先日、西荻窪の商店街へ撮影にいきました。
荻窪ばかりがなにかと目立ちますが、「西荻窪」は私の好きな商店街です。
三ツ矢酒店に行きましたら、社長は地域でも業界でも有名な方だとわかりました。
「灘の男酒、京の女酒」と言われた昔。酒造から東京へ運ばれる酒は「下り酒」というそうです。
何気なく寄っていた店でしたが、創業は大正15年、昨年暮れには「今宵はどの銘柄になさいますか」という本を出していました。
戦時中、戦後と店の歴史を紹介して、全国の酒蔵を訪ねて地酒を試し、良い酒を販売してきたようです。
戦時中の酒税が軍費を支えていたことや、混ざり物が多かった時代のことがチラリと紹介されています。
「本当のお酒」をさがして、「本当の値段」で売ってきた歴史があり、沢山の地酒の専門店です。
その後、写真家 英伸三さんの写真集「酒は風」(大月書店)をあらためて読みなおしました。
これは新潟の久須美酒造の「亀の翁」(かめのお)という地酒の上手さに惚れて、亀の尾というまぼろしの米作りから、お酒になるまでの蔵人のはたらく姿や苦労、お酒に寄せる思いなどを一冊の本にまとめたもので、一万部を突破しベストセラーになった写真集です。
写真を撮るものとして、ひとつの事柄に百の情報があるというのは、この頃、だんだんわかるようになりました。
三ツ矢酒店の社長からご紹介いただいた西荻窪の店を回りながら、またまたおもしろい皆さんに出会って、私の撮影もあちこちにひろがっています。
荻窪ばかりがなにかと目立ちますが、「西荻窪」は私の好きな商店街です。
三ツ矢酒店に行きましたら、社長は地域でも業界でも有名な方だとわかりました。
「灘の男酒、京の女酒」と言われた昔。酒造から東京へ運ばれる酒は「下り酒」というそうです。
何気なく寄っていた店でしたが、創業は大正15年、昨年暮れには「今宵はどの銘柄になさいますか」という本を出していました。
戦時中、戦後と店の歴史を紹介して、全国の酒蔵を訪ねて地酒を試し、良い酒を販売してきたようです。
戦時中の酒税が軍費を支えていたことや、混ざり物が多かった時代のことがチラリと紹介されています。
「本当のお酒」をさがして、「本当の値段」で売ってきた歴史があり、沢山の地酒の専門店です。
その後、写真家 英伸三さんの写真集「酒は風」(大月書店)をあらためて読みなおしました。
これは新潟の久須美酒造の「亀の翁」(かめのお)という地酒の上手さに惚れて、亀の尾というまぼろしの米作りから、お酒になるまでの蔵人のはたらく姿や苦労、お酒に寄せる思いなどを一冊の本にまとめたもので、一万部を突破しベストセラーになった写真集です。
写真を撮るものとして、ひとつの事柄に百の情報があるというのは、この頃、だんだんわかるようになりました。
三ツ矢酒店の社長からご紹介いただいた西荻窪の店を回りながら、またまたおもしろい皆さんに出会って、私の撮影もあちこちにひろがっています。