せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクトを始めたきっかけ~神木女子対談のご紹介~

2023年01月30日 | 森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト

昨秋の神木ツアーにて。

昨年の暮れに、ブログに少し綴りました
「神木女子」のお話。

お正月に綴るつもりが、、、旧暦の新年を過ぎても
掲載していませんでした。ごめんなさい。

そうこうしているうちに、この神木女子対談が掲載されている本の
増版が決まったそうです!おめでとうございます!
Amazonランキングでも上位です!


あるご縁から「神木女子」という新しいネーイングを頂戴しました。
女子と呼べる年齢かどうかは、分かりませんが、的は得てます。

「森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト」を始めたきっかけになった
高知県の大杉との出会い。

私のこの出会いが、神秘体験をした建築デザイナーとして、
巻頭文に出てきます。取材を受けたからです。

不思議な、目に見えない世界。だけれども確かにある世界。
それがご神木の持つパワーであり、啓示であり、交流です。

そんな世界を共通で認識していて、体験している女子3人が
集められ、対談を行いました。著者と出版社の方のご提案によって。

それが、まぁ、赤裸々に語っておりますので、
ぜひ、お手にとって、ご笑読下さい。
(笑って読むのは、私のところだけですよ)

他の方、皆さま素晴らしい方ばかりで。
登山家のコラムなどもあり、並列で扱っていただくことに
恐縮至極です。

この対談に関連して、神木ツアーも開催され、
そのレポートが、
出版社のブログ記事にも掲載されております。


昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも因む
伊豆山権現神社にて。
政子と頼朝が逢瀬した場所らしい。
こんな山奥で!

私の感想も含め、本田不二雄氏のレポートは、
こちら地球の歩き方のブログに掲載されています。

都心から日帰りで楽しむ究極の御神木めぐり 
Vol.1 湯河原編

Vol.2 熱海編

Vol.3 伊東編

私の願いは、皆様が、ご神木のパワーを通じて、

自分と出会い、潜在意識を目覚めさせ、
幸福感に満たされながら、
過ごせるようになること
なのです。

本当に、パワーをいただけますよ~。
作法も、ありますが、対談でその道のプロが、
ご教授くださっているので
ぜひ、本を手にとって、実際の場所を訪ねて欲しいものです。

時間の経過とともに、思いがけず、こんな形で
「森と樹と暮らしを繋ぐ」ことになるとは!

1家に1冊の図鑑といっても良いでしょう。
御神木を通じて、日本が見えてきます。

日の本の良さも、神秘性も。。。
そして、ぜひ、訪ねてみてください。

樹は生き物です。

枯れてしまったり、台風で倒れてしまったりする前に
皆さんのインスピレーションを高めに、
そして、巻頭にあるように
『魂が震える』出会いをしていただきたいですね。

まずは、書店で、手にとってほしいです。
立ち読みしたら、絶対欲しくなる本ですよ~
うふふ。


写真左は、同じ著者の神社本です。
ミステリー好きにはこちらもおすすめ

ご縁と御神木に感謝して!!


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春節!!旧暦新年を迎えて、夢の実現は思いがけないかたちで。

2023年01月23日 | 子ども・環境


春節は、熊本で迎えました。
初日です。私の秘密の!?パワースポットです。

こっそりと、早朝散歩&ヨガをするのも、
まもなく、終了となりそうです。

なぜなら、近くの休館していた子どもの施設が
いよいよ建替えだからです。

周辺の樹木たちも、トレッキングコース再開に向けて、
整備が先行して進んでいます。

寂しくなるかって?いえいえ、より多くの方に
この自然を味わってもらえるのは本望。

しかも、その施設の計画には、審議委員の立場で
関わらせてもらっているからです。

施設の細かい要求水準に加えて、地域住民としての意見、
子育て環境や子どもの生育に関するプログラムまで
幅広く、意見を言わせていただきました。

ありがとうございます。
なんとか、良い案が出揃い、しかし、まだまだ課題もあり、

この新年には、住民説明や市民参加のワークショップ等も始まり
担当の方には、頑張ってもらいたいなと、後方支援しております。

本当に、夢というのはこうして叶うのか。。。。
という、状況なのです。

これまでのブログにも書きました。

幼少期のことが成人になって作用し、独立の夢が叶い。
学生時代に提案した建築設計とそのプログラムが、
今、求められる時代になり

目の前で全く同じようなプロジェクトに、
立ち上げ時から関われることになるとは!

