せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

2016年11月5日(土)よこはマルシェ!出展詳細のお知らせ

2016年10月31日 | 森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト


2016年11月5日(土)よこはマルシェ!出展のお知らせです。

今年の横浜ウーマンビジネスフェスタの「よこはマルシェ!」

「森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト」の出展内容を
HPにアップしました。

http://www.mk-ds.jp/news/2016/11/2016115.html

イベント雨開催は、

日時:11/5(土)10時~16時です。
場所は、パシフェイコ横浜 会議センター3F 302号室。

ブースナンバー「6」までお越しください。

http://www.pacifico.co.jp/visitor/access/tabid/236/Default.aspx

違法伐採ではない、日本の木を使った
エシカルデザイングッズを展示販売します。

お誘い合わせの上、足を運んでくださいね!

いつもギリギリのご案内で申し訳ないですね。
広報にもう少し、力を入れたいと思う今日この頃です。
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もくぴーすノート

2016年10月27日 | 森と樹と暮らしを繋ぐプロジェクト


熊本の文具関係の方に、
実験で製作してもらったスギ板が表紙のノート。

すでに梱包してあるので、写真は反射してしまっています。

印刷文字は「クリプトメリア ヤポニカ」スギの学術名。

「日本の隠された財産」の意味です。

直訳英語も表記しました。
表現が適切かどうかは、、、読者の方に、判断をお任せします。
(英語は苦手、笑)

裏のイラストは、スギの実と葉をデザイン。



うまくデータを出力できるかな〜と作画しながら、
ちょっと心配はしました。

雰囲気は出てるじゃない!?
良かった。データの調整に感謝ですね。

まだまだ、実用化には
クリアしなくてはならない課題は多いけれども

それでも、手にして欲しい。
この感触、木のぬくもり。

効率的ではなく、均質ではないもの。
現在の社会とは少し、真逆かもしれない。

優しく、ゆっくりと扱わないとならない。
割れるし、剃れる。ささくれる。

人間と同じ、生き物なのが無垢の木。

どこまで、理解してもらえるか未知数。
それでも、実験なのだ。

お買い上げモニターさんを、
11月5日(土)のよこはマルシェ!にて募ります。

これから、取説!?を作ります。

いろいろな取り組みに協力し、
一緒に調べたり検討してくださる

板材やさんに、文具屋さんに感謝です!

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省エネ法はユーザーの味方か?メーカーの味方か?

2016年10月24日 | 模型・実験・見学・講習・イベント

いろいろなものに、常に疑問や矛盾を感じるのは、

建築を生業としているからか

生まれ持った性質なのか、

それとも深く考えすぎる傾向にあるのか

自分でも、自分がよく分からないでいる。

生きていきた中で遭遇した経験や
人や師との出会いに寄るものも大きいのだろうなぁ。

昨今の建築事情と絡めて、綴りながら
自分自身の取り組みの方向性も示せたらと思う。

今日の疑問その1)

省エネ法はユーザーの味方か?
メーカーの味方か?

2020年に省エネルギーの新しい基準が完全に義務化される。

その前段として、「今年は省エネ性能の表示制度が始まり、
来年度には大規模非住宅の建物の新築には、
適合判定や確認検査が必要となる」
(建築物省エネ法研究会H28年4月)なのだ。

各地で勉強会や制度の説明会が有料で催されている。

先日は、木造住宅の講習会に参加した。

理解したかのミニテストもあり、
学生時代の環境工学の時を思い出しながら計算。
満点取らなきゃダメでしょということで結果は出て、ほっ。

実務レベルのこの計算方法、
実に大工さんもこれからはやらなきゃならない。
大変である。

設計事務所も義務化された仕事が増えるのである。
(悲鳴が上がりそう。設計料も上げていく措置をとらないと〜)

実務では、補助金を受けるのに、すでに新築で
新しい基準での計算、設備機器の選定を行ってきた。

計算ソフトもあるので、
実際は手計算ではなく数値入力で結果判定は出る。

そこで、感じたのは、数値をクリアするための
最新の機器を買うことには費用がかかるということ。

補助金は一般品との差額を埋めるためのもので、
ものすごく得になるのかとそうではない。

いい住まい創りたい!ユーザーさんのためだ!
とこれまでは、国の基準の最高峰を採用するために、
申請の手間暇を惜しまないできた。

しかし、この内容が、すべての住まいに
当てはめなくてはならないとなると、、、

ますます、設計は時間がかかり、
ユーザーは費用がかかり
メーカーは高い商品が売れることになり、
利益を享受できるのは、メーカーなのか?
というところである。
当然開発費はかかっているはずなので、
元を取るといったほうが良いのかもしれないが。

機器を完全に新しくするのではなく、
今のものを引き取って改良してくれるならばともかく、
完全に使い捨て、消耗品となると、
地球環境の面ではゴミも増える。

新陳代謝と割り切るべきなのか?

