怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

治安がいいというのはどういうことか考える

2021年03月18日 | ひとびと

ほとんど毎日のように

送られてくる迷惑メール。

そのほとんどが日本のアマゾンと称しているものだ。

アマゾンが送ってきているのではないのは明らかで、

だれか引っかからないかと

大勢の悪さをする人たちが

私をターゲットにしていることがわかる。

ドイツアマゾンにもアカウントを持っている。

ドイツアマゾンからは、

一度もこうした怪しいメールが来たことがない。

 

日本人の多くの固定電話を持つ家庭は、

留守番電話に設定しているだろう。

かかってくる電話は、ほぼセールスしかないからだ。

特に、高齢者家庭では必須ともいえる。

ここでも全くないことはない。

義両親たちの電話には数日に一度くらい

あるようで、私はそばで聞き耳を立てている。

オレオレ詐欺と呼ばれるようなものも

あったようで、注意喚起のポスターを

撮影してブログ記事にした記憶がある。

それでも、日本と比較すると、

セールス電話もオレオレ詐欺も

稚拙なようで、義母はいつもの勢いで

「必要ありません!」

と簡単に通話を切っている。

 

日本人がターゲットになりやすいのか、

日本の犯罪者が頭がいいのか。

いずれにせよ、

私は「日本が治安がいい」

という言葉を否定したい。

日本のほうが頭を使った犯罪に満ちている。

 

 

 

 

 


今年初のクリスマスカード

2020年11月04日 | ひとびと

ニュージーランドに住む

日本人仲間から封書が届いた。

開けてみると、鳥のイラスト。

小さく書かれた「メリークリスマス」

今年一番に届いたクリスマスカードは

ニュージーランドからだ!

郵便事情の悪さを考慮して、

早めに送ってくれたそう。

こうしたカードはいついただいてもうれしい。

しばらく、立てて飾っておくんだ。

 

早速彼女にもクリスマスカードを書いている。

年賀状を書かなくなって十数年。

その代わり、クリスマスカードを出すようになった。

欧州に住んでから気づいた。

クリスマスは冬至を一年の始まりとしたお祝いだ。

北半球、それも特に高緯度地域にふさわしい。

日照時間が短くなり切ったところで、

これから日が長くなり、気温も上がる希望のお祭りだ。

このように感じると、

キリスト教徒でなくてもクリスマスを祝いたくなってくる。

 

 

 

 

 


ビールを飲まないドイツ人一族

2020年10月18日 | ひとびと

ドイツと言えば、

ビールをガンガン飲む人々、

という発想になる。

私も、であったころの夫との初めの会話の糸口として

ビールを話題にしたものだ。

だが。

彼はほとんど飲まない。

日本在住時はひどく飲む機会が多く、

そういう場合は彼も場の雰囲気を壊さないよう付き合って飲んでいた。

周囲の日本人たちが

顔を真っ赤にしていい気分になっているのに、

夫一人だけが「飲み足りない」とばかりに

平然としていたのを思い出す。

 

その後、驚いたことに、

義両親たちも義姉も、

とにかく、彼の周囲のだれも飲まないことを知った。

タバコも吸わないし、酒も飲まないって、

別の事に楽しみを見出しているのだろうな。

そうだ、ケーキだな!

今、この瞬間も義母はケーキを焼いている・・・・

こんな一家なのに、

親族、知人たちは

訪問時にワインを持ってくる。

なにやら普段スーパーで見かけるものより

見た目が麗しいけれど、

とにかく飲まないウチなので、

このまま永遠に地下室に置いておくだけの目的の品だ。

相手のことなど構わず、形式的にワインを贈っているのが

見え見えさ。

もしかしたら、贈られたものを回しているだけかもしれない。

 

 

 

 

 


汚い人たち

2020年03月30日 | ひとびと
無料配布の健康関連冊子に出ていた介護士。

この人がテーマでなく、介護士一般の内容なのだから、何も皮膚に描いていない人を選べばいいものを。
「それはドイツが刺青に寛容だからでしょう」
という意見もあるだろう。
刺青に反対の人物もたくさんいる。
たとえば、夫。
夏場、一緒に歩いていたら、前方に激しく刺青した男性がいた。
夫は私に普通の声量で「あ、汚い人」(日本語)と言ったので爆笑してしまった。

