怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

北半球、冷えているようで。頭も寒い。

2018年02月24日 | 衣類の工夫
髪が短くなったら頭が寒くて仕方がない。
何年か前の冬の終わりに買ったこの帽子が家の中で大活躍。

写真になると高級品に見えるが、ポリエステル100パーセントの廉価な品。
投売りで50セント(約80円)だった。でかい頭の私も使える大きさ。
夫はこれを被っている私の姿を見ると怒る。
ただでさえ、一緒にいる時間が少ない。新しい髪形にご満悦の彼、それを帽子で隠してしまっては台無しだ。
「わたしはずっとこの短い髪で大丈夫なのに、どうしてりすはだめなのですか」
そりゃあ、何年も短髪でいれば寒さになれるだろう。
それを説明したのだが納得行かない様子。ああ、あと数日で私も帽子なしで過ごせるだろうから待ってくれっ
もっと気温が上がってから切るべきだったか。

某ボランティア活動の部屋は暖房があるにもかかわらずひどく寒い。
それを義母に嘆くと、彼女は断捨離とは対極にある自分の持ち物から一枚を持って来た。

ひゃー。バブリー!
肩の辺りが広すぎるので、義母はそこをちょいと縫い上げてくれた。
カシミア100パーセントのこの品、私にぴったりだが以前の持ち主は義母の妹なのだそう。
え、あのでっかいW子おばさんがこんな小さいものを着ていたの?
驚くと「彼女も若い頃は私よりサイズが小さかったのよ」と義母は答えた。
ドイツ人女性の成人後の成長の仕方は日本人とは比べ物にならないことが多い。
義母は20歳の頃のセーターをまだ着ているのであまり変わっていない様子だ。

このセーター、着てみると非常に暖かい。
色、デザインとも全く気に入らないが、暖かいという重要な点で合格だ。来週は最低気温が氷点下10度以下になる。これを来て出かけることにしよう。