プレダック村は人口が2000人ほどの村で、大部分が稲作で生活する。
その中の30%がヤシ砂糖をつくっている。
そのほとんどが市場へ運んだり、67号道路をバンテェアスレイ遺跡方面へ行き来する観光客に並べて売っている。
村に入るとすぐに道路にはヤシ砂糖や竹かごを売る店が並ぶ。
ヤシ砂糖の作り方は、2001年に新しい窯を作ったばかりだというヨームさんの家にうかがったのが最初であった。
この近くにはバスを止める場所がない。今回はサットさんの家にうかがうことにした。
ヤシにはオスとメスがあり、両方とも細長い花が咲く。
棒状の花を途中で切り、果汁を半日ほど竹筒の中にためていく。
1メートルもの大きな鍋にヤシの花汁を入れ、3時間から7時間まで煮詰めるというもの。
柔らかく仕上がったり、固形になるまで煮詰めたり、ヤシの丸い葉の入れ物に入れていくものと、その煮詰める程度も様々だ。
しかし、実がなるのはメスだとサットさんが教えてくれた。
「ヤシはカンボジアの国のシンボルだ。その実は使えない部分がない」・・・。
皮はスープに入れるし、種には汁が入っていて、緑のうちは種の中はやわらかく食べられるそうだ。
表面がすっかり乾燥した実は、中の果肉でゼリーを作ることができる。
時代を超えて、長いこと受け継がれてきた人々の伝統の暮らしの一部分なのである。
大きな鍋がふたつ、この細い道をゆくとヤシの木が並ぶ。 竹の棒で登って行くサットさん。
鍛えられた身体で早いこと早いこと・・・。
木の下や田んぼには必ず大きな赤アリがいる。刺されると針で深く刺されたように痛い。
民衆の踊りにも出てくる「赤アリの卵を取る踊り」に代表される赤アリ。
撮影者の悲鳴がひびき、みんなびっくり・・・。特に害はない・・・。
煮詰めている間、私たちはバンテアスレイ遺跡へ。 出来上がったヤシ砂糖。
お母さんが早速、バケツの入れ物に。 近所のお母さんもやってきた。
サットさんの子どもたち。見知らぬ人にびっくりかなあ~。 すっかり夕暮れに・・・。
その中の30%がヤシ砂糖をつくっている。
そのほとんどが市場へ運んだり、67号道路をバンテェアスレイ遺跡方面へ行き来する観光客に並べて売っている。
村に入るとすぐに道路にはヤシ砂糖や竹かごを売る店が並ぶ。
ヤシ砂糖の作り方は、2001年に新しい窯を作ったばかりだというヨームさんの家にうかがったのが最初であった。
この近くにはバスを止める場所がない。今回はサットさんの家にうかがうことにした。
ヤシにはオスとメスがあり、両方とも細長い花が咲く。
棒状の花を途中で切り、果汁を半日ほど竹筒の中にためていく。
1メートルもの大きな鍋にヤシの花汁を入れ、3時間から7時間まで煮詰めるというもの。
柔らかく仕上がったり、固形になるまで煮詰めたり、ヤシの丸い葉の入れ物に入れていくものと、その煮詰める程度も様々だ。
しかし、実がなるのはメスだとサットさんが教えてくれた。
「ヤシはカンボジアの国のシンボルだ。その実は使えない部分がない」・・・。
皮はスープに入れるし、種には汁が入っていて、緑のうちは種の中はやわらかく食べられるそうだ。
表面がすっかり乾燥した実は、中の果肉でゼリーを作ることができる。
時代を超えて、長いこと受け継がれてきた人々の伝統の暮らしの一部分なのである。
大きな鍋がふたつ、この細い道をゆくとヤシの木が並ぶ。 竹の棒で登って行くサットさん。
鍛えられた身体で早いこと早いこと・・・。
木の下や田んぼには必ず大きな赤アリがいる。刺されると針で深く刺されたように痛い。
民衆の踊りにも出てくる「赤アリの卵を取る踊り」に代表される赤アリ。
撮影者の悲鳴がひびき、みんなびっくり・・・。特に害はない・・・。
煮詰めている間、私たちはバンテアスレイ遺跡へ。 出来上がったヤシ砂糖。
お母さんが早速、バケツの入れ物に。 近所のお母さんもやってきた。
サットさんの子どもたち。見知らぬ人にびっくりかなあ~。 すっかり夕暮れに・・・。