日本で、そんな場面に出くわし、夫が同じように言ったらどうなるかと想像すると楽しかった。
いや、たぶん日本の刺青した人たちがいまだにちょいとそれなりの雰囲気をさせている人々だろうから、夫もひと目でそれを判断してくれることだろう。


討論、口げんか、言い争い、因縁付けられる・・・を覚悟の生活

2019年10月01日 | ひとびと
ちょいと親しくしているドイツ在住日本人ブログ仲間Mさんの記事。
他人に声を荒らげる私…こんなワタシに誰がした⁉︎
日本の生活では考えられないような人物とここではしょっちゅう遭遇する。
いや、日本のクレーマーも相当凄まじいから、まあ、そういった人物が商売とは関係なく発生してしまうドイツかもしれない。
Mさんも、私も、全くの他人に初対面で大声で反論する自分に本当にびっくりしてしまうんだ。
いったい、ここの人々、どういう育ちをしているんだ?
小学校では「わからなくても手を挙げて自分の存在を主張しなければならない」と聞いた。
先生に指されて答えるように促されれば「わかりません」でいいらしい。恐ろしい世界だ。
子供の頃からそういう風な環境でいると、他人にどうでもいいことで因縁付けることができる人物に育つのか。

上のMさんの例はそんなに頻繁に起こらないが(でも、起こるっ)会話中の討論など日常茶飯事だ。
下の写真を送ってきた知人。国際的に人気のフランクフルト書籍見本市の一日バスツアーだ。

彼女に逢うと「行けない」という返事を書いたにもかかわらず、再び尋ねられた。
「土曜日の朝7時に集合ですよね。ウチからバスがありません」
と、実にもっともな理由を言ったら
「旦那さんに送ってもらえばいいではないですか」
そう来たか。さあ、答えはこうだ。
「毎日午前0時を過ぎて帰ってくる彼の生活です。週末の早朝にたたき起こすのは危険です」
すると、彼女は更に提案。
「義理のご両親に送ってもらえば?」
高齢の義両親たちにいつもの違う生活テンポの物事を頼むのは危険だ。
また、自分の楽しみのために彼らを使うのは非常に心苦しい。
さあ、彼女はわかってくれただろうか・・・・
「では、りすさん、自分で運転して集合場所まで来れば?」
車の免許を持っていない人は、車を運転するということがどういうことかわからないのだろう。乗ってきた車はどうするのか?日常的にまったく運転していない私が、早朝暗いときに一人で運転って、ありえない。
しぶとく勧める彼女に、この段階でかなりいらだっていた私。
日本の日本人だったら、これほどまでしつこく勧めないのではなかろうか?
だんだん自分の口調が荒がっていることに気づいた。まずいっ
この女、討論好きなんだ。旦那さんともよく政治などで言い争いを楽しんでいるらしい。

ちょいと深呼吸をして、対策を変えた。
「田舎の生活って、こうなんです。文化的なものから遠ざかっています。もう、何年も前からこの自分の状況を受け入れています」
実家生活では頻繁にコンサートや展覧会に出かけることができたが、ここではいつも交通手段に悩まされる。
一人で出かけるとなると、義両親たちや夫が午前0時を過ぎて帰宅するのを嫌がる。
家族の心配かけてまで文化的なものに接しよう、と思うほうが間違っていると自分の状況を理解している。

この説得は、彼女を黙らせた。
このテーマの会話を終了することができた。











いつものように一人で演説する義父

2019年09月30日 | ひとびと
北ドイツから来客があった。
義両親たちの古い知人だ。
でっかいキャンピングカーでやってきた。この車の維持管理にどのくらいお金がかかるのだろう、この夫婦、年金生活者のようだが一体いくら収入があるのだろうか。

夫人も旦那さんもわたしに「グーテンターク」と挨拶をしたので、私はびっくりした。
うわー、教科書のドイツ語だっ
ウチ周辺で「グーテンターク」という言葉を聞くことは、ほぼ、ないっ
ドイツ各地に方言があるのだろうが、この夫婦の話し方は聞き取り易かった。義母もいつもより標準語を話そうと努力をしていたみたいだ。ドイツ語は北部で話されているものが標準語となったのか。