20歳で、公園のランドスケープデザイン、その中の遊具デザイン、
そして、そこに、親子で泊まれる施設を計画しました。

室内ゲームが流行り始め、子どもの育成環境を懸念し、
バーチャルより、リアル体験を子どもたちに!
というコンセプトでした。

今回、設計自体は、別の事務所のグループの方ですが
その内容は、当初私が思い描いていたものに、遜色ありません!

当然、応募された当事者の方々は、
審議委員がまさか30年以上温めて来たもの
だとは梅雨知らずでしょうね。

今では、プログラムに防災教育や木育なども加わり
まさに、時代が要求しているものも、盛り込まれています。

本当に、楽しみになって来ました。

そして、大学院時代に、
研究室で踏ん張っていた「住民参加」の建築のものづくりも。

当時は、熊本は、参加型に否定的でした。
役場の方とぶつかったこともあります。

今は、「市民参加で!」と行政側から、声が上がる時代です。
これも、恩師が、全国に参加型まちづくりを啓蒙したお陰なのです。

巡って来ます。
これだから、先人たちに感謝しなくてはならないのです。

それに、当時は、建築業界で、参加型のまちづくりや
子どもの施設づくりを、建築家が関わるものではないと
一部では批判もあったのです。

子どもの施設を創るなんて、自分が遊びたいだけでしょ!
なんと、皮肉る声も、

学生時には、コツコツ設計案を考えているときに
聞こえて来ました。

負けなくてよかった!

やはり、予測する力と、
何が本質か、何が自分が良いと思うのか
見極めることは大事ですね。

今、何か先を見越して取り組んでいることに
否定の声が上がったら、

本質は何か、自分が目指している世界は
はどんなことが待っているのか、、、イメージして
挫けずに取り組んでほしいですね。

私も、また始めます。
結果は、この世にいない時かもしれませんが、笑。

それでは、旧暦新年、おめでとうございます。
皆様が希望に向かい、志が叶う年となりますように!

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新春特集、運と思い込みどっちが大事!?

2023年01月16日 | ワークライフハッピー


新春にちなみ、少し建築から離れて、生き方のお話です。
前回のブログに続き、第二段として、運について考えてみます。

色々と問題に直面したり、思いがけない出来事が起こったりした際に
皆さまも、一度は、運命について考えたことがおありではないでしょうか。

よく言われるのが、「乗り越えられない試練は来ない」などなど。
様々な課題がある人は、その人の器が試されているとか、何とか。。。

運が良くないのかもしれないし、そうではないかもしれない。
では、試練にぶつかったら、どう捉えたら良いのでしょう。

もちろん、運の波はあります。生きていれば。

<運とは波と捉える>

私の考えは、こうです。

人が悩む時って、自分の本質がわかっていない時なのかなと思います。
自分の経験も含めて。

それから、潜在的な想い、希望と現実のギャップがある時
そこを埋めたいのに、どうして良いかわからないと、もがく。

まぁ、一言で言ってしまえば、それが人生なのでしょうけれど。

はっきりと目標があれば、手段を考え、上手くいかなかったら
別の方法を考える。など、割とシンプルに物事は進んでいきます。

しかし、人間関係に仕事に、趣味に、子育てに夫婦関係、、、、
全てに全力投球できるわけありません!

どう、バランスをとって、どう折り合いをつけていくか、、、
そこで、どうしたら良いか、自分の運を考えたくなる。

私は、迷った時に、相談に乗ってくださる方がいます。
運の波を教えてくださる方です。自分でも、かなり研究したので
概ねの予想がつくようにはなって来ました。

そうすると、何か起こっても、
「そう来たか!」って面白がれるんですよ~。
その時は、ドキドキ、ハラハラですけどね。

で、その専門家の方が、徳川家康の誕生日と言われている日で占うと
天下を取れる相なのだそうです。やはり、天のご加護があると。。。

<強いのは、運より思い込み>

一方で、家康には、誕生日偽造説があります。

読売新聞で「古今をちこち」という連載を、
歴史家の磯田さんが書かれています。

その中に、神に祈る時は、家康は本当の誕生日を伝えた記憶があり、
それが、卯年なのだとか。今年の干支ですね。

しかし、表向きは、寅年の寅の日の寅の刻生まれと、
特別な存在ということになっていたらしいのです。

信憑性は、かなり高いそう。
さて、もし、卯年だったら、なぜ、家康は天下が取れたのでしょうか。
これも、運が良かったとか、そう言ったことでしょうか?

