馬海流を渡った壮大なプロジェクトの丸木舟は、
彼が作ったものです。

発掘されたものを参考に
縄文時代の道具を手作りし、
機械に頼らず、手作業の同じ方法で、
丸太を切り出し刳り抜いて作った船で、
渡りきりました!。素晴らしい!

宇宙旅行元年とも言われる、令和ですが
「縄文」も、これから、大いに注目される予感です。

空と地とでもゆうべきか、陰陽ではありませんが、
相反するものが、深堀する時代に突入した、
そんな感覚で学んでいます。

最先端技術も、古代の発掘も、両方最先端!?
だと、私は思います。

こうして、一年一年、発見や驚きが増え
人間としての視点が増えることも、幸せへの一歩なのかなと
感じています。

皆様は、どんな年に?


風邪対策に、感染対策。冬は続くよ、どこまでも。

2022年01月18日 | 季節感のある暮らし

加湿器がわりのプランター(ウンベラータ)

いよいよ、11都県に「まん延防止重点措置」が適用されますね。
それにしても、あっという間に拡大している変異株、オミクロン。

コロナ前は、冬といえば、インフルエンザ対策でした。
特に受験生は、予防注射が必須と、世間では思われていました。

今は、それ以上に、深刻な事態です。

ワクチンが出来て、接種が進んだ日本では
早々と感染が収まり、ひと安堵したのもつかの間、

ワクチンを打っていても、防げない変異株の感染。

この急カーブを、目の当たりにして
思い出したことがあります。

子どもの発熱です。
幼児期に、小児科医に言われました。

子どもの病気は激変すると。

熱が上がるのも早いが、下がるのも早いと。

一定の微熱が続くよりも
一気に上がって、菌を殺して
一気に下がるほうが、回復は早いと。

なので、微熱時に薬で熱を下げると
むしろ回復が遅れると。

グラフ的には、逆ですが、
一気に下がったら、一気に上がった感染拡大。

しかし、こういったカーブは、ずっと続く訳けではなく
ピークを過ぎると、何度か下がったカーブを描いて、
徐々に収束して、、、熱は下がると。

これが、その名の通り「Ο」でも、
最後であって欲しいものです。(そうなると信じて)

感染対策としては、
手洗いうがいにマスク。
この三拍子は、もう当たり前になりました。

お陰で、インフルエンザに、かからなくなりましたね。
他の菌にも有効ということです。

風邪対策に、喉を痛めないように
寝るときにマスクをしたりしてましたから
相当、効果が高いのでしょうね。

それで、もう一つ、思い出しました。

いつもやっていた、インフルエンザ対策を
いつも通り、やってみようと。

なぜなら、免疫アップ、
風邪をひかない、
体調を崩さないということが、
一番の感染対策だからです。

1)まず、加湿。

加湿器は、フィルターについたカビなどの
菌をばらまいてしまうので、使いません。

(フィルター交換しても、水垢が残るので
何台も、ダメにしています。)

加湿器がわりに、寝室にもプランター。(先の写真です)
水遣りで、葉っぱからの蒸散で、それなりに湿ります。
鉢の水も、湿気を持ちます。

次に、花器の水。(コップに水でもOKデス)
水槽など大きなものなら、なお良いですね。


お正月のお花も、残っているもので、小さな花器に移して

地震の時に、どうなの?
って心配な人は、高さ低めのもので。

2)ハッカオイル

ハッカオイルには、殺菌効果があると言われます。

ハッカ水に浸したタオルを絞って、
寝室にかけるだけ、です。



これだと、加湿器の、カビ菌水ではなく、
純粋にアロマの水になりますから、衛生的です。

アロマヒューザーも、持っていますが、
これもまた、手入れが大変です。
オイルがこべりついてしまって。

陶器に、浸すという方法も、あります。
加湿を兼ねるなら、タオルがオススメです。

吊るした見た目は、あまりよろしくないですが、
眠ってしまうので、良しとしましょう。

3)柑橘系

飲んだり、食べたり、そして、お風呂に入れたり。
万能なのが、柑橘類。



ジャム作りで余った皮の痛んだ物は、お風呂に。
皮に含まれる油分で、肌も潤います。
(ただし、敏感肌の方やケガしている方は、沁みるので注意)

酸っぱいものを、絞って飲むと
むしろ体が火照ります。

4)生姜を食べる、飲む。

風邪のひき始めによくやるのが
擦った生姜たっぷりのつゆうどん。
熱燗を飲むのと、同じくらい温まります。
昼間や、お酒を飲めない方には、特にオススメです。


鍋焼きうどんに、たっぷりの生姜で。

この時期は、毎日食しても良いくらいですね。

5)指先ぶらぶら運動

全ては、血の巡りが悪いことが、病気を引き起こす原因です。
肩こりや頭痛も放って置かないで、入浴などで温めるのは
もちろんですが、

昼間は、仕事の合間などに、
手首を振って、指先ブラブラ。

できれば、ウエストツイストで、腕を振って、
指先まで、血の巡りが行き渡るようにする。

これが、以外と簡単で、効果が高いのです。
冷え性さんにもお勧め。
(しもやけが絶えなかった私が、今はほとんどありません)