夫人は、ケーキを褒め私に向かって私が焼いたのかと尋ねた。
そうか、彼らはここに来るのは初めてなのか?義母ケーキ攻めにあったことがない幸せな人たち?
義母は私たち夫婦が「二階に住んでいる」と彼らに説明した。この夫婦には私たちが台所を共有していて、食事も一緒だと言うことは知らされていない。
敷地内同居、二世帯住宅は普通にあるドイツだが、我々のような完全な同居は珍しい。言わないほうがいいだろう。
かわいそう、と思われるだろうから。

義父はいつものように一人で演説していた。
たまに、夫人のほうもしゃべりたくて口を挟んだが、義父の勢いには負けてしまっていた。彼女の旦那さんはずっと黙りこくっていた。
普段、しゃべりたくてたまらない義父だ。彼らの来客は絶好の餌食だ。
きっと楽しいひと時だったに違いない、義父・・・・・
おいしいケーキの代償だぞ。普通は一切れしか食べられない女性たち、彼女はふたきれ食べていたものねっ

夏はタトゥー自慢の季節

2019年06月20日 | ひとびと
今年も見に行ってきた国防軍の日の催し物だ。
本物戦車を目の前にしても、以前ほど興奮しなくなってしまった。毎年見ているうちに見慣れてしまった。

いろいろ撮影した。私もユーチューブのアカウントを持っているのだけれど、10数秒の動画をアップするのに30分以上かかるという貧しいネット環境なので最近は断念している。なので、他のユーチューバーが挙げているこの日の動画を検索してみた。
よくまとめられている。Tag der Bundeswehr Dillingen 2019 私が見れなかったところもきれいに撮影されている。

実のところ、もっとわたしに興味深かったのは人々だ。
好天に恵まれて、薄着のみなさんは肌を盛大露出して、冬中隠していた自慢のタトゥーを披露していた。

なんだかねぇ・・・・。はっきり言って、美しいとは思えないのだが。

せめてブラの肩紐の色をどうにかしてくれれば・・・いや、ブラが食い込んでいるのが見える服装も美しくない。

普段は見えないふくらはぎ。男性にはいい位置かもしれない。

日本ではタトゥーを入れた外国人観光客を温泉にいれていいかものかどうかを論議中らしいではないか。
要するに、温泉業者がもっと稼げるかどうかという問題なのだろう。その時、タトゥー入り客を許して、日本のその業界の本物さんたちも常連になってしまい、将来の稼ぎに影響がでるかが賭けのようなものかな。
そういえば、日本の「本物タトゥー」を私は見たことがない。
日本の日本人にはタトゥーを見るいい機会かもしれないぞ?

ここでの生活での印象では、ここの人々のタトゥーが素晴らしい、とは思えない。
図案がなんだかテキトーっぽいのも変に思える。やたらと漢字を使いたがるのも怖い。「鼠」と首に入れていたお兄さん、彼の干支なのかもしれないけれど・・・・なんか、違うんじゃないか、と思っちゃう。
日本だったら、もっと綺麗なものを考えるのではなかろうか、と期待する。



一緒に住むことさえしなくなってきている傾向を感じる欧州

2019年05月29日 | ひとびと
半年ほど前に知り合ったドイツ人L子さんとL雄さんは、2017年の大晦日の夜に渋谷で年越しをしたのだそう。
また日本旅行をしたいと言っている。
さて、この二人は恋人同士になって数年だそうだが、一緒に住んでいない。双方とも一人暮らしをしている。L子さんの両親は同じ市内に住んでいる。私から言わせれば、家賃のムダだが、きっと彼女の両親も口うるさくて一緒にやっていられないのだろう、と思った。
子供を早く独立して生活させるには一挙一動に意見してうるさがらせればいいのだ!それを我慢して一緒に生活している夫など、もう、例外中の例外だ。
日本在住時には「欧州人は子供たちは両親の家から早く出て独立して生活する。家賃の節約のために恋人と同棲することも多い」と読んだ記憶があるが、必ずしもそうでない例はたくさんある。
住居を借りたり買ったりするのはドイツ人でも相当な経済負担なので、二世帯住宅や親の敷地内に子供や孫が家を建てるなどの例もたくさん見ている。

ところが。最近のまた新しい傾向なのか。
このL子L雄カップルのように、一緒にすまない恋人同士も増えているのではなかろうか。
お互い好きでも、一緒に暮らすとなるとお互い外では見えない嫌な部分が見えてくるのは当然だ。一人で暮らしたほうが楽なことは親から独立することでみなわかっている。

