足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

プームトリアン村へ

2011年08月06日 | カンボジア
 シェムリアップの郊外を3キロほど行ったところは、村はなかったところだった。
移民してきた人が集まり、近くからも人が集まって、小さな集落ができている。
歌を歌ったり、逆立ちをする子がいたり、珍しい虫を見つけてわざわざ見せてくれる。
この日、学校があるので、いつもの子どもたちはいなかったが、小さな子どもたちが沢山いた。

つい最近、橋のそばに置き去りにされていたという赤ちゃんがいた。
ちいさな市場のそばの橋なので、誰かが気づいて育ててくれると思ったのか・・・。
両足を包帯でくるまれ、赤ちゃんと一緒に一枚の紙が置いてあり、そこには子どもの名前と一カ月と10日目であると書かれていたという。
引き取った人は、ゴミを集めているソッピアさん。
仕事に行くときは近所の人にあずけ、稼いできたばかりのお金、3000リエルを渡しているという。預かったお母さんも子どもを水浴びさせて、汗しらずの粉をぱたぱたと身体にぬっていた。
誰かが引き取らなかったら、どうなるのか・・・。
近所のジャムスレイダーさんが見ている時、行政の人が訪ねて来て、何か書きとめて調べていった。
こんなことが時々あるのがカンボジア。私もこれで3回目になる。
子どもが多いこと、育てられないなら生まないようにという指導はしているらしく、アンコール小児病院の赤尾さんは、日本のコンドームはきれいだねと医師たちが話していたといって笑っていた。

コンポリアン村では、このことがあって翌日も顔だけ出すことにした。
この日はお母さんと子どもたちを集めて、保険省の人が蚊の話をしていた。
蚊にはシマシマの虎の模様のある蚊と、模様の無い蚊がいる。
それから、血液の話をしているというが、相棒が適切な日本語を知らないらしく上手く通訳できない。
帰りに相棒のバイクがパンクしてしまった。
近くの路上に直し屋さんがいて、しっかりと修理が終わった。5000リエル。
この方法が絶対パンクしないと、聾唖のなおし屋さんが身ぶり手ぶりで言ってくれた。

午後は次の村へ。
ボー村方面にいくと田植えをしている人々に沢山会い、どこから来たかと言われた。

   
 
元気な子どもたちにも沢山会いましたが、元気なお母さん達にも会いました。
田んぼのそばの水路に咲いていたハス。とてもきれいでした。
   
途中で自転車を修理屋をしていた姉弟にあった。 塾帰りに手作りの鉄砲に入れる木の実を採ってきた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チリュウ村方面へ | トップ | 村の子ども »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

カンボジア」カテゴリの最新記事