足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

モノクロのプリント

2018年11月04日 | 日常
 12月の写真展に向け、そろそろ写真のプリントをして展示できるように準備をはじめなければならない。

デジタル全盛期になり、更にミラーレスが親しみやすくなった時代に、今までのリバーサルの写真やフィルムのモノクロはどう活かしていくかが問われる時代になった。

私はデジタルカメラで撮るようになったのは、他の写真家の皆さんとは違い大分遅いかもしれません。
ミラーレスも最初はリコー、次はSonyNEX、オリンパスOM1 MarkⅡ、遂にニコンZ7へと進化して、SDカードもXQDと進んできた。
写真展も変化してきて、大判の写真の展示が多くなった。
では、私はどうするかと考えるとき、分相応のA3ノビか、A2位のサイズにしようかと考えています。
今でも額に入って昔ながらの展示が好きだという思いがどこかにある。

今までの写真展は暗室に籠ったり、インクジェットでプリントしてきたが、今回は迷ってしまった。

白黒のフィルムからのダイレクトなプリントか。
ラムダプリントにするか。
インクジェットでイルフォードやハーレミューレのペーパーを使用してバライタ調でプリントするか。

それぞれ特徴があることが今回はじめて具体的に違いを見ることが出来た。
モノクロのフィルムを3種類程、それぞれにプリントしてもらった。
出来上がりを見たとき、一見違いがわからないように思ったが、やはりみんな違っていた。
プリント代も非常にに高く、今後も写真展をしていくことを考えると、自分でどうにかしなければならないと考えてしまった。

最近Nikonで発売になったES-2を遂に手に入れた。
フィルムをデジタライズする方法で、ちょうどマクロレンズ60ミリもあり、安く手に入ったので使うことにした。
試行錯誤しながら、そのデータを利用してプリント依頼をすることにした。
詳しくはネットで調べてみると良いと思います。
デジタルカメラの前にES-2を付け、60ミリのマクロを使ってフィルム本体を撮影します。

ISO感度は100、絞り優先F8、AF、中央部重点測光、窓の太陽光で撮影してみた。
撮影後、フォトショップでグレースケールでカラー情報を消して、反転させ保存してライトルームで修正をしていく。
もしかして、やり方が違うかもしれないが、業者の方は使えそうだということになった。
最近ようやく目途がついて、11月6日からのカンボジアへ心置きなく行くことが出来ます。
コメント
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