足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

東京写真月刊

2016年05月31日 | 日常
 今年も「東京写真月刊」の時期がやってきた。

今年の写真月刊の「テーマ」は「人と鉄路」-心をつなぐみちー
 すでに拝見した写真展は
 宇井眞紀子さんの「眠る線路」 新宿コニカミノルタ 6/3日迄
 矢野直美さんの「人あかりの路」 オリンパスギャラリー東京 6/1迄

日本に写真が伝えられてから何年になるだろう。
1837年くらいだった気がする・・・。

「写真の日」はそんな歴史の一ページを「6月1日」と決めて、その前後にさまざまな行事が行われる。
そして、東京写真月刊、大阪写真月刊と続いていく。

毎年、写真家が表彰され、写真活動のすぐれた団体や著名な文化人も表彰される。

来日して写真展を展開する「アジアの写真家たち」は、今年はモンゴルの写真家たちです。

日本写真協会賞を受賞した写真家の写真展は、
5月27日から6月2日まで 富士フィルムフォトサロンで展示。

1000人の写真展は今年から会場が「ヒルトピア アートスクエア」に変わった。
私も皆さんからの参加作品を20枚ほどボードに張り付けたりしながら、準備に追われています。

 
  昨年の1000人展の様子。

「写真の日記念写真展」も今年は日比谷公園内「みどりのプラザ」に変わりました。
間違えないように気を付けないと。 6月17日~23日まで。

その他、詳しいことは東京写真月刊のパンフレットや案内ハガキを参考にしてくださいね。

昨日は新宿ニコンサロンでモンゴルの写真家4名の展示を拝見してきました。
民主化にむかうモンゴルですが、近年、沢山の優秀な写真家が育っていて、写真界で活躍していることを見てきました。
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カンボジア撮影ツアー

2016年05月23日 | カンボジア
 2016年「カンボジア撮影ツアー」の募集がはじまりました。

最初は私がどうしてカンボジアに通い続けているか、写真仲間に知ってもらいたかったのがきっかけでした。
2007年に初めて2人のカメラ仲間を誘ったのが最初・・・。
と言っても安い17$のゲストハウスの泊り、バイクガイドを3人で回ったのが始まりでした。

現在のカンボジアはツアー会社が案内するので、何も心配は無くなったのですが、あれから約10年近く立って、2011年から始まったツアーも、今年で6年目に入った。
正式には2012年からの「撮影ツアー」としては5周年目になり、今年はどんな村の暮らしに出会えるのか参加者の皆さんも期待が膨らんでいる。
今は素敵なレストランで昼食、夕食、暑いので昼食後は約1時間の自由時間。
街を歩いても、HOTELで休んでも良しです。

皆様の参加をお待ちしておりま~す。



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5月の安曇野

2016年05月21日 | 安曇野
 そろそろ田植えがはじまる頃・・・。

余りにもすがすがしい陽気に誘われて、あちこちと田園を歩き回ってしまった。
一年で一番好きな季節かもしれない。

   
 燕岳は有明山に隠れていますが、大天井岳がきれいです。 ズッキーニを植えていた農家の人とひとしきり、話をして・・・。

   
 真っ白なツツジのかげに「子どもを守るみんなの家」の看板。子どもたちは「こんにちは」と挨拶を良くする。

   
 畔の道、ハルシオンのピンクの花。      馬頭観音。

   
 タンポポの道はすっかり花の季節は終わっていた。          土壁の土蔵。 

   
 田んぼは田植えを待つばかりになっている。

  
 田んぼの水は近くの穂高川へ合流してゆく。

 3日間の安曇野歩歩記が終了しました。   
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穂高神社の人形祭り

2016年05月21日 | 安曇野
 今年は7年に一度の穂高神社、式年御遷宮祭りの年に当たる。
平成28年5月1日~15日間、穂高の森は人形祭りの人々で賑わう。

神社の入り口、御舟会館の入り口に「午流弘次さん追悼記念展」の看板があり、「遅かったか!」と残念で思わず、立ち寄らずにはいられなかった。93歳でした。
偶然に午流さんの家族の方がいて、思い出話をしながらお話を聞くことが出来た。