断熱材だって、今あるものに足し算でできないのか
1か0ではなく、1+αみたいな。

などなど、、、

(実際古いお宅のグラスウールなどは昔は表しで使っていると
水を含んで崩れたり、カビたりしており、
性能は落ちているので無理なのだ。材料の選定の問題もあり)

本当の省エネになっているのか?

の疑問が出るわけである。

だから、なるべくゴミにならないもの、リサイクルできるもの
そういったもので、やっぱり設計したい!と思ってしまう。

制度がどんどん良くなればなるほど、、、、
私は、もっと別の方法やり方もあるのではないか?
と考えてしまう。

一設計者では太刀打ちできない(笑)国の基準ではあるが、
やっぱり自分のクライアントさんには
住み手、使い手に良く、
そして真の意味で環境に良い方法を、とりたい。

講義を受けながら
そこを踏ん張って、提案していきたいと密かに誓うのであった。
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伝統的建物・住まいの設計監理のパンフレットが出来ました!

2016年10月22日 | 模型・実験・見学・講習・イベント


熊本地震後、被災した住宅の相談にのってまいりました。
その中に、伝統的建物も多く含まれました。

「もう解体するつもりだった」
「出会えてよかった」のお声を頂いております。

熊本の建築士は手も一杯ということもあり
福岡の日本民家再生協会の仲間とチームを組んで、
今後、設計監理を引き受けていくことにしました。

ただ、皆さん不安や心配も多く、改修の流れがわかると
安心されるかと思い、事例写真でパンフレットを作りました。
当事務所で設計監理した事例を載せています。



その名も、チーム「メトシェラ」
伝統的住まいや古建築の調査・改修設計監理・再生方法アドバイスを行います。

パンフレットより ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「メトシェラ」はカリフォルニアに現存する世界最古級の樹の愛称です。
聖書の登場人物ノアの祖父の名で、不老不死の象徴名でもあります。
 私たちは古き良きもの(古民家、古材、伝統技術など)を活かし、
新しいものと組み合わせながら、建物を蘇らせることで、
メトシェラのように、環境に長く寄り添い、凛と生き続ける建築を目指します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

詳しいパンフレットの内容はこちらMKデザインスタジオ一級建築士事務所のHPにて
ダウンロードいただくか、お問い合わせください。

http://www.mk-ds.jp/news/2016/10/01.html
http://www.mk-ds.jp/news/2016/10/02.html

最初のプレ調査とご相談は無料で行っています。

工務店さんやベテラン大工さん
大学研究者や学生さんの調査協力など、色々な方にお世話になって実現します。

最後に、パンフレットの事例写真の掲載に御協力いただいた
建主さま始め関係者の皆様に感謝いたします!
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家にも「気」というのもはあるか?

2016年10月18日 | 子ども・環境


早朝散歩の途中にある何軒かの民家のうち、
「あれ?」なんだかいつもと違う感じがする。

活気がないというか
なんだか静かな感じがする

と、ちょっといつもとの違いを不思議に思ったお宅がありました。

そのお宅は私の散歩時間は、まだ眠られているのか、
滅多に、表で人に会いません。
ところが、家の外観の感じがいつもと違うのです。

まぁ、気のせいだろうと思っていたら、
何と、前の日に
その家の方が亡くなられていました。

ご近所から伺って、びっくり。

家の気配ってあるのだなと、思った次第です。

山の中の散歩コースには、
別荘としてしか使われていない建物もあり
空き家もあり、
人が住んでいるかどうか、不思議なことに
なんとなく分かるのですね。

それで気がついたのですが
家や建物の醸し出す雰囲気や「気」は、
住んでいる方のセンスだけではなく、
実は、住んでいる人の気も一緒に発しているんですね〜。

私たちは、自分の住まいにこだわるわけです。
自分というものが、周囲にある意味さらけ出されている。

マンションなど一律の玄関でも、なんとなくその周りに
住み手の息遣いが感じられるものです。

ゴミの出しっぱなしや、前面通路の汚れなど
そういったものがあるとだらしない家庭なのかなと思ってしまいますし、
かといって、綺麗すぎても、
なんだか神経質な方が住んでいるのかしら?
などなど。。。

私の結論。
家にも「気」はある。

環境とは、人(生き物)と空間がセットといつも考えていますが
今回の家の気配の感じ方で、改めてそのことを意識したのでした。

小さな気づきを胸に
亡くなられた方のご冥福をお祈りしながら

良い気の流れが生まれる住まいづくりに邁進していこうと
それが、私の弔い方と心したのでした。
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