足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

写真集をつくる

2018年10月11日 | 日常
 暑い夏が終わって、秋が来た。当たり前の季節だが、今年は特に早すぎる。

ブログの更新も遅れてしまい、見ていただく人はあきれていることでしょう。
写真の友人が、毎日、一行でもいいし一枚でもいいから投稿したらと助言をくださった。
しかししかし、「Facebook」もあるので、両方は難しい。
両方を充実して投稿している人もいるので、私は怠慢ということになる。

夏の間、暑かったので外出を避け、2Lの写真のプリントを広げて、写真集を作る準備に明け暮れた。
3月と6月に出かけたカンボジアの現像、そしてテーマ別に分類することからはじめた。

その合間に毎月入ってくる仕事もしていかなければならない。フォトクラブや女性教室、街歩きも入ってくる。

今回は農村の近年の写真集で、特に私が通い続けた家族、話を聞いた人たち、農村の黙々とはたらく人々、などなど・・・。
一口に言ったらこういうことだが、山のようにある。
先ず、暮らしを中心に田んぼ関係、生きていくための食の魚捕り、ポルポト時代を知る人々、子どもたち、現金収入を得るための副業、イベントなどに分類してみた。

  

カンボジアらしい写真集になればと、部屋中に出したりひっこめたりと繰り返し、自分なりに126ページの写真集の仮本を作ってみた。
A4両面印刷の用紙を使用してのプリントだ。
今回も編集を現研の英伸三先生にお願いしたいのだが、丸投げと言うわけにはいかない。
先生は中国での「上海国際写真展」を控えており、その他、忙し過ぎる日々ですが、やっぱりお力をお借りすることになった。
デザインはブックデザイナーの滝川淳さん。
印刷は印書簡の高柳さんになると思っています。

今まで、子どもたちを中心の写真展、写真集を出版してきたが、子どもたちを通じて家族を知り、村の生活を取材してきた。
それは私に生きるための勇気を与えてくれたし、写真を通じて生かされてきた気がする。
カンボジア関係は、これからはポルポト時代を知る人を集めて、写真集にすること、また「ある家族の記録」を考えている。
死ぬまでにできるだろうか。


コメント
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