アフガニスタン人Sさんの場合。
彼はつい数ヶ月前まで滞在許可について非常な苦労をしてきた。難民として入国して10年近くになる。アフガニスタンの情勢が必ずしも非常に危険であるというわけではないという事実があるらしく、なかなか長期滞在許可が下りなかったらしい。
ところが。
Sさんはとうとう長期滞在許可が下りた。
ルーマニア人女性との間に子供ができたからだ! 少し前までこの事実は極秘にされていたが、彼女のおなかが目立つようになってから公開してもいいことになった。
お相手は長身細身の知的美人。前の男性とのあいだに8歳の女児がいる。ここでは教育関係の仕事に就いている。
EU国籍者、ドイツでしっかりとした職業を持っている女性とのあいだに子供を持ったので、滞在許可がでた。
私は当然彼女と結婚をするだろうと思っていたら、どうもしない様子だ。
それどころか、一緒に住むことも考えていないらしい。これはかなりのショックだった。

アフガニスタンといえば、家庭について保守的な考えをする人々が多いと思っていた。
いまでも日本でさえ子供ができたら結婚、という発想がをする人が大抵なのではなかろうか。

結婚どころか一緒に住むことさえしない人々が増えつつあると感じる。
そのほうが関係が上手く行くからと無意識の部分で避けているのかもしれない。
父母と子供、祖父母などと一緒に住む習慣が次第になくなっていく。みな一人で生活するようになり、たまに外で良い部分だけを見せ合うというのが普通になっていくのかもしれない。
どうだろう。次の10年後が楽しみだ。











歩道の落ち葉はブロワーで吹き飛ばして、植えられている低木に絡ませておく、大雑把過ぎるドイツ。

2018年11月30日 | ひとびと
在独ブログ仲間のミドリさんから質問をいただいた。この国に落ち葉を掃き集めるためのちりとりは存在するのか、と。
彼女のブログ記事にもなっていて、私も一緒に悩んだ。

義両親たちも秋から冬に掛けてせっせと庭の落ち葉を集めているのを観察できるが、いや、私は生半可に観察していることに驚いた。
どんなちりとりを使っているかとのミドリさんの質問にすぐに答えることができなかったからだ。

ミドリさんの結論によると、ここでは落ち葉を集めるための特別に大きなちりとりは存在しないようだ。
私は数度落ち葉集めにちりとりを使っているのを目撃したものの、それはあまり例のないやり方のようだ。

ウチ周辺の公共部分清掃方法で一番よく見る光景は、ブロワーで吹き飛ばすやりかただ。
これはかなり大雑把な作業で、一箇所に集めて落ち葉を持ち去る、ということはない様子だ。
以下の写真のように植え込み部分に入れてしまうのが一般的。

その作業の現場も撮影したかったものだが、人物を撮影するのはなかなか難しい。

ミドリさんにちりとり問題を指摘されて、初めてこの光景が気になり始めた。
いったい、このままで大丈夫なのだろうか。今年に始まったことではないので、このままでいいのだろう。
あとからこの低木に絡まった落ち葉を処理しに来るのだろうか?このまま上手いこと落ち葉は腐って栄養分になっていくのだろうか。

日本でもこのブロワーは存在するようだが、まさか、こんな風に仕上げることはないだろう。
だが、あの道具だけで一箇所にまとめるのは難しいから、あとからほうきで掃き集めて持ち去るのだろうか。

疑問去らない落ち葉問題。

ちなみに、義両親たちは自作の長い柄の付いた庭用ちりとりで落ち葉などを集めて処理しているのを確認!