これは、ひとえに、思い込みの強さではないかと。

俺は運が良い!何があっても、運が良いと思えばこそ、
立ち直れるのではないでしょうか。。。

タイミングが合い、ちょうど昨夜始まった大河ドラマが
徳川家康が主人公です。

製作陣は、このネタを、ご存知なのでしょう。
信長が、家康のことを「俺のウサギ」と呼んでます。

産んだ時の実母が「寅年の寅の日の寅の刻生まれじゃ~」
とお披露目する際に、父が「違う」と嗜めるシーンがあり、
思わず、クスッと笑えました。

映像は、生まれ日を偽っていたかもしれないことを匂わせました。

つまり、誕生日などで占う運命は、実は波でしかなく、
強いも弱いもないということ!です。←私の結論。

運命が良いから、天下を取れたのではなく、
思い込みの強さが、天下を取ったのだと思います。

それと、幼少期の試練で運の貯金をし、自分の親族の犠牲により
大きな富を得ていくようになる。
それが、実際のところ、幸せだったかどうかは
本人のみぞ知る。です。

運=波は、利用することはできるけど、
思い込みの方が、もっと強い力を発揮する。

私は、そう思いたいですね!

そして、思い込みと自信をセットにする

みなさん、思い込んでいきましょう。
ただし、根拠のない自信は、ダメですよ。

自信は、「自分の経験からくるもの」とは、
養老孟司さんが「自分の壁」でおっしゃっています。

そして、与えられた現状や役割はなんでも受け入れることっとも。

知りませんでしたが、今でこそ、
好きな虫とりを楽しむ解剖学者の養老さんですが
大学勤務の時は、教授がそこまでするんですか?って驚かれるくらい
雑用もこなしたそうです。

環境が悪化して、他大学へ移る教授もいる中、
耐えたそうです。

そうすることによって、周りを見ても、きちんと向き合ってきた人が
最後は、人生の波を、試練を上手に乗りこなしているとか。

なぜなら、また、同じ課題が出てきた時に
逃げた人は、オロオロしてしまうのだそうです。

なんだか、励まされました。


七福神の乗る宝船。福を乗せて良き波に乗れますように。

<経験を積む=徳を積む>

徳を積むという言葉もありますが、これは、経験を積むと
置き換えて考えています。

だから、これまで、家族のケアや、
仕事の雑ごとも、気にならずに、できていたのだと思います。

経験=面白い、からです。

養老さんのお話からも
良かった、向き合って間違ってなかった~と安堵しました。

さて、これまでは、与えられた役割を面白がる日々でしたが
今年は、自分でやってみたかったことを、面白がってやる
にスライドしていきますよ~。

まぁ、なんだかんだ、好きなことをやっては来たのですが、
これまで、以上に!ですね。

<おみくじの信憑性とは?>

運といえば、初詣で、おみくじを引かれた方も多いでしょうか。
これは、その昔、「辻卜」(つじうらない)から来ています。

昔のひとも悩み事は絶えませんでした。そんな時
辻に行って、人ごみの中で、その時に耳に入ってきた誰かの話に
解決のヒントを得たというものです。(神社庁の説)

これは、自分の潜在的に欲していることを、クリアな心で
耳をすませが、引き出してもらえる
といった作用があったのではないかと考えます。

今年は、私は「大吉」でした。よく言われるのが
「大吉」は今が運のピーク。これから下がる。

「凶」は、これから運が上がるです。

おみくじを引いたら、素直になろう。これが私の教訓です。

以前、友人が、3回も「凶」を引いたことがあったからです。
「凶は嫌だ」と引き直したら、また凶。

何度も引くのはよくないと言いますが
いやまだ引くと意地になった友人。最後も凶。

流石に私も、おみくじの凄さをみましたね、笑。

その年、友人に、悪いことは特に起きませんでしたよ。
かなり気をつけたのでは、ないでしょうか。

これも、思い込みって大事ってな話に、なりますね。

さて、私はというと、今年、早々に怪我をしました。
左足首の捻挫です。理由は無理な姿勢の我慢のし過ぎ!

本人は、大したことないと思っていたのですが、
夜お風呂に入ってしまい、悪化。

痛くて眠れない夜を過ごし
次の日、救急でレントゲン。

幸い、骨に異常はなく炎症が治れば良くなるとのこと。
足を上に上げて、安静にとのことでした。



怪我した日は、子どもの受験日。
あ~、私が厄を引き受けたって勝手に思いましたね。

そして、「大吉」のおかげで、休めってこと、
我慢するなってことと、教訓として受け止める事が出来ました。

もちろん、「凶」でも,
これで厄が落ちたと思い込んだ!?ことでしょう。

運は気にしつつも、運に飲み込まれることなく
ネガティブを、ポジティブに代える思い込みで、

今年も、面白がってまいりましょう!