ポイントは、毎日やること。
私は、昼食後の眠気防止や、目覚まし代わりに、やっています。

何をしたら良いやら、ニュースで不安感が増した。
という方には、目の前でできることから始めたら、
少しは、不安も取り除かれるはずです。

6)感謝と、祈りの気持ち。

そして、メンタル部分。

心に不安があると、体が反応してしまうものです。
ストレスを追いやるためにも、常に感謝の気持ちと
そして、祈りです。

これは、母の病気などで、そのパワーを実感しているので
毎日、祈ることをお勧めいたします。

7)呼吸法と瞑想。

これは、ちょっと上級編ですね。
習ってから、始められると良いです。
1)〜6)はすでにやっている方に。

まとめとしては、
  1. 環境や空気を整えること。「場づくり」
  2. 飲食や、運動で体を整えること。「身体づくり」
  3. 心を整えること「心づくり」

以上の3つが揃って初めて、免疫がアップすると思います。

上記の中で、まだ実践していないものや
興味があるものがございましたら、
試してみてくださいね。

それでは、お互いに、心身ともに健康で
過ごせますように!

追伸:
昨日は月曜日から夜の会議。
ブログ更新ができなかった所以です。

どうしても、月曜日が会議ということが、最近多々あるので
月曜のブログ更新を、今年は自分に課さないでおこうと思います。

ただし、週一は、アップしたいものです。

これまで、毎週チェックしてくださっている方には
ありがたい気持ちでいっぱいです。
これからも、見守っていただけたら、幸いです。


西暦新年のスタート、雪に書き初め、鏡開き

2022年01月11日 | 季節感のある暮らし

         本覚寺 写経会にて

西暦新年、最初のブログです。
みなさま お正月は穏やかに過ごされましたでしょうか。

<西暦新年の誓い>

暮れから、この1月成人式の連休まで
毎度ながら、嫁として慌ただしい日々です。

お正月のご馳走の段取りから、おせち作り
そして、我が家の定番、鏡開きのお餅で、お汁粉づくりまで。



日頃、諸々の家族への感謝を込めてのご奉仕。
腰痛を押しながらも、楽しんで台所に立ちました。

今年こそは、口うるさくない
嫁、妻、母親、になるぞ〜の誓いを立てるのも恒例。

旧暦の新年を迎える頃には、どこ吹く風、
また、ギャ〜ギャ〜と叫ぶ日々へ。(反省)

仕事では、現場の方々(施工者の皆さん)にも、
怒ったりしないぞ!
との誓いも、ずいぶん守られてきたかなぁ。。。

ただし、我慢するのは良くないので、筋が通らないことは
はっきり言わせていただきます。

そして、もし、自分が間違っていたら、謝る勇気も
持ち合わせておきたいものです。

本日、やっと、落ち着きを取り戻したところです。
順番にメールの返事も書きつつ、仕事も段取りして参ります。

 <二十四節気の暦通り、雪景色>



お正月明けには、関東も雪でした。

1月5日は、「小寒」冷え込んだと思ったら、次の日には雪。
暦通りと実感した次第です。

これから、大寒まで、一番風邪をひきやすい季節。
気を引き締めて参りましょう。

雪が降った後の風景はこちら。


軒のあるところは、積もらず。
明らかに、寒さをしのげることが分かります。

竿を仕舞いそびれたところは、
なんと、雪の解けた水が、ウッドデッキ上で凍っていました。

夜の様子


昼の様子 雪だるまの横のデッキに氷


朝から、ゴミ収集もあるので、道路の雪かきもしました。

しかし、途中凍っていた道路があったそうで、
車が通れず、収集車は来れず、回収は翌日に持ち越しに。

正月明けの一番多いゴミの日に、重なった雪。
本当に、ご苦労様でした。

成人式は、今年は、感染対策の上、
開催されたところが多いようですね。
中には、昨年参加できなかった21歳も含まれるとか。
華やかな場は、嬉しいものです。

<お寺での新年会>

個人的には、今年の初体験は、
書の先生をする友人に誘われた
お寺での「写経会」の新年会でした。

お経を上げてくださる住職の横で、ご焼香。

神社では、お祓いは幣でやってもらいますが
神社は、経典なのですね。

パタパタと音を立てる折本にて
邪気を祓っていただきました。
ありがたいものでした。

『昨今の方は、私は、無宗教ですから、、と言われますが
宗教は、祈ることですよ。

祈ることは、皆さん、なさっていますよね。
祈ってくださいね。』とのお話。

祈りのパワーは、実感しているので
有り難く伺いました。

その後、畳の上で「写経」。

由緒あるお寺での境内での体験は、
本当に素晴らしいものでした。
空間の写真は撮れませんが

指導される書道家の先生の書が
写経部屋の床の間にかかっておりました。

素敵なので、お断りを入れて撮影させていただきました。

私の字かと思ったって?

まさか、まさか、笑。
修行の身でございます。

これからも、精進してまいります。

<書き初めの意味>

ご住職に教えていただいたのですが、
書き初めは、昔は、遺言を書いたのだとか。
新年に書き換えるのだそう。

そうか、これまでの人生、
そして、今後の人生をを見つめ直す
機会なのですね。

そんな気持ちで、筆を握っていました。

ここでお知らせ。

今年の早々の賀状を下さったみなさま
ありがとうございます。

ということで、筆を握り始めではございますが
いろいろなトラの字を書きました。

今年は、まさかの、手書きで返事を出す予定です。



楷書、草書、隷書、篆書、などなど、、、
どの字が届くかは、お楽しみに!

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

柿本美樹枝