長期外国生活で変わってくるさまざまな感覚

2018年10月22日 | ひとびと
興味深いコメントをもらった。

行きつけの医院で撮影した男性用小便器を添付した記事についてだ。
これを読んで、はっとした。
私の物事に対する感覚が非常にドイツ化していることだ。
この記事を作成中に、私は便器写真を掲載することについてまったく閲覧に差しさわりがあるという発想がなかったのだ。
全くないのだから、困ったものだ。このようにしてコメントでももらわないと知らずにどんどんトイレ写真を掲載し続けていた。
・・・っていうか、過去にはかなりたくさんのトイレ写真をブログ記事にしているので、このコメントをくださった方は、比較的新しいこのブログ読者とも想像できる。
いらっしゃいませ、りすわ~るどへ!
りすわ~るどには、他のブログにないドイツを紹介しているので(義両親同居ってのがその最大)容赦がないことをときに覚悟してもらおうとお願い申し上げる。

それに対し、こうした意見もあるので、人によって感じ方はさまざまである、と結論できる。

汚いものに関してはドイツ生活、または日本以外の外国生活では慣れが必要だ。
ここに来た当初、あらゆる場所が汚く感じたものだ。神経質なほどに衛生を重視する日本の環境にいると、比較的汚いもの平気だった私にもドイツ生活の初心者時には不衛生極まりなく感じるものばかりだった。

今は状況が変わってきているが、数年前までは大抵のパン屋では店員が手づかみでパンを取って客に渡していた。
もちろん、いちいちその手を消毒している暇などない。現金受け渡しも同じ手で行われていた。
肉屋でもそうだったらしい。それは想像するだけでも凄い光景だぞ。私は肉屋に行かないのでその実際を見たことがない。

ドイツが汚いのは移民・難民が多いからだろう、と思われている方々もいるだろう。
難民を一気に受け入れたのは確か2014年前後だ。それ以前からここに住んでいる私だ。また、夫は5年間の日本生活で、日本の一番気に入っている部分が「衛生的である」という発言をしていることから、日本のきれいぶりは世界一と断言してもいいだろう。

そんな日本からきた私が、今ではすっかり汚いものが平気になり、それを平気で撮影して公開してしまうようになった、と理解していただきたい。
これからはなるべく気をつけて写真掲載に励みたい。

では、さっそく。閲覧注意。
今度は汚いものではない。

公序良俗に反する、とか意見をもらいそうな画像だ。
いや、著作権侵害?
仕事先で何気に置かれていた何枚かの絵葉書の一枚だ。

全裸の男女の後姿なのだが、男性は人によっては性器の一部がはっきり見えているんだ。

不思議なことに、こちらのテレビ放送23時ごろまでは女性の乳房が丸見えの映画やドラマは少ないのだが、男性器丸出しは結構あるんだ。
ベッドシーンでなく、着替えやシャワーのシーンであることが多い。
初めのうちはいちいちびっくりしていた。ここに移住して数年間は夫と一緒にサウナへよく行っていた。混浴なので、ごく普通に、男性器を見てしまうことを鍛えられた。

こんな環境にいると、下の絵葉書など、ほとんど普通にやり取りできるレベルの裸像だ。


右端の子供が、この全体の様子を和ませてくれる。うん、かっこいいねぇ。

前衛的という風にも感じない。
「ちょいとこんな風にしてみよう」って周囲のスタッフに尋ねたら同意を得て、早速脱いで、撮ってみた、という印象さえある。
右上には「ベルリン大改革」という意味のタイトルが書かれたあるぞ。
うふふ、効果的かもしれない。





新しい機能を使ってみる。

2018年08月13日 | ひとびと
gooブログの新しい機能なのか。一年前の記事を使った思い出記事を書こうと誘われた。

入院生活もケーキまみれかっ
友人が虫垂炎手術のために入院した。こじんまりとした病院で、多くのここ周辺の人々が入院するいつもの大病院より落ち着いた雰囲気だった。二人部屋の隣のベッドは空いていて、ビニールシ......


2017年8月13日記事

ははぁ、お見舞いに行ったなあ。
その彼女は、すぐに元気になって今も健康だ。
うーん、この機能は読者のためでなく、私自身の思い出のためのようだ。
ま、せっかくここまで書いたのだから、公開することにしよう。

欧州人のくなくな髪の毛はときに非常にすてきになることを認識

2018年07月20日 | ひとびと
年金生活者ドイツ人M子さんの髪型がすてきだったので撮影させてもらった。
いつもはいい加減なのに、この日は非常に気温が高くて肩にたれているのがうっとおしかったようだ。

M子さんはどんなにこれが簡単にできるか実演してくれた。
くるくるっと大きく外側に巻いて、ぱっちんどめで止めるだけ。え!そんなに簡単なの?
推定年齢70歳の彼女だ。彼女の髪は地色なのか不明。若い頃より髪の量は減っているだろう。
それでもこの髪形の美しさに惚れ惚れしてしまった。
 