他の「一眞会」の小平さんもお元気で、保尊さん率いる「穂高睦友会」もそれぞれが弟子たちによって人形つくりが行われている。
伝統を守り、祭りを盛り上げていくのは大変な事で、だんだんと先細りになっていくのが常で、7年も経つとメンバーも変わってくるのではと思う。

   
 御船会館の中で午流さんの娘さんに説明していただきながら、沢山の賞状と午流さんが作った人形が展示されていた。

   
 この2人の写真は誰が撮ったのか、なぞとなっていて、それぞれの会の人形師がお互いに今年の出し物は内緒で、人形つくりを進めるらしいのです。
でもこのときは、切磋琢磨しながら楽しんでいる様子を私が撮影した一枚でした。

   

   

   

     

 まさに穂高の森は、戦国武将たちの芸術劇場となっていました。

午流さんもきっと喜んでいることと思います。合掌。

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写真展その2

2016年05月15日 | 日常
 5月の連休は瞬く間に終わってしまいました。

「マグナム・ファースト日本展」に行って、60年前のブレッソンやキャパやビジョフなどのオリジナル写真を拝見することができた。

   
マグナムがはじめて開催した写真展の作品が、長い間、行方が分からなかったが、半世紀を経てフランスで発見され、世界各地を回り、日本にもやってきたというものでした。
木箱に入ったまま見つかったので、木箱も展示されていた。

生きている間に、この作品がが見られたこと自体が、私にとっては重要なことで宝となる。

代官山もたまに訪れると、若者でにぎわってツツジがきれいで、風もさわやかだ。

5/2日、連休の合間にペルーの写真家「マルティン・チャンピ写真展」に行く。
ペルーアンデスのチチカカ湖に近いプーノ県コアサ村の出身だというので、私が訪れているかもしれないと・・・。
ペルーにこんなに素晴らしい写真家がいるとは知らなかった・・・。
1891年生まれだが、写真はすべてガラス乾板、見事な粒子だったが一部はインクジェットプリントもあった。

ペルーは2001年に22日間遊んで、夫は4千メートルの登山に行き、私は下の街ワラスでうろうろと写真を撮っていた。インヂィオの人たちの暮らしをもっと撮りたかった。
リマ、チバイ、クスコ、アレキバ、アグアスカリエンティスとまわり、マチュピチュのある街で温泉に入った。
ワイナビチュの山の岩につかまりながら、ようやく登ったことを思い出した。
ブルートレインに乗り、山あいの谷間を走り、クスコに着いたとき、余りにもきれいな夜景に、イスパニッシュの学生たちによって列車内でコーラスがはじまった・・・。素晴らしかった。

写真展の帰りはもちろん恵比寿の街を歩き、目黒まで足をのばしながら撮影してきた。

   

   
 ビルの街で庚申塔を発見、江戸時代の村の名前が書いてある。三鷹や世田谷村、下に人名が彫ってあった。

3日はコニカミノルタで開催されている、井津建朗さんの「ブータン内なる聖地」へ。
1996年「NPO法人 フレンズウイズアウト・ア・ボーダー」を立ち上げ、カンボジアに「アンコール小児病院」を開院した写真家。
私もカンボジアの子どもたちのために、支援しながら写真も撮ってきた経緯がある。
私たちが良く目にする、シルバープリントではなく、プラチナプリントの世界です。
印画紙は紙に自ら薬剤を塗布する方法で、薬剤の種類が違い、塗布の仕方で写真が一枚一枚違ってくると聞いたことがあった。
写真は科学であることが本当に良くわかります。
カメラは大型、乾板だから、じっくりと被写体に向き合い、丁寧に撮影される様子が想像されます。

23日までなので、まだの方は是非、でかけして見てくださいね。

それから、「国展」へ。
カンボジア毎回、撮影ツアーへご一緒する方が国展に入選したので、お友達とご一緒しました。

ここでは、写真は「アート」という世界です。

現代の表現方法で、大変おもしろく拝見しました。

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