足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

カンボジア村をめぐる旅

2019年11月30日 | カンボジア
 2019カンボジア撮影ツアーが終了しました。

  
 写真説明 アンコールクラウ村に行く。アンコールトムのお堀は一辺が3キロ、城壁の跡が残り、大雨の時の水門があり川に繋がっている。
村の人は魚釣りをする。魚を撮る「トリュウ」という籠。

3月に行った際に、日本から写真撮影のために来ることをあらかじめ予約をしておきました。
しかし、カンボジアは携帯は普及していますが、料金がなくなると新規に番号が変更になることもあり、現地のツアー会社も大変です。
一週間前に電話くださいと言われても、稲刈り等の仕事でいなかったり、繋がらないことも多く今回もどうなることかと思いつつ、どうにか上手くいきました。

心がけていることは、現地の皆さんに迷惑かけないこと。
カンボジアだけでなく一般常識的なことは守らなければなりません。
15名(通訳ガイドも入れて)も普通の家を訪れるわけで、そこを中心に、案内していただきながら村の中へ入り撮影をします。
日本でも同じことですが、「チュモリアップスオ」又は「スオースダイ」は「こんにちは」という挨拶は必要です。
簡単なひとことが「言葉がわかる」という安心感につながるのか、一瞬で笑顔が帰ってくる時がある。

今回はホテルに着いたとき、こんな話をさせていただきました。
「カンボジアの写真を撮るということは、カンボジアを知るということ。そして人々と付き合っていくと言うこと」です。
リピーターが半数は参加なので、なるべく同じ村を訪れていますが、村人に会うことでカンボジアが今どうなっているかがわかります。
毎回、同じ村を訪れても同じ人に会うばかりではない。
同じ景色があるわけではありません。
撮り方について、説明することは一つもありません。
撮影者が今まで経験してきたこと、初めて感じたこと、すべてを使って一枚の写真にしてほしいと思います。
長いこと同じクラブで同じやり方で経験してくると、一つの撮影方法が定着してくる。
前から思っていたことは、自分が感じたことに真正面から向き合い、人から言われることではないということです。
自分が感じたことに正直にならないと、自分に自信が持てなくなるということです。
多様化している写真の世界で、直観力が新しい切り口の表現で伝えていく力になるかもしれません。
それは私の拙い写真の撮り方よりも、皆さんの直感力が素晴らしいと感じることが多いからです。

帰ると来年1月には「写真を見る会」を開催いたします。
2Lサイズの写真を中心に、みんなで思い出話に花が咲く楽しい時間です。
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