私がカンボジアへ行くことになった最初は、写真家 BAKU斉藤先生の遺跡を巡るツアーであった。
ごく当たり前のようにいつもの海外旅行の続きであった気がする。
特に興味があったのは、どんな人々が昔こんな遺跡をどのように作ったのだろうという単純な動機からだった。
ところが歴史を知り、深くかかわる度にどんどんと深みにはまっていったことに間違いはない。
先日、そのBAKU先生からご案内をいただいた。
よろしければ、皆さんも是非アンコールワット、バイヨン遺跡などの尊顔をあらためて鑑賞してみてください。
その後、私はシェムリアップ州を中心に沢山の村を訪ね、多くの人々と知り合いになった。
毎日の暑さの中で、写真撮影もままならないが、ストック作品でSNSに投稿するのも余り好きではない。
フォトクラブのアート展を控えて、自分の作品を選んだり額装したり、そのための買い物に行ったり名札を作ったりの毎日だ・・・。
最近、ようやく「コロナ」の声も聞かなくなったが、コロナ禍の数年間は写真界全体がガラッとひっくり返るような変わり方をした。
写真界ばかりではないけれど、5類の賑わいが戻ったものの前のようには上手く進まなくなった。
今は先ず今まで撮りためた写真をどうするのか、どうしたいのかを考えている。
テーマはひとつは悶々としながら歩き、改めて見直した我が町の写真だ。
歴史的な事、武蔵野の面影を残しながら地形的には谷地のような谷間に川が流れている。
2000年から、ここはいつもの散歩道になった。
文化人が多かったこと、いまでも農家を引き継いでいる人たちがいることを思いながら、撮ってきた写真は普通の何でもないところだ。
私自身はなんでないところに見逃せない人々の息づかいや暮らしがあると信じている。
名所、旧跡だけが写真ではない。背伸びをしない、そして自分の「思い」を表現できたらいいなあと思っている。
路地の猫 ラベンダー
白いキュウリ ブリキの家
7月の土曜日の撮影会。今回は山手線「新橋駅」に集合。
この暑さの中でテーマは何だという事になるが、熱中症の心配もあり余り無理は出来ないので距離は短めに設定した。
とにかく暑い。33度はあるだろうか。「暑さを撮る」ことだろうが難しいテーマだ。
新橋と言えば、JRのSL広場だが、線路沿いの通路でいつも靴磨きの店を出している小母さんがいたが、今回は姿が見えない。
この暑さだからと思いつつ、姿が見えないと何となく気になる・・・。
日比谷口の駅前のニュー新橋ビル。今回はコロナ禍で開かれていなかった野外将棋が4年振りに復活していた。
ここでは近隣の人から会社員、子ども、女性まで将棋を楽しんでいた。
新橋ビルは思い出も多く、4年前はカンボジアから帰国した友人と古い安いという恰好な店で何時間も飲んだくれた記憶も新しい。
多くの店がひしめく雑居ビルになっているので、帰りはここでお茶したい。
烏森神社
路地を行き来しながら、烏森神社によって新橋ビルによりコーヒーを飲んで、有楽町までガード下を歩いた。
すっかり整備されて新しくなったガード下の店も面白い。
帰りは改修まじかな「帝国ホテル」に行き山岸伸さん、佐藤倫子さんの写真展を見て帰った。
終了後は私は快晴堂フォトサロンへ直行、佐藤仁重先生の「日光」写真展会場へ直行。久しぶりの風景写真でした。
佐藤先生と情報交換、おしゃべりが楽しかった。
川沿いを歩きながら、様々なことを考える、原稿の文章や突然思い出して携帯でラインをしたり、自由なことはこの時だけかもしれない。
このお婆ちゃんが暑い中どこかへ行くらしいので、「暑いので気を付けてください」というと、団地のそばのバス停までと行くというので、お話しながら歩く。
今日は川の反対方向を1キロ歩いて撮影。
しばらくご無沙汰してしまいましたが、日常の様々な雑用と写真家としての活動を両立させるのは大変な事です。
ひとつは女性であることで、家でもやることが多すぎることかしら。
でも、紫陽花の時期を過ぎて、今年も様々な花の模様や近隣の様子を撮影してきたが、やり残したこともある。
グループ展も終わり、同時に東京都美術館での「2024年第49回視点」展の展示も終了してみると、なんか気が抜けてボケッとしていた。
視点の選考委員として、多方面で活躍する清水哲郎氏、全日写連福委員長の榎並悦子氏との同席できたことがラッキーだったかもしれない。弁舌の内容がさすがであり沢山の写真を選考してきた自信に満ちた2人でした。
振り返るとJRPリアリズム写真集団の代表理事である英 伸三氏、又フォトジャーナリストでもある中村梧郎氏など、そうそうたるメンバーのなかで、仕事が出来たことが今までになかったことでもあります。
コロナも5類になって、この時代、日常の暮らし、人々の動きにたいして沢山の作品群が展示されたことは、時代に残る写真展であった。
外部からの評価も高く、日本のこの群像は次回につながるだけでなく、世界的にも評価されるものであるとの声もあった。
最後の表彰式(映像を投影)と、その後の視点パーティには、入選入賞者だけでなく、この視点に関わったプリント会社、額装、展示、2024視点の写真集の編集、そして視点の委員会のすべてにお疲れさまでしたと言いたいです。
季節は目まぐるしく回っている。
川沿いを歩きながら、今日も一日が始まりあっという間に終わってしまう。
こういう人たちによって川沿いも綺麗に整備されていく。
今日は久しぶりに川沿いを歩いた。
洗濯をしたが、風が強いなと思いしっかりと洗濯ばさみと物干しを止めて出かけたが、帰ってきて物干しから取り込んだ洗濯物に黄砂が埃にようについていて、ちょっと振っただけで驚いた。
仕方ないかもしれないが、地球環境が段々と悪くなってきていることが気がかりになる。
地震大国日本のどこで起こるかわからない地震も気になる。
今日は歩いていても東京は桜は終わり、八重桜が少し残ってはいるものの、ひとつの春に時期が終わった感がある。
でも、緑の芽吹きは素晴らしく様々な緑と草むらも華やかさを演出してくれる。
春はやっぱりいいなあ・・・。
先日は藤の花が満開だったが、今日はハナミズキとツツジの花が同時に咲いている。
季節がひとつ前に進んだ感じなので、私もひとつ前に進まなければ・・・。
まだ残っていたコブシと2色の花
今日も暖かくなりそうです。
出かけたいと思いながら、パソコンの前に座って、どこから先に手をつけるか、日にちが迫っている順にかたずけたい。
そして、早々と歩きに行きます。
歩くことが健康保持の一番の秘訣かもしれません。
歩かないとストレスが溜まっていくだけ・・・。
昨日は楽しい出会いがあった。3年間カンボジアへ行くことができなかったが3年目に行く直前で高熱が出て、直前であきらめたことがあった。
その時に会う予定の現地旅行会社の佐々木さんが帰国していて、中野で会うことになった。
現地の馴染みの皆さんも相変わらず元気はあるが、観光客も以前のようにはいかないので、ここは我慢して時期を待ちながら行動は起こしていくことを、お互いに確認した。
今までの事やコロナ禍でなかなか仕事が進まないことなど話しながら、まだ話したりないと思いながら後ろ髪惹かれながら帰ってきた。
中野の桜はすでにすっかり遅れ花になっている。
とはいうものの、コロナの後遺症で、今、余り体調は良くないので余り話したくないことも色々話してすっきりした。