いつもはM子さんのちょいと癖のある性格に辟易しているのだけれど、この日は彼女自身もご機嫌なようで、愛らしかった。
アフリカ人難民女性たちにドイツ語指導をするM子さん。

さて、帰宅すると、いつものように義母が私に命令した。
「ケーキを焼いたので食べなさいっ」
このときは小腹が減っていたので、普段はうっとおしい彼女の命令もちょいと嬉しかった。

そのケーキも、普段と違ってちょいと旨そうだ。

ズッキーニ入りケーキ。
今年はケーキにするほどズッキーニが収穫できているのだろう。
二箇所ほど黒く見えるのはレーズンだ。夫は嫌いなので絶対食べないだろう。全体が茶色いのはシナモンが小さじ2杯入っているから。
レシピには300グラムの砂糖をつかうとあるが、義母はその半分の量にしたそう。それでもまだ充分甘い。ドイツケーキレシピの砂糖の量に注意!
しっとりしていておいしいケーキだった。

二日ほど干した大根をビンに入れた。
こんな風にすると、切り干し大根もなかなかオシャレなような・・・



軽装過ぎる仕事着

2018年07月17日 | ひとびと
約束の時間より早く訪問してしまったら、まだ先に来た客がいた。
ノースリーブのTシャツに今流行の柄物でゆったりした幅のパンツ、素足の女性が何やらこの住居の引渡し関係について説明していた。
友人ではなく、何かの会社の社員が赴いてきたのだとわかった。

服装も、持ち物もとてもビジネスをしているとは思えない。
ドレスコードがほとんどなくなってしまったドイツ。
現在60歳くらいのドイツ人女性が、40年近く前ミュンヘンの放送局へ初出勤の日、雪だったのでパンツスーツで出かけたら「スカートに着替えてきなさい」と言われたそうな。
義母によるとマレーネ・ディートリヒがズボン姿で公の場に登場したときは批難ごうごうだったとか。
そのくらい厳しかった昔のドイツだ。
地元大企業A社の写真の通勤風景を見ていると、それぞれの持ち場に相応しい服装をしている(製造現場の人たちがロゴマークが入った作業着で通勤するのは驚いたものだが)。まったくドレスコードがなくなってしまったわけではない様子でもある。

布袋に入れられた資料・・・・
しかも、その袋がほつれていて。

でも、この数分あとの出来事にはさらに驚かされた。
やってきた私が日本人と知ると、流暢な日本語を話し始めたのだ。
フィンランド人の彼女、子供の頃からお母さんが日本人と文通などをしていて、自然に彼女も日本に興味を持つようになったのだとか。
16歳のときに千葉県流山市の高校に1年間留学し、そのあと日本で大学まで進んだそうな。
現在はドイツ人と結婚し、二人の子供の母親だ。こうして日中はこうして働いている。
母語のフィンランド語、ティーンエイジャーの頃から磨きをかけていた日本語のほか、もちろん英語・ドイツ語を流暢に操る。
最近、日本語を母語のように話し、読み書きも普通にできる欧州人にたびたび出くわす。
先日の韓国人によると、彼女の母国でもハングルを自由に操る外国人が増えたそうな。
中国語は説明するまでもない。
東アジア各国に興味を持つ人々が増えている。

そういうわけで、彼女の仕事には相応しくないと思われる服装と持ち物に関しては許してやることにした。
日本語を話すだけで、こんなに寛容になってしまうのは少々甘いか?うほほほほ。







馬はウンチを撒き散らしながらパレード

2018年07月12日 | ひとびと
先週末の街中のお祭り。金曜日の夕方から三日間開催された。
その金曜日、開会のパレードがあった。

短いパレードだ。小規模振りを比較しなくても感じてしまう。
在住のみんなは「適度な大きさの街で素晴らしい」と褒め称えることがほとんどだ。ケルンからやってきたドイツ人E子さんは6年で耐えられなくてケルンに帰ってしまったけれどね。
上の動画はパレードの初めの集団で、その後ろには数十メートルの仮装行列が続いた。
立派で大きな馬も使用されていて、私には馬がとても魅力的に見えた。