皆様もどうぞ健やかに、
いろいろな経験を積める年になりますように!


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お陰様の力で無事に年越し。運の貯金と行動のパワーでこれからも。

2023年01月09日 | ワークライフハッピー

セントラルミュージアム銀座にて、この前で晴れ着で写真撮る方も

癸卯_本年もよろしくお願い申し上げます。

皆さまの地域では、
穏やかなお正月を迎えられたでしょうか。

成人の日の今日。街中で、晴れやかな姿を見かけると、
こちらも嬉しくなりました。
(成人年齢が18歳となり、二十歳の集いと名も改められているようですね。)

そして、この連休で、お正月気分から、新年に向けての
しっかり気持ちが切り替わる頃でしょうか。

テーマを、ライフワークバランスの実践を綴りながら
そしてそれができている感謝日記として
スタートしたこのブログ。

プライベートを赤裸々に綴っております。
ご容赦ください。

暮れに少し書きました。
母亡き後の父の介護に、義母の入院と行き着く暇もなく、
時に自分自身の体調も崩しながら、
なんとかお正月を迎えることができました。

病院関係の方々に、
これほどお世話になった年もなかったと思います。
コロナやインフルエンザでお忙しい時に、、、
専門は違えど、本当に良くしてもらいました。
ありがとうございます。

救急車での緊急搬送に、緊急手術で、義母は助かりました。
正直、意識がなくなった時は、2回目のお葬式が頭によぎりました。

それでも、暮れにつづったように祈りの効き目!?でしょうか。
無事の退院、そして順調な回復ぶり。

もう、おかげさまで。というしか有りません!!

もちろん、高齢ですから、医師から聞いていたように
少しの認知症的な症状があります。

妄想もありますし、会話が噛み合わなかったり、
予定もわからなかったりと。

それでも、なんとか、日常生活が送れていることが本当に幸いです。

お正月にブログも更新するつもりが、遅くなったのも
ちょっと嫁としての役割の時間に割かれたためでした。

暮れの年越しそばは、鐘がなるときに食べるという恒例を死守し、
朝は、お雑煮の準備などで、寝不足、笑。

あ、初夢は見ていません。疲れ切って爆睡でしたね。

今は、義母の世話も少しづつ減り、日常が戻りつつあります。
交代で、家を開けることも出来るようになりました。
お出かけも、しています。

いろいろな意味で、出来事って、紙一重だなと感じます。

救急車を呼ぶのが、もう少し遅かったら、
担当医が、無事に手術を終えていなかったら、
義母に乗り越える体力が残っていなかったら、、、。

もちろん、寿命として受け入れる事も出来たかもしれません。
でも、そうなると、残された側は、困ります。寂しすぎます。

お正月は、走馬灯のように
義母に助けられたことを思い出して、ありがたみを噛み締めました。

保育園のお迎えに、休日が仕事の時の子どものあづかり。
産後も、義母の助けがなかったら、高齢出産を乗り切れなかったと思います。
それを考えたら、今が恩返しの時なのかもしれません。

時々、手料理でおもてなしをしたり、掃除や片付けを手伝ったり
何度も繰り返される話や愚痴にもに付き合ったりしてきましたが
これからは、もっと寄り添いたいと思います。

一方で、今年は、新たな決意もあります。

これまで、ずーっと、誰かの時間を優先してきました。
子どもの寝る時間や食事の時間に合わせた生活。
母や父の病気に寄り添う時間を最優先。

その合間で、仕事も、プライベートも
自分の時間をやりくりしてきました。
本当に、それが当たり前だと思っていたのです。
でも、違ったんですね~。周りの方々は意外と。

自分は自己犠牲のつもりはなかったのですが、
私が合わせすぎることで、それが当たり前に思われていた。

流石に、両方の両親を一人では支えきれないので
兄弟たちに振っています。頼んでみるものの、同じようには
やってもらえません。

当然ですが、嫌がられたり、拒否されたり、弱者よりも
自分の都合を優先したり、、、。

そうか、私って自己犠牲が過ぎたのかも!?
と気付かされると共に、ショックでした。
温度差のあまりの違いに。

それもあって、自分自身の精神状態も良くなかったですね。
後半は特に。これまでの私なら一人でやりくりしたかも知れません。

しかし、それでは、破綻してしまうし、周りも甘えてしまう。
心配して下さった方から、優先順位をつけて、周りを育てるつもりで
上手に、任せることが、課題だよって、教えてもらいました。

そうです。自己犠牲をしていることに気がつかないのが、
自己犠牲なのかも知れません。

そこで、これまでの様々な「おかげさま」に感謝しながら
今年は、絶対に自分時間で行きます!

