足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

7月猛暑

2017年07月31日 | 日常
 7月もあれよあれよという間に終わり、8月末には「今年の夏も終わったね」なんて話になる。

  
 8月は1週目にフォトクラブの街歩き、2週目は女性教室の街歩きと続くので合間をぬって安曇野へ行こうかなと思っている。
  
8月は台風が予想されますが、また暑い日が続きそうです。

7月に恒例となっている東京での「カンボジアのスナダイクマエ孤児院の絵画展&撮影ツアー参加者写真展」も無事に終了。
今回は連日、会場にいながら沢山のお客様にお会いすることができた。
考えてみれば代表のメアス博子さんとのお付き合いも17年間も続いた。
最初に一人でカンボジアに行くようになったときは、随分と頼りにしていて、孤児院の子どもたちに会うことが楽しみだった。
メールでのやり取りは、いつも「子どもたちは元気にしている?」と、その言葉から始まった気がする。
2002年の頃に、病院の待合室に置き去りにされた赤ちゃんと出会ったのもその頃だった。

長い年月は私に沢山のことを教えてくれた。
それまでヨーロッパを中心に旅をしていた自分が、アジアの内戦の被害が色濃く残るカンボジアに行くようになって、人の命と向き合った気がした。
それは写真を撮るものとして、何が大事かを教えてもらった気がする。
そ以前の写真展「東欧音楽の旅」や「ポルトガル5月の街角」は、「こんなところに行ってきたよ」という旅写真で終わってきた気がする。
写真学校に通うようになって初めて伝えることの大切さや、自分らしく生きるための写真活動を目指すようになった。
だから今でもアマチュアならキレイなだけの写真でいいのかもしれないが、プロならば更にカンボジアで何を見つけ、どう何を伝えたいかが必要になる。
わかってはいても、まだまだと反省することばかり・・・。
結局はあれもこれもで、わかってないのかもしれない。自問自答・・・。

おおいに悩みながら次の写真展を目指している。

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西新宿を歩く

2017年07月16日 | 日常
 フォトクラブの「街歩き」は久しぶりの西新宿。

今から15年前、高層ビルの多い西新宿に、こんな素朴な下町風情の場所があったのかと驚きながら、夢中になってモノクロのフィルムで撮影した。
成子天神の大きな鳥居の向こうには、アパートがあったり、靴屋さんが小さな入口のドアを開けて、靴の修理をしていた。
そこへ近所のおばあちゃんがおしゃべりに来たり、その奥には美容院があったり・・・。
大きな藤棚の家があったり、成子地蔵尊の社があって、その奥にいつも満開に咲くツバキの木のある家があった。

今では東京都の開発が行われ、この辺りはすっかり変わってしまった。
みんな何処へ行ってしまったのだろうか・・・。
明治のころまで野菜畑が広がり、江戸時代には青梅街道には宿場が置屋が軒を連ねていたとの事。
開発工事の際には、沢山の遺跡などが発掘されたと聞いている。

   
 大きなビルが建ってしまったがその中に神社の富士やまも・・・。 鳥居も新しくなった。
今回はそんな面影を探しながら、西新宿八丁目あたりから、青梅街道を渡り熊野神社のまで足をのばしたが、最終目標の地点まで行かないうちに夕方になってしまった。

   
 古いアパートには、住む人もいないようだ。     草むらにうごめく猫がいた。
写真は行けば必ず何かが撮れる、まず行く機会を多く持つことが大事なこと。

    

 次回はお台場周辺を歩く予定。
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