せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

新聞部数が地域文化を物語る?!

2013年10月04日 | アート・文化

ショッキングでもあり、これが現実なのだろうなというお話を聞いたので、ちょっとメモ書きブログです。

先日、日経新聞のプロモーションの方が、熊本で参加させてもらっている女性事業支援ネットワークの講師として来られました。

時間のない士業の先生方向けにとおっしゃって、新聞の読み方のコツ。新聞の持つ意味などを伝授下さいました。

そこで、知ったのが、熊本は日経新聞をほとんど個人では取っていないとのこと。他社との販売部数も数字で示され、あ、然。

そんなに読まれていないの~。経済や世界状況、様々なことに疎いとも言えますよね~。

実際、私も熊本に来て、そうかも。まず、日経は配達される区域ではない。なので、購読を見送っているのです。

熊本での主な購入先は金融機関や生命保険会社だとか。

皆さん、新聞は読まれていますか?

熊本では、朝日と熊日新聞、神奈川では、日経と朝日の我が家です。

朝から慌ただしく出かけ、夜遅いときなど、全然読めないときもあります。

一面と天気予報くらいという日もあります。

が、しかし、その新聞の個性的なこと!

横浜で、神奈川新聞を一時期購読したのですが、朝日と記事がかぶりまくっていたので止めました。

(神奈川新聞社さん、ごめんなさい。花火ではいつも楽しませてもらっています。)

熊日は、とてもローカルな話題、もり沢山。

読むと明るくなる暮らし情報といったところですね。暮らしの楽しさが伝わって来ます。子ども新聞は、こちらが一番カラフルで面白いです。今年始まったくまモン4コマ漫画も絶好調です。

日経の子ども向け版は、ちょっと取っ付きにくいかもしれません。

朝日は、その中間でしょうか。しかしねぇ全国紙でも情報は地方では遅いです。
朝日は連載など実は一週間遅れで熊本版(九州版)では掲載されます。

ある意味まだ情報格差あるのかもしれません。

横浜出張から戻って新聞を開くと、あれ?これ読んだよ。これも。ということが、、、。

日経の週末に付くプラス1は、なかなか面白くて好きなのですが、講師のお話で女性に人気なことが分かりました。
人気コラムや連載も、私も必ずチェックするところで、笑っちゃいました。

日経の経済界の方々が一番読んでいる紙面は、このページ、人気ページの広告費用は3,000万円、新聞は結論から11文字以内の見出しで書く、など、新聞の現状や伝える技術の参考になることも教えて頂きました。

ふむふむ。

その地域の新聞の発行部数で文化や経済が判断出来るな~と、思いながら学びました。

それから、地方のホテルなどに泊まると地域新聞が部屋に届けられますよね。

これも、また地域を知る上で面白いですよ~。

参院選のときなどは、

熊本の立候補者に、女性ゼロ、
横浜では、男女同数
福島では、女性の方が多い。

これを新聞で読んだだけでも、
私はどの地域がどれだけ進んでいるか、市民が頑張っているかなどを想像しちゃいました。

お勧めは、2紙読むことですね。記事の取り上げ方が違います。

地元紙では全く触れていなかったプロジェクトの記事。実は建設業の談合の疑いありの話しが、全国紙では報じられていたり。

図書館など利用しても良いですよね。(学生時代は大学にお世話になりました。)

建築の世界的な話題もどこが意識が高くて最初に取り上げるかななど見てます。

建設新聞、林業新聞もありますが、、、さすがにそこは手が回りません。(目が回りません)

過去に、勤め先にある建設新聞を読んでいたら、デザイナーはそんな暇ないだろ、仕事しろと怒られた経緯も合ったりして。

日経アーキテクチュアとケンプラッツ(建設業)のMLでチェックするくらいです。

情報をどう得て、どう処理するか、、、本当はそこが今の現代一番問われることでしょうね。

あ、でも、必要な物しか人間は目に入らないように出来ているそうですから、、、

パッ、ピッと来た情報が、今あなたに最もふさわしいと、そう判断して気分よく過ごしましょう。

スマホを購入したのは、グラウド利用で新聞切り抜きから逃れる目的も合ったのに、未だに切り抜きが好きな私です。つい線引きしちゃいます。アナログ派かもしれませんね。

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