本当にやりたいことに、手をつけられていないこの数年。

ホームページのリニューアルも、新規事業も!
全て、後回しになってしまっています。

本当は、これでは経営者としては
良くないのですけどね~、戦略的に。

しかし、目の前の命や健康には変えられない!
と自分に言い聞かせて、時間を割いてきました。

相当に家族のための時間、尽くす時間というのは
本当に、大きかったんだなぁと。

人生後半は、好きな事をやるぞ~。

子育ても、ひと段落つく予定。
無事に進学してくれたらですが。。。

これまでさまざまなラッキーも頂き、
運と縁で生きてるなぁと、つくづく思っていました。

田舎者で、たいして学歴もなく、
努力のみで実力と言えるのかどうかも分かりません。

なんでだろう?と、いつも不思議でした。
自分の生き方を振り返って、実は気がついたことがあります。

子どもの頃、自分の家の前だけではなく
人知れず団地の階段を掃除をしたり、

休日は、寝坊している家族より早起きして朝食を作ったり、
兄弟や近所の子の面倒を見たり、
さまざまに、何かしら誰かの役に立とうと、行動していました。

嫌なことも、ありましたけどね。いじめや差別。
大人になってからは、セクハラやパワハラ、などなど。

それでも、必ず助けてくれる人が現れました
私は、もしかしたら小さいときに、
運の貯金をしていたのではないかと!

誰かのために割いた時間が、返ってきているだけだと!

子どもを産んでからは、本当にきつくて、それでも充実していました。
今の、心のゆとりは、それを乗り越えたからあるものですしね。

私が時々後悔してしまうのは、闘病の母に寄り添った10年で
キャリア形成が理想通りに、出来なかったことでした。

子育てだけなら、まだ何とかなったと思います。
しかし、病気の戦いへの伴走は、そうは行きません。

大きなプロジェクトには関われなかった。
実績がものいう世界で、それを放棄した自分が、
少し許せませんでした。

命は限りあるが、キャリア形成は後からできると考えたのですが
そんなに甘くはなかったですね。思った以上に闘病は長かったですし。

でも、母との闘病生活には、
子どもの時に一人っ子だったら母を独り占めできたのに
という寂しさを埋めるためのものだったのかも知れません。

不思議な気もしたものです。

こんなふうに神様は願いを叶えてくれるのだろうかと。
そう、子ども時代の思いと行動が、数十年後の現れるのです。

そうなると、、、、
今、こんなふうに、家族に多くの時間を割いてきた隠の人生も、
きっとどこかで陽に転ずるかな?と思えてきます。

運の貯金をしたことに、してしまえ!

そうしないと、どんどん実績を伸ばした業界の方々や
母のもとを訪ねても来なかった兄弟の輝かしいキャリアや、
友人知人の活躍を、自分と比べて惨めな気持ちになってしまうから。

だから、これからは、自分の好きなことを致します!
第二の夢があるのです。

うふふ。。。
それも、子どもの時にやりたくても出来なかったことです。

まずは、今年はこれまでの整理整頓をしながら、
今度こそ、手がついたままでやれていない事業課題の整理を
方向性づけ、そして、新しい、チャレンジ、やります!

そして、じっくりと計画を練って、
子どもの予定や家族の予定を書き込む前に、

今度は、まずは、自分のやりたいこと、行動する時間を
手帳には書き込んで参ります!

もし、今、子育てや介護などを担っていて、
キャリア形成とのジレンマに陥っている方がおられたら

もう、脱出しましょう!

うさぎは、自己犠牲のシンボルですが
(仏教での話、それで月に行けたのだけど)
食べられるウサギには、ならないようにしましょうね!

このブログは、様々なことを、オープンにしながら
私自身のことを知ってもらうと同時に、誰かの生きるヒントや、
反面教師にもしてもらえれば、などなど、
そんな想いで書いています。告白に近いかも知れません。

長文、お付き合い頂き、感謝です。

最後に、いろいろな出来事が起こっても
それは、こんな経験ができるんだ~と、
客観的な視点を持つと楽になれます。

災害経験では、命の危険も感じましたが、
過ぎればそんなふうに思えました。

それは、特に人との関係でも。

こんな変わった人と知り合えるのも面白い経験だかとか。
こんなに違った考え方をする人もいるんだとか。

同じ生活をしていても、受け取り方は、全く違うものですからね。

比べず、面白がる、、、
もしかしたら、これが人間関係の極意かも知れません。

どうぞ、皆様にとって、明るい一年となりますように!

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