怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

主食はケーキ

2013年05月01日 | お菓子
先日の日曜日に義両親は親族の子供の堅信礼に出かけていた。堅信礼とは「楡の小道で」2013年4月24日記事
戻ってきた義母が手にしたアルミフォイルの包みをいち早く見つけた私。いや、狙っていたわけではないのだけれど。
  
中身はケーキ・・・ふむ・・・・「りすのために持ち帰ってきたのよ、食べなさい」
茶色と白のシマシマのは「地球の歩き方 ドイツ」で解説されているドイツで一番人気の「黒い森のさくらんぼケーキ」ということで、まだ食べたことがなかった私は早速試してみた。
まあまあ、かな。上のチーズケーキはもっとよかった。

日曜日はいつも義母自身がケーキを焼くはずなのに、自分がいないものだから私に命じていた、「焼きなさい」と。
唯一私が一人でできる「りんごケーキ」を焼いた。このケーキが好物の夫は「甘すぎる」、義母は「振りかけたシナモンがこげている」だの言うのですっかり気落ちした私。


これはその数日前の昼食。パンケーキにチーズをはさんで更にオーブンで焼いたもの。そんなごちゃごちゃしたことをすると油分を大量に使うので一枚だけで腹がえらく膨らんでしまう。
デザートではなく、メインディッシュ。不味くはないけれど、そして満腹感があるのだけど、食べた気がしないのが難点。
昔、ケーキバイキングに行くために食事を抜いてできるだけ多く食べようとしたことが二度ほどある。
二回とも腹はくちくなったが食べた気がしない、という後味の悪さでケーキバイキングにはあれから行くことがない。
今日もパンケーキだった。日本で言うクレープ状に薄く焼いたものだ。ジャムやシナモンシュガーを添えて食べるのだ。生地にも砂糖が入っていて甘い。
私がジャム無しで食べると「ジャムを添えなさい!味がしないではないですか!」と義母が叫ぶ。
やっぱりドイツ人は味覚が発達していないのだな、いや、人種の問題でなく加齢で味覚が弱ってきているのかも・・・とぼんやりと考えながら無理やり飲み下してその場から逃げ出すことに神経を集中した。

ウチの食生活はケーキが主食といっても大げさではない。
ちゃんと食事をしていない、と私の脳が反応しているので、困ったものだ。

追記。
ジャムパンケーキが昼食だった今日、義母は午後からケーキを焼いた。
さっき、声をかけられた。「なぜ食べないのか?」
も、もう無理です、お義母さ~ん
  

ついでに載せちゃえ、義母の新作、
  
スパイスケーキ。


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真剣に糖分取りすぎを危惧しなくてはならないこの頃。大丈夫かい、わたし・・・