怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

パンツは二日

2013年05月17日 | 近隣の人たち
珍しくレストランで食事。いろいろなブースがあって目の前で料理してくれるシステムが面白いと感じたもので。
撮影許可を求めると「顔は撮らないでね」との条件付でOKをもらった。どうみてもヨーロッパ人に見える女性が作る野菜炒めだ。大量の野菜を高熱でしゃきっと仕上げる、という料理は欧州の伝統にはない比較的新しいものだ。
  
油を敷き、両手いっぱいの野菜を投入。
  
こちらの調理コンロは平らなことがほとんどなので、中華なべはこうした特別な熱源を使うこともあるのだろうな。
一般家庭にはあるのだろうか?

はい、できあがり。おいしかった。が、食後に喉が渇いて仕方がなかった。それさえなければ、このレストランの場所と名前を紹介したかったのに!惜しいっ
やはり、外食は危険、と思ってしまった。

さて、このレストランで一緒に過ごした在独日本人仲間との会話。
彼女が日本に帰省したとき、きょうだいと下着の着用日数について話題になったそう。
日本ではブラジャーを毎日替えて洗濯していたが、ここでは数日着用するということを言ったら驚かれたらしい。
「それは不潔よ」と彼女のお姉さん。「ちゃんと毎日変えなさい」とアドバイスをもらったそうな。
ここの生活で衣類があまり汚れないことを発見するのは簡単である。日本では1日着たブラウスの襟が汚れて洗濯しなくてはならないのが普通だったのに、ここでは何回も着ることができる。
そういう事実を知ってしまった私たち欧州在住日本人女性たちは、同じブラジャーを何日か使うことができるのだ。
また、これは私の個人的な事情なのだが、ドイツの衣類一般が大きすぎてなかなか自分に合うサイズや好みのデザインがないので簡単に購入できない。
洗濯で衣類が傷んでいくという事実を知ったのもここの生活だ。極力洗濯を避け、衣類を長持ちさせて次回の帰省時まで持たせるという過酷な状況の私には、毎日ブラジャーを洗濯するのは危険すぎる行動だ。
私は彼女に言った。
「私なんか、パンツも数日使いますよ」(この場合のパンツは、下着のパンツである)
この一言はドイツ生活経験年数がほぼ私と同じ彼女を仰天させた。
「り、りすさん、それはやばいんじゃあないですかっ?」

昨日は約3週間ぶりの我が家の洗濯日だったが、洗濯されたパンツの数が一番多かったのは私のだ。
同じパンツを2,3日使っても一番洗濯に出す数が多いのは私、ということは他の三人はいったい何日使っているのか考えるだけでも怖ろしい・・・
ちなみに義両親も夫も臭くない。夫など衣類の洗濯頻度は異様に低いが自分の洗濯(シャワー)頻度は異様に高い。肌によくないのでは、と私が心配になるくらいだ。
そういうわけで、パンツを2,3日使ったところであまり害はない、ということで私はこれからも堂々と日本人には不潔と思われる行為をしていこうと思う。
パンツもこちらで数回買ってみたが、サイズを探すのも苦労したし、見つけたところで数回の洗濯でほころびてくる。
日本で買ったものは非常に上質(義母も日本の繊維製品の上質さにいちいち驚いている)なので大切に着用している。大切に着用って、何日も使うことなのかい、って突っ込まれたら困るなぁ・・・
だいぶ慣れたけど、やはり苦労は尽きない外国生活さ。




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汚女まっしぐらな私を応援してくれるのだろうか~うほほほ~