足立君江 写真ライフ

ー東京の街・安曇野・カンボジア撮影記ー

   

準備完了

2021年09月26日 | 日常
 2018年2月にカンボジアの写真展、「カンボジアの農村」ー暮らしの音が吹き抜けるーを開催。
6月に「笹本恒子写真賞」の受賞が決まり光栄にも12月にはJPS(公)日本写真家協会の主催で「カンボジアの子どもたちと」の写真展を開催することができました。
同時に「カンボジア 里の民」の写真集を出版。
今回の「東京の横丁一本桜」は、それ以来の2年ぶりの個展になります。

2019年には3月にカンボジアへ、9月には電通からの依頼でパナソニックのソーラーランタンを使用するカンボジアの村を取材。
7月は「カンボジア撮影ツアーのグループ展」、同じ11月に「カンボジアの撮影ツアー」と目まぐるしく忙しい年でした。

2020年~2021年と写真家としてのコロナ禍の活動は、写真学校の講師やフォトクラブで終わりそうでしたが、やっと写真展になりました。

季節、時は過ぎていくばかりで、こんなつまらない生活はしたくなかったのですが仕方ないですね。

さて、今までの個展もそうでしたが、作品はほとんど自分でプリントを作成、紙をどこのメーカーの何を使うか試すのも面白いものです。
最初はモノクロ、デジタルになってからも、ピクトリコさんの「セミグロス、シルバープラス」、エプソンの「絹目調」、ムセウという紙、イルフォード、などなど色々使いました。キャプションはどうするか、付けるか付けないか、展示方法は写真の大きさはと考えていき、パネル化、オーバーマットで額装かと考えてきました。
展示のレイアウト実寸の縮小版で、作っていきます。
撮影して選んで見ていただく、これは基本ですが簡単にはいかない。
人と同じようにしようとしても個性は出ないし、自分の個展なので好きなようにしようと考えた次第です。

選んだ写真の良し悪しは、私の師匠の英伸三先生に意見をいただき、展示順も意見をいただいたりしてきました。
その過程がとても面白く、勉強になります。

あとは自分が思い通りに進めていきます。

29日に展示予定ですが楽しみです。

  
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写真展の案内

2021年09月09日 | 日常
すっかり秋めいた気候になりました。
あんなに泣いていた蝉の声でしたが、気温が下がると同時に聞こえなくなりました。

写真展のご案内です。

「東京の横丁一本桜」

日 時  9月30日(木)~10月6日(水)日曜日休館
     AM10:00~PM18:00  最終日 PM15時

場 所  アイデムフォトギャラリー「シリウス」
     東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
     TEL  03-3350-1211

内 容
 子どものころ小学校の校庭の真ん中に一本の大きな桜の木があった。
花びらの降る中を飛び回って、木の下で家族と弁当をひろげた、人生に節目、節目に出会った季節が懐かしく甦ってくる。
破壊とリニューアルが繰り返される東京で、懸命に命をつないで咲く老木に、心をうたれ生命力を感じた。
古い住宅の庭や、迷い込んだ路地に、またビルとビルの隙間に60年を超える桜が力強く、ひっそりと咲いていた。
卒業記念や店の開店記念、戦後間もない桜もあった。
無残にも伐られる運命にあいながら、様々な環境の中で咲く姿が愛おしく思えて、桜に聞いていた。
   「来年もまた会いたいね」と。

  


写真展に向けて、挨拶文、キャプション、レイアウトなどの準備に入っています。
コロナ禍の自粛生活のなかでまとめた写真展です。
動きがとりにくい毎日ですが、出来ることから何かやらないと時計は止まることはなく、動き続けているわけで写真展は成功させたいと願っています。

最近は写真を見直すことが多くなりました。
後になってから気づくことも多く、繰り返していると「あ~こっちのコマの方がいいじゃないか」なんてほくそ笑んだり・・・。

またコロナ禍と言っても、写真家の皆さんは懸命に仕事をしています。
写真文化の発展の為にも、撮りっぱなしは良くないですね。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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