こうして画像にしてしまうと、その大きさやぴかぴかした毛並みまで伝えることが難しい。

そういえば、乗馬は太ももの筋肉を鍛えるのにいいと読んだ記憶がある。
夫が日頃から「脚を太くしろ」と言っているが、乗馬を習う経済力はないなぁ・・・

普段、テレビや映画で馬を頻繁に見ていても、彼らがひっきりなしに生み出すフンが映し出されることは全くない。
生で観ると、もう、フンだらけ。
それを片付ける係りがパレードの最後にちゃんといて、集めて歩いていた。

でもねぇ。ほとんどの仮装が、特に女性のものが長いスカートで、それが地面に触れているものがたくさんあったんだ。
彼女らはそれをほとんど気にしないで歩いていた。いや、気にしていたら見せるパレードにならないものね。
欧州人は彼らのトイレの歴史から、糞尿に対して寛容なのかな、と考えさせられた。

もう一点。
彼女らは肥満に対しても寛容なのではないか。
この、腹丸出し仮装の彼女たちのおなかは、この服装用に鍛えていない様子だった。
っていうか、この状態が普通なのか?
日本人だったら、このような大きなおなかの人は、この仮装を避けるのではないか?
いろいろな物事に寛容、私の言葉では「テキトー」なドイツ。
ますます魅力的・・・、かもねっ

      

ドイツ国籍を取得した両親がいないアフガニスタン人男性が彼女を募集中

2018年06月21日 | ひとびと
1999年生まれの難民サミア君に両親がいないと聞いて驚いた。
理由を尋ねようと思ったけれど、きっと爆撃などで亡くなったものだと予想し、避けた。
こうした青少年は早くドイツ国籍を取得できるようだ。
「日本に旅行したいです」
と私に相談してきたんだ。アフガニスタン国籍者では日本へ旅行が面倒だろう。
「八月に出発したいです」
と言うので、まず繁忙期なのでそれは無理だろうということ、また非常に蒸し暑く、観光するにはあまり適さない時期だとも説明した。
「日本語を勉強したいです」とも言うので、旅行のためだけに日本語を勉強するのはムダ、とも説明した。
ごめんよ、日本語教師の皆さん!

そして、お決まりの次の相談。
「彼女を探してください」
ドイツに難民としてやってくる独身男性の多くの悩みなのだろう。
母国アフガニスタンでは、おそらく伝統的な方法で自動的に結婚できるのだろう。また、20歳を超えたくらいで結婚できるのかもしれない。知っている難民アフガニスタン人女性の多くが20歳そこそこで第一子を出産しているからだ。
サミア君も平和なアフガニスタンだったらもう、婚約くらいしていたのかもしれない。
ここではまず、アフガニスタン人独身女性が非常に少ないと思われる。
また、意外なことに「アフガニスタン人は嫌」という意見も聞いた。外国に住む同胞がうっとおしく感じるのはどこの国の集団も同じなのか、と考えさせられた。

19歳に彼女を探すって、今の私の状況ではかなり難しい。雰囲気に圧倒されて、はい、と返事をしたものの、一体どうしたらいいものか、さっぱりわからない。
これがそのサミア君。
ジムで鍛えた体脂肪率低そうな身体。

難民のための、またはイスラム教徒のための合コン、なんて、ないだろうなぁ。
いや、あるのか?

日常の行動範囲は片道15キロがせいぜい、の私にはドイツになにがあるのか、さっぱりわからない。
何か、方法があるかお尋ねしたい。

追記。
一緒にいたアフガニスタン人難民S君と三人でいたのだけれど、興味深い話を聞いた。
目の前を黒い頭巾姿の、しかも目元以外全部隠したイスラム教徒の女性が自転車で走り去って行った。
S君とサミア君は私に言った。
「あの頭巾はアフガニスタンでは禁止されています。顔を見せないことはテロリストとみなされてもいいと判断されています。ドイツも、そうした理由で禁止しなくてはならないです」
そういわれてみればそうだ。
ヘルメット着用のままコンビニに入ってはいけない、というルールが日本にあった記憶がある。
イスラム頭巾とヘルメットを同等に考えるのはおかしいかもしれないが、少なくとも、何か悪さをしても顔を判断される可能性が低くなる、という利点を考えて犯罪に及ぶ可能性は高い。
かなり熱心なイスラム教徒でさえ、目だけ開放頭巾(ニカーブ)を否定するんだ。彼らの意見をドイツ政府に伝えたいものだ。